火星の位置で見る「恋に落ちやすい男性のタイプ」その4(ページ2)

■押さえておきたい火星と月の関係

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ここまで、火星の位置で見る「恋に落ちやすい男性のタイプ」その1で牡羊座からかに座、その2でしし座から天秤座、その3でさそり座からやぎ座、今回でみずがめ座からうお座について、恋に落ちやすい男性のタイプについて見てみました。

ここで、ホロスコープ上の月と火星の関係性についてお話ししましょう。

これまでお話してきたように、火星は情熱やエネルギー、月は精神性を示す天体です。
そんな二つの天体がアスペクトを取った場合は、どういった効果を得られるでしょうか。

自分自身や相手の性格を見るシングルチャートでこの二つの星が60度や120度のソフトアスペクトを取っていた場合、エネルギーや情熱の星が精神性を示す星と良い角度にあるということですから、大胆で勇敢で、自分から困難に立ち向かっていける性格です。勝ち気な性格で、物事に対して自分から積極的に干渉していくため、場合によっては少しおせっかいに思われることもあるかもしれません。その分世話好きで相手を引っ張っていく性格ですから、恋愛においては自分がリードする立場に回ることが多いでしょう。ただし、短気でだらしない状況を嫌うため、同じく主張の強いタイプや主体性のなさすぎるタイプとは相性がよくありません。人間的に成熟した、しっかりしたタイプと相性が良いでしょう。また、この星並びを持つ男性は、上記に挙げたような勝ち気な女性がタイプです。
逆に、90度や180度といったハードアスペクトを取っている場合、このような情熱や気の強さが攻撃性にまで発展してしまいます。怒りっぽく、指図されたり上から押さえつけられることが大嫌いで、何かと揉め事に発展しやすい気質になってしまいます。ただし、金星や海王星などとソフトアスペクトを取っていた場合は、その攻撃性が自分自身に向けられる可能性もあります。

生れたときのチャートと現行の星の並びを見るダブルチャートでこの二つの星がソフトアスペクトを取っていた場合、情熱やエネルギーがあなたの精神に良い影響を与えます。勇気がわく時期で、情熱的かつ積極的に物事に取り組んでいけるため、何か計画や思い切ったことを実行するには良い時期です。告白するにも勇気が出る時期で、たとえ振られても回復が早いので、思い切って実行すると良いでしょう。
ハードアスペクトを取っている場合、ストレスや疲労からイライラしがちで、病気や争いごとに発展しやすい時期です。突然の怪我にも注意しましょう。短気になり、感情を抑えることに苦労しそうです。恋愛においても言い争いや相手に対する不満の感情が爆発しやすい時期です。喧嘩には注意し、この時期を乗り切りましょう。火星も月も足が速いため、影響は長くても一週間程度でしょう。