妊娠による辛いつわりはいつまで続くの?

妊娠による辛いつわりはいつまで続くの?

検査薬で妊娠がわかったり、規則正しいかった生理がこなくなった事で妊娠に気づいたり、望んでいた妊娠はどんな方法で陽性だとわかっても嬉しいものですよね。
そして妊娠3ヶ月~5ヶ月くらいまでの間に体に現れる一番の変化は「つわり」です。
妊娠した時に一番に悩まされる事はこの症状ではないでしょうか?
待望の妊娠で喜びもつかの間、辛いつわりに悩まされ、終わりの見えないつわりと戦っている方につわりの時期などについて詳しくご紹介したいと思います。

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妊娠中のつわりはいつまで続くの?

妊娠がわかってから、すぐにつわりが始まった方は多いのではないでしょか?
つわりが始まってしまうと妊娠中という事もあり、薬が飲めず、産婦人科で処方されたとしても、漢方などが多い為、効果は薄く結局はひたすら我慢しなければいけません。
なかなか終わりが見えず、ただただ辛いつわりの症状に精神的にもナイーブになってしまう方もいらっしゃると思います。
つわりと言っても色々な症状がり、人によって症状は異なります。

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つわりの種類

・「吐きつわり」

24時間常に気持ちが悪く、何を口にしても吐いてしまい、酷いと水分さえもしっかりとれない為、脱水症状になってしまい、病院で点滴する方人もいる

・「食べづわり」

空腹時に気持ち悪さや吐き気が襲い、頭痛にも襲われたりします。空腹時以外は気持ち悪さは落ち着く時はありますが、胃のムカムカは常にあります。

・「においつわり」

TVドラマなどでよく目にする、匂いを嗅ぐだけで気分が悪くなってしまうつわりです。
つわりは個人差があります。
強い眠気に襲われたり、イライラしてしまったり、肌荒れが酷くなってしまう方などもいます。なぜ人によってつわりの症状に差があるのか、原因はよくわからないと言われています。

症状の軽い人や点滴を打たないといけなくなるくらい重い症状の人まで。
終わりの見えないつわりにひたすら耐え続けなければいけないので、妊婦さんはとてもしんどいのです。

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つわり平均の期間は?

つわりの時期は平均的に4~5週の妊娠2ヶ月くらいからつわりが始まる方が多いようです。次に多いのは6~7週の妊娠2ヶ月です。平均的にみても生理が遅れて一週間程の検査薬で調べるくらいの時期からつわりが始まる方が多いです。
つわりが治まってくる時期は人それぞれですが、平均的には安定期に入る5ヶ月頃には治まってくる方が多いようです。
ですが、一旦おさまったつわりも後期つわりと言って、今度は大きくなった赤ちゃんに胃を圧迫されて、気持ちが悪くなってしまったり、嘔吐してしまう事があります。この症状も人によっておこる人やおきない人がいます。

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つわりが起きてしまう原因は何?

つわりが起きる原因は医学的には原因が不明で、母体が赤ちゃんを異物とみなすと言う説やホルモンバランスの関係など説は様々なのです。その為、つわりの対処法も人それぞれで自分にあった対処法を見つけていくしかないのです。
吐きつわりの場合は食べたい時に食べれる物を食べる事が大事です。
その為、増やしすぎないように注意が必要です。
欲に任せて食べ過ぎてしまうと、妊婦さんは妊娠中毒になり、検診でひっかかってしまう事があります。このような場合にはなるべくカロリーの低い食べ物を選ぶようにしましょう。もしくはスルメやあたりめなどと言った何度も噛まないといけない食べ物が良いでしょう。
顎を使う事で満腹中枢が刺激され、時間をかけて食べる事で他の食べ物に手を付けずにすみます。
つわりの時期は思うように食べる事ができず、食べたいものも偏ってしまう事が多いのではないでしょうか?
塩辛いものが食べたい!とかすっぱいものが食べたい!などつわりの時期だけ食の好みが変わったりする人はたくさんいます。
そのような時は食べたい物を無理をせず食べる事です。
そして吐きつわりには嘔吐がつきものです。全く食べられなくてもなぜかずっと吐き気がしていて、トイレにこもってしまうなどと言った苦しい事もあります。そのような時は炭酸水をオススメします。炭酸水飲んでゲップをする時にすっきりとするからです。
そして、吐きつわり食べつわりに共通する注意しなければいけないことは「水分をとる事」です。両方とも嘔吐してしまう症状がでる為、体の水分が奪われてしまい脱水症状の危険に陥ってしまいます。水分がとれないほどつわりが酷く体重が減少してしまう場合は母子共に危険な状態になってしまう事がある為に、病院での点滴や入院が必要になってきます。

あまりにも酷い場合は検診日でなくても、通院している病院に確認し受診するようにしましょう。

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つわりは朝も夜も関係なく辛い症状が襲ってくる事がほとんどです。日常でのストレスはつわりの症状の軽減にも関わってきます。周囲の人に協力してもらい、ストレスになることは避けるようにし、自分のストレス発散方法を見つけて下さい。
つわりは必ず終わりがきます。
赤ちゃんが元気にお腹の中で育っている事をつわりで感じながら乗り切りましょう。