断捨離、持たない暮らし、丁寧な暮らしなど持ち物を少なくして、シンプルに暮らす方法はよく話題になります。
テレビや雑誌でも何度も特集が組まれたり、本屋に行けば片付け方など何冊も販売されています。
インスタなどでアップされている写真をみると、シンプルでゆっくり丁寧に暮らすのは憧れますが、現実は仕事に追われて掃除ができず、給料を貰ったら好きなものを購入し、部屋がモノと汚れでごちゃごちゃという人も多いです。
では、どうしたら忙しい中でも、おしゃれなシンプルライフが送れるのでしょうか。
いらないモノは捨てる
モノが少なければ、部屋がモノで溢れかえる心配はないです。
自分の部屋にある収納に余裕で収まれば、丁寧にたたんで隙間に強引に入れ込むなどの面倒な作業から解放されます。
洋服は2~3年着ていなければ、今後も持っていなくても困りません。
高くても毛玉だらけの何年も前に買ったコートなど、周りから見れば値段はわからないので単なる小汚いコートです。
シャツなどは汗の臭いや黄ばみ、シミやヨレているモノは処分しましょう。
古い下着を何枚も溜め込まないで、新しいモノを数枚持っていた方が気分もいいです。
特にブラジャーは、ワイヤーの劣化などで、バストに合わなくなります。
ゴムが伸びきったパンツはセクシーではありません。
文房具なども、景品で貰ったボールペンやメモなど、いつ貰ったかもわからないようなモノは捨てましょう。
化粧品にも消費期限があり、何年も使える訳ではありません。
アクセサリーは安価なモノを大量に持っているより、良いものを数点持っている方が、大切に長く使用できます。
シンプルライフには少ないものを、丁寧に扱うのがポイントです。
部屋の色を統一する
ホテルの部屋をイメージして下さい。
ホテルの部屋は白やベージュ、茶色などでアイテムが統一され清潔感があります。
全ての家具が違う色だったり、暖色と寒色が混ざっていることはありません。
シンプルに見せるように色を統一してあります。
部屋でも落ち着いて見せるために、家具の色やベッドカバーなどの色を統一しましょう。
できれば、アイボリーや茶色などが自然で落ち着いて見えます。
家具の高さも統一し、自分の目線を超えるようなものは圧迫感があるので避けた方がいいです。
ものを飾る場合は、カラフルなモノではなく、同じ系統の色か、ワンポイント程度に他の色を入れるくらいがおすすめです。
モノを外に置かない
テーブルの上や、棚の上には最低限のモノだけにしましょう。
本が積み重なっていたり、届いたDMなどのハガキやチラシなどが散らばっていると、部屋が汚く見えます。
本は本棚に並べるか、読まない本は処分してあちこちに出しっぱなし状態にならないようにしましょう。
引き出しなどが付いている収納の方が、外から中身が見えずにスッキリします。
どこにしまったか分からなくなるほど、ものを持っていても実際に全部使っているのか見直してみると、意外と使わないものが多くあります。
使わないものは処分し、どこに何が入っているが把握できるくらいに収納します。
床にものが置いてあるとそれだけでも部屋がごちゃごちゃするし、掃除も面倒に感じてしまいます。
インスタントやレトルト食品をやめる
インスタントやレトルト食品は、すぐに調理ができるし、安いし、美味しいのですぐに買いそうになります。
特に仕事で疲れて帰った時など、帰宅後にお風呂に入ったり、自炊したりは大変です。
しかし、インスタントやレトルト食品には添加物や香料、保存料など多くのものが入っています。
健康的と言えるでしょうか。
シンプルライフでは、食事も重要な暮らしのポイントです。
丁寧に暮らすには、インスタントやレトルト食品に頼らず、自炊の方がおすすめです。
毎日作るのは面倒という人には、週末にまとめて調理し冷凍保存したり、凝った料理ではなくて簡単にできるものを平日用、少し時間のかかるものは休日と計画しても楽しいです。
どうしてもインスタントラーメンを食べたい時は、ラーメンだけではなく、野菜やワカメなど自分でトッピングをして、炭水化物とスープだけの食事にならないようにした方が、栄養も摂れておすすめです。
片付けは一気に行わない
部屋の埃やお風呂のカビなど、ちょっと気になってしまった部分をそのまま溜め込んでおくと、どんどんと億劫になってしまいます。
ホコリなんて指でつまんでゴミ箱に捨てれば済むし、カビもお風呂上がりにスプレーしておけば、髪を乾かしている間に綺麗になりシャワーで流すだけです。
それをサボって溜め込むと、やることリストがどんどん増えてしまって、やる気がなくなります。
洋服も一度に何枚も畳むのと、1枚だけ畳んで片付けるのではかかる時間が違います。
溜め込んだ分時間がかかるようになり、面倒に感じ気分も落ち込んでしまいます。
ちょっと一手間を惜しまず行動した方が、後から楽して時間の確保ができます。
このように憧れのシンプルライフは特別なものではなく、普段の生活を少し変えるだけで誰でも取り組めるものです。
憧れの生活を手に入れて、毎日帰るのが楽しい家にしたいですね。
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