「もっと考えてから結婚すればよかった…」既婚者がリアルに後悔する4つの瞬間(ページ2)

三十路独女かつ婚活中の私は、よく既婚の友人から結婚生活の話を聞きます。
結婚してよかったこと。
結婚して後悔したこと。
この2つを聞くことで、リアルな結婚事情を把握したいと考えているからです。
特に結婚のマイナス面には耳を傾けて、結婚後にどうすれば上手くいくかを研究しています。
今回は、そんな体験談を聞いた中から“既婚者が後悔しがちな瞬間”を取り上げてみたいと思います。
考え過ぎもよくないですが、結婚生活を疑似体験するつもりで、参考にしていただけたら幸いです☆

「もっと考えてから結婚すればよかった…」既婚者がリアルに後悔する4つの瞬間

■1:結婚してから死ぬまで旦那を愛し続けていけるか自信を持てない…

■1:結婚してから死ぬまで旦那を愛し続けていけるか自信を持てない…

プロポーズを受けた瞬間は、幸福の絶頂ともいえる瞬間。
誰しも「結婚できる!」「楽しい結婚生活にしたい!」と前向きです。
でも、結婚してから時間が経つにつれ、“旦那への愛情”について深く考える瞬間があるようです…。

・朝目覚めた瞬間、隣に寝ている旦那の顔を見て、一生愛していく自信をなくした
・旦那の顔、体型の老化スピードが早く、愛情がなくなっていった
・独身時代と変わらない趣味への投資に呆れ、熟年離婚が頭をよぎった

などなど、ちょっとしたことで、愛情が薄れてしまう瞬間があるようです。
結婚後に大きく変化するのも不安。
しかし、独身時代と変わらない状態も不安。

結婚=生活であると同時に、愛情も失いたくないと考える人は多いと思います。
恋愛感情の愛は保てなくても、家族愛が生まれれば死ぬまで愛せる、と話してくれる友人もいましたが、
自分の結婚観と照らし合わせて、じっくり考える時間も必要なのでしょう。

■1:結婚してから死ぬまで旦那を愛し続けていけるか自信を持てない…-2

■1:結婚してから死ぬまで旦那を愛し続けていけるか自信を持てない…-3

■2:キャリアを手放さなかったら、充実した人生だったのでは…?

■2:キャリアを手放さなかったら、充実した人生だったのでは…?

女性が躍進している時代になったとはいえ、やはり結婚をした女性は負担が大きいです。
子どもがいなくても、家事全般は女性がこなし、仕事もするのはハードな生活。
ましてや出産、育児も同時にこなすとなれば、旦那の協力がないと働きにくくなる仕事がほとんど。

私の周囲の既婚女性は、やはり自分のキャリアのことを後悔するケースが多いです。
バリバリ働いていた人の場合、結婚を機に働き方を変えてしまい、昇進を逃したというケースも…。

子育てのために残業なしの仕事へ転職し、独身時代より給与が減った人も多いです。
転職しなかったとしても、勤務時間を短くしたり、勤務スタイルを変更したり、
「独身時代より周囲の目が冷たく感じ、働きにくさを痛感する」という意見がたくさん聞こえてきました。

いつ仕事を失うか分からないご時世では、専業主婦をしている余裕がないというのが現実。
経済面のことを考えているとき、「もし独身でキャリアを積んでいたら…」と後悔する瞬間があるようです。

最近は、女性を応援する企業も増えつつあります。
結婚して育児をしながら働きやすい環境を整えてくれる企業をあらかじめ探しておくなど、
事前のリサーチや準備をしておくと安心かもしれません。

■2:キャリアを手放さなかったら、充実した人生だったのでは…?-2

■2:キャリアを手放さなかったら、充実した人生だったのでは…?-3

■3:独身生活を送っていたら、いろいろな余裕があったかもしれない…

■3:独身生活を送っていたら、いろいろな余裕があったかもしれない…

ふとした瞬間、単純に「独身のままだったら、今頃どんなライフスタイルだったかな…」
現実逃避したくなることがある、という意見は断トツに多かったです。
私は結婚をまだ諦めきれない状態ですが、既婚女性には「羨ましいな…」とよく言われます。

何が羨ましいかを聞いてみると、“独身”という気楽さが一番羨ましいとのこと。
既婚の状態は、何かと足かせがあるため、不自由さを感じるそうです。
旦那に縛られ、姑に縛られ、子どもに縛られる…。
そんな生活が窮屈に感じられ、突然嫌になり、逃げ出したくなる瞬間が訪れるそう。

もし結婚をしないで独身生活を送っていたら、もっと豊かな人生になったのではないか。
そんなことを自問自答する友人が多いです。
結局は「お互いないものねだりだね」という結論に至りますが…。

家族ができることは、それだけ責任が増え、自分の時間を持てなくなるということ。
時間の拘束、気持ちの拘束から逃げ出したくなる瞬間は、
日々の生活の中でストレスが積み重なり、訪れるようです。

「結婚したら、上手にガス抜きすることが大切だよ」というアドバイスをもらいました。
「なるべくお金がかからない方法で」という追加事項も。
私のように身軽な独女と会って愚痴をこぼすのも、そのストレス発散の一環だそうです。

■3:独身生活を送っていたら、いろいろな余裕があったかもしれない…-2

■3:独身生活を送っていたら、いろいろな余裕があったかもしれない…-3

■4:子ども、両親に関する意見の相違が消えない…

■4:子ども、両親に関する意見の相違が消えない…

将来のことを細かく話し合わないまま結婚してしまうと、子どもや両親に関する問題で意見が衝突。
「こんな結婚生活は望んでなかった…」と後悔することがあるそうです。

特に、スピード結婚したり、勢いで結婚したり、授かり婚をしたりする夫婦に多いようです。
きちんと未来のことも計画しておかないと、結婚自体が危ぶまれることも…。

たとえば子どもの件です。
夫婦のどちらかが「早く子どもが欲しい」と考えていても、
もう片方が「ゆっくりでいい」と考えている場合、子作り問題で揉めることがあります。

結婚前と結婚後に意見が変わる場合もあるため、定期的に子どもに関する意見交換は必要だな、
と既婚の友人の話を聞いていて感じました。
女性の場合、妊娠と出産、育児には年齢の壁や体力の問題など、悩ましいことがたくさんあります。
それを旦那に理解してもらえないと、夫婦の危機になる場合があります。

また、両親の件も喧嘩が勃発しやすいです。
結婚直後は元気な親も、数年後には年老いて、同居問題が発生するケースは多いです。
最近は同居を強要する人は減っているようですが、年老いていくと気持ちも弱り、
別居を望んでいたはずが同居を匂わせる人も多いようなので、きちんとした話し合いが必要でしょう。

結婚は結婚相手だけじゃなく、相手の両親のことも頭に入れることが大切。
「両親との相性がかなりウエイトを占めるよ…」という重い話もいただきました…。
結婚前に、家族や将来のビジョンなどもきちんと話し合える相手かどうかも見極めが大切ですね。

■4:子ども、両親に関する意見の相違が消えない…-2