実録! アラサー女子、アラフォーを考える

実録! アラサー女子、アラフォーを考える

絶賛アラサー女子のみなさん、こんにちは。
でも、のっけから厳しい一言をお伝えします。
みなさんはいつまでもアラサーでいられるわけではありません。
当たり前ですね。
いずれ、次のステップであるアラフォーに到達します。
アラフォーの後はアラフィフ、さらにアラカンと、年齢は誰でも平等に重ねていくもの。
そこで今回は、まもなくアラサーを卒業する筆者が今考える、アラフォーについてお伝えしたいと思います。

 

物質から精神へ、求めるものの変化

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一つ目のトピックは、アラフォーの幸せとは何なのかということ。
独身の筆者はアラサーである10年間、自分で言うのもおかしいのですが、かなり自由気ままな生活を送ってきました。
数年間海外生活をしたり、趣味にはまったりと、世に言う“自分磨き”にもずいぶんと精を出してきました。
同時に、特にアラサー前半は欲しいと思ったものをどんどんと手に入れ、物質的にも随分と充実した暮らしだったと思います。
気に入った洋服、好きな本、流行の雑貨など、周りはもので溢れていました。
でも、アラサー後半になった頃から少しずつ、ものへの執着が無くなってきたような気がします。
その代わりに興味を持つようになったのが、自分の精神的な豊かさ。
ありがちだと思われるかもしれませんが、素敵な音楽を聞いたり、美術の世界に触れたり、自分の中の価値観や感性を研ぎ澄ませることに強く惹かれるようになったのです。
そんな筆者が今考えている、来るべきアラフォーの10年間の幸せは、より精神的な充足感を求める方向になっていくだろうと思っています。
実はそう考えているのにはもう一つ、理由があるのです。

 

終わりを意識し始めるアラフォー

IMG_4025その理由が、終活という考え方に出会ったこと。
終活とは、人生の最後をどう締めくくるかを考えた行動をすることを指します。
アラサー前半時代は正直、そんなことまったく考えていませんでした。
きっとみなさんもそうだと思います。
でも、アラサー後半に入った頃から、親世代の終活を目の当たりにしたり、実際に同世代の人の突然の不幸に見舞われたりと、筆者の周りでも終活が現実的なものになってきていることを痛感しました。
そんなところからも、物質への執着から精神面での充実を求めるようになったのかもしれません。
現在具体的に何かをしているという訳ではありませんが、アラフォーになればきっと、この終活はさらに身近なものとなるのだろうと思っています。
今のところ、独身生活を続ける予定の筆者にとっては、手続きなどの現実面での準備も必要になることでしょう。
来るべきアラフォーの10年間、終活についての考えを固めていかなければいけません。

 

最後の恋をしてみたい!?

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先ほど、独身生活を続ける予定だとお伝えしましたが、もちろん恋をし続けていたいという気持ちは、アラフォーになっても持っていたいもの。
ドラマの世界や芸能界では、アラフォーの恋愛や結婚も日々話題にはなりますが、現実問題として、“アラフォー女子に恋のチャンスがあるのか”ということを考えると、確実にアラサー世代よりはチャンスも可能性も減るだろうと思います。
でも、それにはめげたくない!!!
もちろん、若さや愛嬌、かわいらしさで勝負をすることはできませんが、アラフォーらしい教養や自分らしさでなら、少しは勝ち目があるかも(笑)。
もう一つ、アラフォーの恋や結婚を考える時に避けては通れないのが子どもを持つことについて。
高齢出産をする女性が増えている時代ではありますが、やはりこれまた現実的には、子どもを持ちたいと考えるのであれば、アラフォーがほぼラストチャンスだと言えます。
筆者の周りのアラフォー女子たちの中には、実際にパートナーに対して、“女性が出産をできる年齢にはリミットがあること”をしっかりと伝えたという人も。
男性にはなかなか現実味のない話なのかもしれませんが、もしも子どもを持ちたいと考えるのであれば、アラフォーの10年間は、そこに重きを置いたライフプランを考える必要がありますね。