「会った瞬間にこの人しかいないと思いました!」相手を見た瞬間に運命を感じるのはよくある事。
驚くべきはその後すぐに結婚したという、いわゆるスピード婚。
スピード婚についての定義はそれぞれあるようですが、出会っておよそ1年以内の入籍を指すのが一般的だそう。
実際にスピード婚ってどうなのか気になりますよね。
そこで今回はスピード婚のメリットやデメリットをいくつか調べてみましたので、ご覧ください。
■ラブラブな気持ちで結婚できる
まずはスピード婚のメリットから見ていきましょう。
スピード婚のメリットといえば、やはりこの点が断トツではないでしょうか。
恋は付き合い始めが一番盛り上がる時期です。
そんな状態のままで結婚できるので、一番ハッピーな状態だと言えます。
スピード婚を成し遂げた夫婦の中には、一緒になってからもよくデートをするという人もいるそうです。
交際期間が長いと「何となく…」「年齢も年齢だし…」と仕方なしに結婚してしまう夫婦もいます。
しかしスピード婚の場合はお互いが燃え上がるような、恋愛状態のままで結婚できるのが何よりのメリットと言えそうです。
■相手の短所すらも好きでいられる
「あばたもえくぼ」ということわざがあります。
相手の短所すらも長所に見える程、相手のことが愛おしい時に使われる言葉です。
スピード婚のメリット二つ目は、相手の嫌な所も好きになってしまうこと。
これをデメリットと考える人もいますが、結婚生活においては割とメリットになるのではないでしょうか。
例えば男性があまり家事を手伝わない人だとします。
スピード婚の場合は「あなたは仕事で疲れているから休んで」と女性から労いの言葉をかける余裕があります。
相手を気遣う言動は恋愛状態にあるスピード婚なら納得です。
■新生活にお金がかけられる
出会ってすぐに結婚が決まったカップルは、手持ちのお金を全部新生活の費用に回せます。
交際期間が長いとどうしてもお金のことに関しては、シビアになってしまう人も少なくないでしょう。
結婚式にはいくら必要で、新居のためにも貯めておかないと…と気付いたら無謀な貯金計画を立ててしまうことも。
不景気が原因の一つでもありますがお金のことを心配するあまり、結婚からどんどん遠ざかるカップルも増えています。
しかしこれがスピード婚の場合はちょっと違うのです。
同棲やデート代にほとんどお金をかけていない状態からの新生活。
二人のお金を出し合えば、意外とたくさんのお金を新生活にかけられます。
挙式を豪勢にしたり、家具を好きなブランドで統一したり、そういったこともスピード婚のメリットになります。
■離婚率が高い
スピード婚はメリットだけではありません。
今度はスピード婚で実際に立ちはだかる壁についても見ていきましょう。
まずは何といっても離婚率が高いこと。
やはり相手のことをよく知らないまま結婚してしまうのが一番の原因です。
燃え上がるような恋愛の末にスピード婚に踏み切ったはずだったのに、熱が冷めるのも一瞬だそう。
ひどい場合は新婚旅行に行って「やっぱり離婚しよう」となる話も存在します。
■周囲の反対が圧倒的に多い
大物芸能人にもスピード婚をして周囲から祝福されているニュースを見掛けます。
しかし実際に自分の身内にスピード婚をする人が現れると、素直に祝福されないのが世間の考えのようです。
特に私たちの両親世代では考えられなかったスピード婚。
きちんとある程度の交際期間を経てから、という段階がお決まりなので早い結婚には理解が薄いのです。
いくら相手のことが好きだから結婚すると言っても「ちょっと急ぎ過ぎじゃない?」と心配されてしまいます。
こういった周囲の反対も充分にあり得ることなので、何を言われても受け答えができるように二人の間で対策を考えておきましょう。
■初めてのケンカで気持ちが冷めることがある
スピード婚の場合、結婚後に初めてケンカを経験することがあります。
相手の凄まじい怒り方や、罵倒するような物言いに「こんな人だったの?」とショックを隠し切れなくなってしまいます。
最初は我慢できるかもしれませんが実際は初めてのケンカが引き金となって、気持ちが急激に冷めるケースもあるのです。
そうなるとスピード婚を決意したことに後悔を覚えるようになってきます。
結婚後の「こんなはずじゃ…」を無くすためにも、相手を怒らせるとどうなるかをリサーチしておく必要がありそうです。
いかがだったでしょうか。
スピード婚に限らず、結婚するということはメリットもデメリットもあるのです。
メリットについてはその特徴を最大限に生かし、予想されるデメリットについては予め対策をしておきましょう。
結婚はただの交際と違って「別れよう」と思っていてもすぐに別れられるものではありません。
スピード婚とはいえ、現在も幸せに暮らしている夫婦もたくさんいます。
自分達の選択が本当にこれで良かったのか、きちんと考えを整理して結婚に踏み切るようにしましょう。