自分自身の成長って、自分ではなかなか実感しにくいものではないでしょうか。自分自身の意識としては、10年前となんにも変わっていないし、まだまだ子どもっぽいなあ、と感じるものではないでしょうか。
けれど、どれだけ自分のことを「子供っぽい」と感じていたとしても、誰だって自分では気がつかないうちに少しずつ成長し、大人になっていくものではないでしょうか。
今回は、自分自身では気がつけかないけれど、あなたもきちんと「オトナの女性」になっている5つの証拠をシェアします。
1:「やりたくないこと」を後回しにしなくなる
誰だって子どもの頃は、「物事を最後までやりとげること」と「やり遂げたことで得られる結果」が結びついているとは考えられない人が殆どです。どれだけ綺麗に整理整頓された机で勉強することが好きだったとしても、実際に机の上を綺麗に整理整頓しようとすることはないのです。(もしかすると、社会人になってからでさえ、きちんと整理整頓することが苦手な人だっているかもしれません)
けれどもある時を境に、デスク周辺が「取り返しのつかない状態」になる前にきちんと整理整頓できるようになるのです。その他にも、今日1日のうちに片付けるべきタスクをリストアップして、その日のうちにきちんと終わらせる。着るものが1枚もなくなってしまわないよう、きちんと洗濯をする。
こんな風に、どれだけ「めんどくさい」「やりたくない」と思えるような雑用であったとしても、先延ばしするよりはさっさと片付けてしまったほうがいい。そう感じられるようになると、あなたは間違いなく「成長」しています。
2:計画的なお金の使い方をするようになる
「今日は頑張ったから自分へのご褒美!」
そんな風に何かと理由をつけて毎日のようにカフェで甘いラテを飲んだり、新しい服を買い込んだりするのではなく、「無駄な出費を減らすことこそが貯金するためには必要不可欠なんだ」という“当たり前”のことにハッとする瞬間が訪れます。
そのことに気がつくと、あらかじめ予算を立てて、その予算に見合ったお金の使い方をするようになります。
そうすれば、当然のことのように貯蓄用の口座にお金を移すようになりますし、当然のことのように貯蓄に回したお金に手をつけることも無くなります。
また、貯金額をあらかじめ設定して貯金を続け、徐々に貯金額を増えてきたら、あなたは少しずつ大人に近づいているサインと言えるはずです。
3:「大きな買い物」を自分のお金で買ったとき
皆さんは、これまでに「自分のお金で」買った最高金額はいくらでしょうか。
もちろん、大人になっても両親から贈り物をもらうことはあるかもしれません。けれど、自分の買いたいものをねだるようなことはしないのが普通ではないでしょうか。
例えば、大きな買い物をするために自分でローンを組んだり、事故にあってしまったときのために保険を用意しておいたりすることだって当てはまるはずです。
経済的に自立するということはつまり、自分自身の責任を自分で取るということ。両親からの経済的な援助を受けることなく生活できるようになれば、1人の大人の女性として自立できていると言えるのではないでしょうか。
4:両親の手助けが必要なくなる
たとえあなたがいくつになっても、両親からするとあなたはいつまでたっても可愛い「子供」です。だから私たちもつい、「困ったときは両親がいる」ということやうまくいかないときに「ちょっと手助けしてもらおう」ということに慣れてしまっている人がほとんではないでしょうか。
けれど、大人になると誰かの助けを借りずとも、自分の力で物事を冷静に対処することができるようになるものです。それはつまり、これまでの人生で物事への対処法を自分なりに体得してきたからこそ。
そして、あなたのご両親も物事への対処法を生まれつき知っているわけではなく、時間をかけて体得してきたということに気がつくことが大切です。
だから、たとえいま現在のあなたが優柔不断だったとしても、時間と経験さえあれば、両親と同じようになれる日が必ず訪れます。
5:両親との時間を大切にするようになる
男の子ほどではないかもしれませんが、女の子でも両親のことがなんとなく鬱陶しいと感じる時期があるおではないでしょうか。けれど、ある程度の時間を経て両親との関係が和らいできたのなら、それはあなたが大人の女性に成長したという立派なサインではないでしょうか。
当時は両親がなんだか「敵」のように思えたり、自分のことを「きちんとわかってくれていない!」と、感じたりすることも多かったのではないでしょうか。
けれど、自分自身が成長すると次第に両親に対して共感できる部分が増えてくるようになります。そうして、両親が味わった気持ちや似たような経験をお互いに共有することができるようになるのです。
大人になるということは、自分の両親と本当の意味で「本音で話せるようになる」ことではないかと思います。そして、両親がいつまでも自分のそばにいるわけではないということに気がつくことで、時間があるうちに両親と仲良く、そして楽しい時間を持ちたいと思うようになっていくのです。
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