若いうちならば「これ、知らなかった」「すみませんが、私にはできません」といって済まされることが多々あります。けれど、それなりに年齢を重ねても「知らない」「できない」ばかり並べていてはちょっぴり残念な気がします。これは、仕事やプライベートなどでの様々なしきたりやルールに言えることですが、それ以上に「自分自身について」きちんと理解している必要があるのではないでしょうか。
なぜなら、自分自身のことをきちんと理解できている人は軸がしっかりとしていて、どのような状況でも落ち着いて行動し続けることができるから。
そこで今回は、大人の女性が知っておくべき「レディの条件」をシェアします。
1:自分だけの「ベストスマイル」を見つける
時折見せるさりげない微笑みや大笑いした時のはじけるような笑顔、プライベートで見せる楽しいときの顔など。私たち女性から放たれる笑顔には、周囲の雰囲気を明るく、そして華やかにさせてくれる大きなエネルギーがあります。
周囲の雰囲気までも変えてしまうだけの影響力があるからこそ、レディならば笑顔の作り方や笑い方にも少し気を配りたいもの。
「だって、面白いから!」といって、ついガハハと大笑いしてしまう、もしくは自然な笑顔を作るのが苦手でなんだか引きつってしまっていませんか? それって、すごくもったいないことではないかと思います。
起き抜けの状態で思いっきり鏡で笑顔の練習をしてみたり、セルフィーをしてみたり。あなたにとっての「ベストスマイル」を探してみましょう。また、余裕のある人なら、歯列矯正やホワイトニングをすることでも自分の笑顔に自信が持てるようになるはずですよ。
2:自分だけの「指定席」を1つでも多く見つける
仕事や家事、学校の勉強にと追われていると、次第に心に余裕がなくなってきてしまいます。そう、誰にだって息抜きは必要です。
レディならば、どんな時でも揺らがずに凛としていられる自分であるためにも、自分にとって最高に心地いい場所を知っておきたいところ。
身近な場所であれば、駅から少し離れた場所にある小さなカフェや緑に囲まれた大きな公園のおきまりのベンチなど、あなただけの「指定席」を決めてみるのもおすすめです。
もしくは、仕事や勉強に余裕が出てきたタイミングでひとり旅に出てみることもおすすめです。華やかな都市部に旅行するのもいいけれど、時にはWi-Fiさえも届かないような自然豊かな場所や時間の流れがゆったりと流れる離島を訪れてみるのもいいかもしれません。心身ともにリラックスできる場所を1つでも多く知っていると、自然といいアイデアが降ってくるはずです。
3:お気に入りのブランドを決めておく
みなさんには、「買うなら絶対ここで!」というようなお気に入りのブランドがありますか? トップスやボトムスはもちろん、帽子やバッグ、ハイヒールなど、どんなものでもいいのです。トレンドに左右されることなく、あなた自身が「これが私に1番似合っている!」と、胸を張って言えるようなテイストのお店を決めておく。そうしてお気に入りのブランドを決めておくと、それが「あなたらしさ」をイメージづける、大きな強みとなっていきます。
ファッション誌やSNSでは、日々さまざまなトレンドが生まれ続けています。けれど、そんな一時的な流行や他人と同じ格好をするのはエレガントではありません。自分自身が身につけることで自信が湧いてくるもの、笑顔になれるもの、心がときめくものを一つずつ丁寧に選んでみましょう。
4:自分に「本当に似合う」メイクアップを知る
私たちは、ひとそれぞれぴったりと似合うメイクアップが異なります。そして、どのようなメイクアップがベストなのかは顔のパーツや年齢、そして季節によっても変化していくのです。
そのため、雑誌に出てくるようなメイクをそのままコピーすればいいというわけではないのです。つまり、自分自身の魅力を最大限に引き出すためにはどのようにすればいいのかを知ることが大切になってきます。
いちばん手っ取り早いのは、美容部員の方に直接質問すること。その場でメイク用品を買わなかったとしても、プロのテクニックを取り入れるだけでいつものメイクアップがランクアップするはずですよ。
5:「マウンティング」しない
私たち女性は、周囲と比べる「マウンティング」をすることで自分の地位を確認し、そこから自信が湧いたりなくなったりするそうです。
けれども、自ら選り好みをするなどして人間関係に壁を作るということは、自ら見える世界を狭めてしまうことにもなります。
だからこそ、レディならば自ら人間関係の壁を作ろうとしないことが大切です。もちろん、自分に害を与えてくるような人物から身を守ることも大切です。けれど、自分自身が無理をしすぎずに程よい距離感での付き合いができるようになると、仕事もプライベートもチャンスが広がっていきます。
6:感謝の気持ちは積極的に伝える
「あなたがいてくれたおかげで、今の私がいるの」「いつもありがとう」
みなさんには、感謝の気持ちを伝えたいと思う人がどれだけいるでしょうか。
普段はなんだか照れくさいけれど、伝えたい言葉や気持ちがあるのなら、ぜひその気持ちを手紙や絵ハガキにしたためてみましょう。
もちろん、「いつもありがとう」といった、シンプルなメッセージでも構いません。あなたの暖かい気持ちは、必ず相手へと届くはずです。