これまで、「復縁のための連絡のタイミングを占う～カップのカード～」、「復縁のための連絡のタイミングを占う～ワンドのカード～」で、復縁のための距離置きからの連絡を取るタイミングについてカップとワンドのカードの解釈の説明をしてきました。
今回は、小アルカナの中でも、ソードのカードについて見ていきましょう。
ソードのカードは情報や理性を示します。恋愛を占うには少々弱いカードです。
このカードが良い意味で出たときには、相手はあなたのことを冷静な目で見ています。
悪い意味で出たときには、理性的な対応か求められます。
■カードが教える連絡を取るタイミング～ソードのAから10～
ソードのA
＜正位置の意味＞
ソードのAは野心や成功を表します。彼はあなたのことを賞品か何かのように思っているのかもしれません。男としてのステータスが上がるような感覚があるのでしょう。愛情はあまり期待はできません。
＜逆位置の意味＞
逆位置で出ると、自滅や失敗を表します。あなたからの連絡は望まないもののようです。よくないことになる暗示です。
ソードの2
＜正位置の意味＞
ソードの2は均衡や静観のカードです。連絡をとった場合、普通にやり取りをすることはできると思いますが彼はあなたの様子を見ています。あまり動きのないカードです。
＜逆位置の意味＞
逆位置では、均衡が崩れます。あなたがいないことで保たれていた均衡が崩されてしまいます。完全に邪魔物扱いにされる可能性もあるので、連絡は控えた方がよさそうです。
ソードの3
＜正位置の意味＞
ソードの3は激しい痛みや失恋を表します。連絡を取れば彼もあなたも余計に辛い思いをすることになるでしょう。
＜逆位置の意味＞
逆位置でも、あまり意味は変わりません。いらないものを切り落とす暗示がありますので、きっぱりと関係を切ることが決定されるかもしれません。
ソードの4
＜正位置の意味＞
ソードの4は休息のカードです。彼にはまだ動くつもりがありません。連絡を取っても、事態が進展することはないでしょう。
＜逆位置の意味＞
逆位置では、休息期間を終え、動き始めます。新しい二人の関係が始まる暗示だと言えます。ただ、ソードはビジネスライクなカードなので、友人としてのスタートになるのかもしれません。
ソードの5
＜正位置の意味＞
ソードの5は敗北やその上での策略のカードです。彼はあなたとの戦いに破れたような気でいて、それを覆すために何か企んでいる可能性があります。もしくは、あなたの行動がそのように取られるのかもしれません。
＜逆位置の意味＞
逆位置は逃走を示します。彼かあなたのどちらかが逃げたい気持ちなのでしょう。きちんとコミュニケーションを取るのは難しそうです。
ソードの6
＜正位置の意味＞
ソードの6は新しい方向性を目指すことや、ひとまずの順調な進行を示します。恋人関係には戻らないかもしれませんが、新しい関係性を模索していく暗示があります。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、うまく物事が進みません。行き詰まりを感じ、状況から逃げ出してしまうかもしれません。
ソードの7
＜正位置の意味＞
ソードの7は、策略のカードです。こっそりと物事をうまく進める暗示があります。ソードの5と違って悲壮感はないので、試しに連絡を取るのも悪くはないと思います。恋の駆け引きがある感じですね。
＜逆位置の意味＞
逆位置になると、企みはなくなり、素直な気持ちで接することができます。ただし、企みが相手にばれる可能性もあるので、人から批判されるような駆け引きのやり方をしていた人は要注意です。
ソードの8
＜正位置の意味＞
ソードの8はがんじがらめのカードです。状況にがんじがらめになり、彼は動くことができません。あなたの行動を束縛と感じているのかもしれません。
＜逆位置の意味＞
解放されます。連絡を取ることが解放に繋がるので、関係がスッキリすることになるかもしれません。それが本当の別れの暗示かそうでないかはこのカードだけでは分かりません。
ソードの9
＜正位置の意味＞
ソードの9は深い悲しみを示すカードです。彼自身の悲しみか、あなたの悲しみを感じ取っているかは何とも言えません。ただ、彼にとっては連絡を取ることは辛い気持ちの方が強いようです。
＜逆位置の意味＞
次第に悲しみは癒えます。連絡を取ることがそれに繋がるので、少しずつやり取りを始めてみても良いかもしれません。
ソードの10
＜正位置の意味＞
ソードの10は絶望を意味します。連絡を取っても、終わってしまった関係であることを再認識するだけでしょう。もしくは、今以上に傷付くことになりそうです。
＜逆位置の意味＞
逆位置でも絶望することに変わりはありません。ただしほのかな希望が見えます。今が一番悪い状態で、これから改善していく暗示があります。
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