徳を積むという言葉を聞いたことはないでしょうか。
シンプルに、良いことをしましょうね~という意味です。この徳を積むことは、あなたのしあわせにつながる行為ということになります。
そして、【徳】といわれるものにはいくつかの種類があることをご存じでしょうか・・?
■【陽徳】と【陰徳】
徳と呼ばれているものには大きく分けて2つあるといわれています。
陽徳は、人に感謝される行為のことを指します。一方の陰徳は、人知れず行った善行。公に人に感謝されることはありません。
電車で席を譲ったり、落ちているゴミを拾ったり、トイレに入ったときに汚れがあったら掃除をしたりと人に知られない分陰徳は、徳がどんどん溜まっていきます。
陽徳は一代限りの徳、陽徳は孫の代まで続く徳と言われています。
■【徳】を積む行為とは
徳を積むにはどうしたらいいの?と思った方へ。徳が積まれるという行為をご紹介していきます。
①人知れず掃除をしたりゴミを捨てたりする
大抵のオフィスは掃除をしてくれる専門業者の方がいたりするので、自分で会社の掃除をするという習慣を忘れがちの現代。自分のデスク周りの拭き掃除や近くのごみ箱をキレイにするなど、出来ることを少しずつやってみましょう。
②募金箱をみたら募金してみる
今やコンビニでも必ず見かける【募金箱】。コンビニで買い物をしておつりをもらったら募金をしてみましょう。金額は少しでもいいのです。
③電車やバスでさりげなく席を譲る
電車やバスに乗ったとき、お年寄りや妊婦、子供連れの方へ席を譲ってみましょう。席を譲ることは少し勇気が必要かもしれません。声をかけることに躊躇する場合は、席を空ける行為をするだけでも徳が得られます。
④今ある事に感謝して一生懸命働く
不平不満、誰もが1つくらい持っている感情かもしれません。でも、仕事がなくなったら生活することも出来なくなってしまいます。今仕事をもらって働けることに感謝をすること、今あることに感謝することで、徳を得ることが出来ます。
⑤常に笑顔で暮らすという心がけ
笑顔と暗い顔をした人。どちらの人と一緒にいたいと思いますか?
笑顔の人の周りにはいつも人が集まっています。人が集まるということは、楽しそうなことがありそうだから集まる、しあわせになれそうだから集まっているのです。いつも笑顔でいるようにすれば、あなたの周りにも人は自然と集まってきます。
■見返りは求めずに徳を積む
徳を積むことで一番大切なことは「見返りを求めない」ということです。
自分のしあわせのためとか、運気を上げたいからなど、見返りを求めてしまうと徳は溜まりません。
人のためを思って行うこと、褒められることを目的としないことが、徳を溜めるための大切なポイントとなります。
見返りを求めずに人へ何かを施すということは、とても難しいことです。徳を積んでいる人は成功者が多く、成功した後も人のために寄付をしたりボランティアをしていることが多いと聞きます。
成功者の多くはこうして、自分が成功したことを謙虚に受け止め、さらに徳を積み上げる行為を続けているのです。
見返りを求めず人へ行った良いことは、必ず自分のもとへ返ってきます。
■おわりに
徳を積むことについてご紹介しました。
徳を積む=しあわせを溜めるということです。
道に落ちているゴミを拾ったりすることも徳を積む行為です。こうして、小さなことからコツコツと続けていくことが、大きなしあわせを溜めることへとつながっています。
まずは、小さなことから始めてみましょう。
見返りを求めず行った小さな善行は知らず知らずに溜まって、いつかあなたの元へ大きなしあわせとなり戻ってきてくれます。
あなたの毎日がしあわせなものでありますように☆彡