モノも気持ちも!? 溜め込み女子とは?

モノも気持ちも!? 溜め込み女子とは?

先日テレビ番組で見かけたのが、モノを捨てられない女子たち。
部屋にモノがあふれているのに捨てることができないという人たちがいるようです。
でも、その気持ち分からなくもないですよね?
人は、モノだけでなく、気持ちもついつい溜め込んでしまいます。
そこで今回は、そんな溜め込み女子についてレポートしたいと思います。

 

溜め込み女子ファイル①いつか使うが口癖のアラサー女子

a0780_000249メーカーで経理の仕事をしているA子さんは、自他ともに認める溜め込み女子です。
コンビニでもらう箸やお手拭きに始まり、あちこちから届くダイレクトメール、ネットショッピングで届く段ボールまで、ありとあらゆるものを溜め込んでいます。
そんな彼女の口癖は“いつか使うかもしれないから”!
そもそもきっかけは、仕事だったというA子さん。
“経理の仕事って、書類を保管しておかなければいけないんです。そのクセがついてしまって、いつの間にかプライベートでも、何かあった時のために取っておこうっていう気持ちになっているんですよね。まぁ、実際には使わないだろうと分かっていても、不安というか……”。
とはいえ彼女が暮らしているのは1Kのマンションのはず。
家の中はどうなっているのかと思えば、“あまりにもモノが増えすぎて収拾がつかなくなったので、最寄り駅の近くにあるレンタル倉庫を借りています”とのこと。
ここまで来るともう、何をか言わんやという気持ちになりますね。

 

溜め込み女子ファイル②呪いの手帳を持つ女

2017_03_26IT系企業で働くB子さんが溜め込んでいるのは、モノではなく、気持ちです。
彼女のバッグの中にはいつも分厚い手帳が入っています。
外勤のない仕事をしているB子さんに“なぜそんなに分厚い手帳を持っているの?”とうっかり聞いてしまったところ、返ってきた答えが“スケジュールを書くためではなく、イヤなことがあったり、ムカついたりした時にその内容を書くための手帳なの”。
えーっと……怖い。
元々内気な性格だという彼女、しかも職場は男性が多く、あまり親しい同僚もいないんだとか。
さらに毎日パソコンに向かっていることがほとんどなので、ひどい時は丸一日誰とも会話をしないなんていうこともあるというから驚きです。
“本当は、その時に思ったこととかを言えるような人がいればいいんだけど、今はそういう人もいないし、かといってそのままにしておくと心が荒れるような気がして。それで手帳に書くことにしたんです。ほら、自己啓発本とかによくあるでしょ? 気持ちを書き出してスッキリするみたいなの。最初の頃は確かに手帳に感情を書くことで気分転換できていたんだけど、最近は過去に書いたものを読み返して、さらにイライラするようになっちゃって……。この手帳は、私のネガティブな感情を全部溜め込んでいるんです”。