「この人のこと、どうにかして振り向かせたい!……けれど、ルックスにもセンスにも自信はないし、どうしたらいいの?」
気になる男性が現れたら誰だって、その人の気を引きたいと思うことでしょう。けれど、自分に自信が持てなくてうまくアプローチできなかったり、「もう、彼には他に好きな人がいるんじゃないかな」と、早々に諦めてしまったり。残念ながら、人の気持ちを100%動かす保証のある方法は存在しません。けれども、ちょっとした工夫をするだけで、アプローチの成功率を上げることはできるはず。
そこで今回は、心理学をベースとした「さりげなく相手にアプローチする4つのヒント」についてシェアします。
あえて会う回数を減らしていく
テレビや雑誌などで、「人は、共通点が多いなどの親しみを感じる相手に好意を持ちやすい」といった話を聞いたことはありませんか?
互いの共通点をたくさん見つけて親しみを感じてもらうためにはまず、相手と過ごす時間をなるべく多くつくるようにしましょう。その人と会う回数が増えれば増えるほど、相手との会話は弾みやすくなります。そして、会った回数だけ、互いの距離感も縮めやすくなっていくことでしょう。
けれど、ただ単に会う回数を増やしただけでは、「お友達止まり」になってしまう可能性もあります。
ですから、1人の女性として意識してもらいたいと思うのであれば、ある程度親しい関係になったら、徐々に会う回数を減らしてみてください。これまでしょっちゅう会っていたはずなのに、なぜか急に会えなくなってしまう。すると、彼の中では「あれ、どうして最近会えていないんだろう……?」と、焦りにも似た感情が芽生えやすくなるようです。
女性は男性から尽くされるだけでいい
好きな人ができると多くの女性ならば、「彼に喜んでほしい!」と、あの手この手で一生懸命尽くそうと努力するのではないでしょうか。私も、高校生の頃までは愛されたいがために、一生懸命尽くすタイプでした。
けれど、あなたが尽くせば尽くすほど、気になる彼にとってはそれが「当たり前」になってしまいます。
もちろん、相手の喜ぶ顔を想像しながら何かをしてあげることも素敵です。けれども気になる相手にはまず、相手の方から尽くしてもらえるようになることに意識を向けてみてください。
男性の多くは、尽くされることよりも自分が本気で好きになった女性に尽くすことで喜びを覚える傾向があるそう。ですから、あなたが尽くされるようになると「もっとこの子のために、何かしてあげたい!」と考えるようになり、女性のために、より尽くしてあげようとするようです。
では、尽くしてもらうようにするにはどうすればいいのでしょうか? さまざまな方法があるかもしれませんが、個人的には「かわいくおねだり」をしてみるのがおすすめです。
「私、函館に行こうと思っているんだけど、何かオススメの食べ物ってある? ほら、〇〇さんって3年間函館に住んでいたじゃない?」と、茶目っ気たっぷりに質問やお願い事をしてみる。このとき、彼の得意なジャンルのことを質問したりお願いしたりするのがポイントです。
さりげなく、けれど「あなたのことを頼りにしているよ」という気持ちを乗せて質問をすればきっと、あなたのために彼も頑張ってくれるはずですよ。
絶対に、目はそらさない!絶対に!
皆さんは、見つめ合った男女のうち、男性が相手の女性に好意を抱くまで、どのくらいの時間がかかるのかをご存知でしょうか。
2009年に「Archives of Sexual Behavior誌」に掲載された研究論文によると、初対面の男性が相手の女性に対して好意を抱くまでの時間は、平均8.2秒だそうです。残念ながら、女性の場合にはこれが当てはまることは少ないそうです。
けれども、初めてのデートで気になる男性から長いあいだ見つめられたとしたら、かなりの確率で好印象を持ってもらえているということではないでしょうか。一緒にいるだけでもドキドキするのに、見つめ続けられたら……もっとドキドキしてしまいますよね。けれど、そこは目をそらさず、彼のことを見つめてみましょう。
チワワのように潤んだ瞳で
女性の私には理解しづらいのですが、女性の「濡れた瞳」に男性はかなり弱いそうなのです。女性のウルウルとした瞳は、男性にとっては魅力的に映るそう。また、女性のほうも好意を抱いている人の前では自然と、瞳孔が大きくなる傾向があるというのです。
私も、デートの際に「瞳がキラキラとしていて綺麗だね」と、褒めてもらうことが何度かありました。その際、私はコンタクトレンズが反射しているからだと思っていましたが、瞳孔のせいだったのかもしれません。(もちろん、瞳孔が開いているかどうかなんて、もちろん自分ではまったくわかりませんが……)
けれど、暗い場所にいると私たちの瞳孔は自然と広がります。ですから、ちょっぴり気合いを入れたいというデートの際には是非、雰囲気のレストランやカフェ、バーなどをチョイスしてみてはどうでしょうか。間接照明やキャンドルの灯りで、あなたの瞳もより潤んでいるように演出できるはずですよ。