(2)黒髪ロングの白装束はもう古い!幽霊の姿はやはり多様化しておるぞ【芦屋道顕】

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バックナンバー:(1)幽霊はなぜ皆が長い黒髪で白装束?

さて、発端はスタッフが見つけたこのツイートであるが、

実際に幽霊らしき存在に出逢うたことがあるわしとしては、江戸時代の幽霊画やリングの貞子のような典型的な幽霊はなかなかおらぬ。

わしの祖父などはもしかすると歴史的な霊障の現場では遭遇したことが一度くらいはあるやもしれぬが、平成生まれのわしは皆無じゃ。

■幽霊の多くは「生前の一番自分らしい姿」で出てくる

まず、幽霊として姿が見えても、特に問題のない、生者に害を為すことのない者もいる。それらはたいてい、特に盆の時期に本当にこの世に一時的に戻ってくる身内の霊である。

その場合、愛しい娘息子や孫たちに「おじいちゃんだよ、おばあちゃんだよ」と分かるように、そして決して怖がらせぬように、家族も覚えている馴染みの服装や死に別れた年齢の姿を見せようとする。

まだあの世の者がよく視える7歳未満の子供、特に生死の意味が分かっておらぬ子供であれば、長らくいなくなった祖父祖母と久々に会えたとしか思えぬほど、生前と変わらぬ姿と態度を見せるはずじゃ。