恋愛にお茶が活用できる？
昔からいわれるナンパの誘い文句に「お茶しませんか？」というものがあります。ダイレクトな告白ともデートに誘うのともちがってお茶には曖昧でありながら親しみを感じるような不思議な場をつくる文化が育ってきました。
殺伐とした戦国時代でも交渉の場として茶道が用いられたように、お茶は昔からコミュニケーションを円滑にするツールとして認められてきたようです。
今回は緑茶・紅茶・コーヒーそれぞれの効能に注目しながら恋愛にどのように活用できるか考えてみたいと思います。
緑茶にはリラックス効果がある→ケンカした時の鎮静に
抹茶をはじめ葉が緑色のものを使う緑茶の香りには、リラックス効果や集中力を高めて思考を明晰にする効果がみとめられています。特にうまみ成分であるテアニンを多く含み、これには鎮静作用があるといわれています。
日本人になじみ深い緑茶は、ペットボトル商品も豊富でどこでも気軽に飲むことができます。普段飲むのはもちろん、彼とケンカしたときなどに冷静になりたいときは暖かい緑茶を香りを楽しみながら飲んでみるのがおすすめです。
ただしカフェインも含まれているので、妊娠中は禁物です。妊娠していなくてもみやみに飲み過ぎるのも注意しましょう。
紅茶はコミュニケーションツール→気になる人と時間を過ごす時に
紅茶はもともと緑茶だったものが発酵をとおして変化したものです。中国のウーロン茶やインドのアッサムティーなど種類も豊富でそれぞれにまだ解明されていない効能があるとされています。
18世紀のイギリスでは東洋からもたらされたばかりの紅茶に貴族たちが魅了されていました。貴婦人たちは紅茶は東洋の万能薬であり美容と健康に良いと信じていたそうです。ティーカップの底にのこった茶がらで未来を占う紅茶占いなるものも流行ったそうです。
そんな歴史のある紅茶には、コミュニケーションを活発にする効能があるといわれています。緑茶とはちがう渋みがかった深みのある香りと味わいは、英国紳士達のティータイムをにぎやかな物にしていた事でしょう。
気になる男性との初めてのデートで自然な会話を楽しみたいときには、紅茶を飲みながらのほうがうまくいくのかもしれません。
彼が疲れていたらそっとコーヒーを入れてあげよう
コーヒーの強いカフェインは頭をすっきりさせて集中力を高める効果があるといわれています。また利尿作用と肝臓の働きを活発にしてアセトアルデヒドを早く分解してくれる作用があるので二日酔いの時も気分をすっきりさせる効果があると言えます。
疲れている時やイライラしている時にコーヒーを飲みたくなる人は無意識にカフェインの癒し効果を求めている可能性があります。
気になる男性が疲れている時にタイミングをみはからってそっとコーヒーをさし入れたり、彼がコーヒーを飲んでいる時に近くに居るようにすると、カフェインの効果もあいまってより親密になれるかもしれません。
お茶のアロマで女子力アップ！
緑茶・紅茶・コーヒーの効能とはまた別で、香りの高いミルクティーは女性らしさをアップさせるという言い伝えがあります。
古来から体調を整える薬として親しまれてきたお茶を、栄養価の高い牛乳と一緒にとることが女性に推奨されてきたからかもしれません。とはいえ、カフェインや砂糖の取り過ぎはやはりかえって健康を阻害してしまうので要注意です。たしなむ程度にしておきましょう。
お茶それぞれの効能を上手に使い分けて、恋愛コミュニケーションにいかしてみてくださいね。
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