親戚や職場の人に「結婚しないの?」と聞かれた時の上手な切り返し方とは

親戚や職場の人に「結婚しないの?」と聞かれた時の上手な切り返し方とは

「結婚しないの?」と20代後半、30代となったら女性は周囲からよく聞かれるようになるでしょう。母親、父親だけでなく、祖父母や親戚、結婚している友達から職場の同僚、上司にまで聞かれるという女性も多いのではないでしょうか。そんなとき、「モラハラです!」と言い返す以外に、大人の女性として上手い切り返し方を考えたいですよね。そこで今回は周囲の「結婚しないの?」という言葉に対して、上手く切り返す言葉をまとめてみましたのでご覧ください。

繰り返される「結婚しないの?」という質問に疲れる女性たち

繰り返される「結婚しないの?」という質問に疲れる女性たち

少し前の時代に比べたら結婚は晩婚化しつつあります。今の時代は結婚にメリットを感じない20代、30代が増えているそう。
特に女性は結婚して家庭を守るより、男性と同じようにバリバリ稼ぐキャリアウーマンが当たり前になってきています。
仕事にやりがいを感じているとなかなか結婚の事まで頭が回らないのも仕方のない事。

しかし、そうなってくると周りの親戚や友人からの「何で結婚しないの?」という鋭い指摘が降り注ぎます。
そっとしておいてくれたら良いのに…しかしそう上手くいかない事もあります。親戚の集まりや職場の飲み会、久しぶりに会った友達から「結婚しないの?」と何度も聞かれると疲れますよね。

適当に返事すると返ってくるのは、「理想が高すぎるんじゃない?」「もういい年なんだから」「子供欲しくないの?」というこれまた疲れる会話ばかり。
これ以上結婚しないことに関して深く突っ込まれないように、上手く切り返して早めにこの会話を終わらせることが大切です。

「結婚しないの?」と聞かれたときの上手な切り返し方

「結婚しないの?」と聞かれたときの上手な切り返し方

早速「結婚しないの?」と聞かれた時の上手な切り返し方を紹介します。自分の状況や聞いてきた相手に合わせて使い分けましょう。

「結婚に向いていないので、結婚はしないと決めているのです」

どんな物事にも向き不向きはあると思いますが、結婚にも同様に向いている人、そうでない人に分かれます。
結婚に向いていない人とは、単純に考えて家事が苦手であったり、育児に大きな不安を抱えていたりする人と言えそうです。
家庭に入って料理や掃除に専念する主婦よりも、外に出てバリバリ稼ぐ方が性に合っている女性も現代では珍しくありません。

そういった女性は、自分が大人しく家庭に入っている姿を想像するのがなかなか困難です。
結婚を現実的な事として捉えられない女性は、このようにハッキリ言っても良いと思います。

他にも自分自身に強いこだわりがある人も、どちらかと言えば結婚に向いていないのかもしれません。
人に対する好き嫌いが多い、趣味の時間は必ず確保したいなど、極端なマイルールを持っている人も結婚に不向きだと自覚があるようです。
自分自身で「結婚には向いていないから結婚しない!」と決めている人は、周囲が余計なお節介を働く前にガードしておくのが良いでしょう。

「交際中の男性がいて、時期が来たら結婚を考えます」

結婚しない=相手がいない、という事では決してありません。
中には交際相手がいるけれど、諸事情によりまだ結婚を考えていないカップルも当然いるのです。

実際に相手はいるけれど、二人で貯金をもう少し貯めてから。
どちらかの身内に最近不幸があり、結婚を先延ばしする事にした。
ただ単にまだ結婚は早いと考えている。

このように、交際している人がいても、人それぞれに結婚しない理由も多数存在します。
結婚しないのかと周囲からせっつかれたら「相手はいるので、時期が来たら考えます」と正直に言えば、それ以上は何も言ってこないはずです。

「結婚よりしたい事があるので考えていません」

一昔前は結婚をしたら一人前だと言われていましたが、もうその考えは古くなりつつあります。
現代は結婚をしないでも十分に生きていける世の中。
そんな中で無理に結婚しようと頑張ってもきっと疲れてしまうだけです。

自分自身の中で「これだ」と思うよう事があれば、それに没頭するのも悪い事ではありません。
それが仕事でも趣味でも、結婚の幸せに勝る魅力があればどんどん打ち込んだら良いのです。

周囲に「結婚より優先させたい事なの?」と聞かれても、それは周囲ではなく自分自身が決める事。
自信をもって打ち込める事であれば、堂々と「こっちの方が面白いから結婚は考えていない」と素直に言いましょう。

「良い人がいたら紹介してください」

結婚したくても出来ない人というのも実際に存在します。
周囲は結婚適齢期を迎えて、幸せな家庭を築いていくのに自分だけが置いてきぼり…。
見た目も性格も悪い方ではないと思うのに、タイミングが悪く良縁に恵まれない人もいますよね。

しかし年齢を重ねるごとに素直になれないのが女心です。
本当は素敵な結婚相手を探したいのに、素直に周囲に頼む事ができない。
ここは一つ勇気を出して「良い人がいれば紹介してください」と明るく言ってみましょう。

相手は「紹介したい人がいるのだけど会ってみない?」という意図で聞いてくる可能性もあるからです。
そうなれば話は早いですよね。
変に見栄や意地を張ってしまう事で、素敵な出会いを逃さないようにしましょう。

「今婚活中なので、良い報告ができるように頑張りますね」

こういった切り返し方は、結婚に対して前向きな回答になるので、周囲の余計なお節介を受ける事なく済みます。
「どうして結婚しないの?」という言葉にウンザリしているのであれば、婚活中でなくてもこのように返しておくと良いでしょう。
聞いた方も「結婚したい意欲があるなら大丈夫」と安心するので、それ以上何も聞いてこなくなるので非常に楽なのです。

ただし婚活事情をよく知らない人は好奇心で「婚活ってどんな事をしているの?」と聞いてくる恐れがあります。
そういう質問にも返せるようにいくつかの返答を考えておきましょう。
ごまかしが苦手な人なら「それは内緒!」と茶目っ気たっぷりに逃げるのも一つの方法です。

「結婚しないの?」と聞かれたら冷静に返して話を早く終わらせよう

「結婚しないの?」と聞かれたら冷静に返して話を早く終わらせよう

何度も繰り返される質問にイライラしないことが重要なポイントです。こういう質問をしてくる相手は「結婚しない女性」を型にはめて考えるタイプが多いです。「結婚しないなんてかわいそう」「女の幸せは結婚だ」と思っている人に、ムキになって反論すると「そんなんだから結婚できないんだよ」という考え方をされてしまいます。
こういう人とは会話を続けるだけ時間の無駄ですので、なるべく冷静に切り返して話を早く終わらせることが大切です。無理に話を切り替える必要はありませんが、落ち着いて対応しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
結婚は人生の一つの分岐点。しかし現代の世の中では、結婚が人生の全てではない社会になってきています。独身でも十分に生きていけるし、むしろ結婚した方が窮屈で不自由に感じる事もあるのです。
そうはいっても年上の先輩や上司などは、結婚する事を強く進めてくる事も必ずあります。そのような場合でも、相手を上手く納得させられる切り返し方を覚えておくと良いでしょう。

ABOUT この記事をかいた人

優美(ゆうみ)

関西在住の30代主婦です。 これまでは事務員・ファストフードマネージャーなどを経て現在は接客講師としての道を歩き始めました。 近所の図書館に頻繁に通うのが楽しみで1か月で10冊ほどの本を読んでいます。 道尾秀介さん、恒川光太郎さん、朱川湊人さん、有川浩さんなどのファンタジーやミステリーが好きです。 文章は読むのも書くのも好きなので少しでも皆様の参考になる記事を提供できるよう頑張ります。