【色彩心理学】今日の服は何色?赤は負けずぎらいカラー

【色彩心理学】今日の服は何色?赤は負けずぎらいカラー

❤人の心を繊細に映し出す色彩心理学

496cda91e1a00c1b8d629efcc5ac015d_s

今回は色彩心理学でわかる赤色が好きな人、つい赤色のものを選んでしまう人、またはそんな気分の日の人の感情と恋愛についてご紹介したいと思います。

人の心は感情にイメージを与え、また目から入ってきたイメージによって感情が影響される性質をもっています。

このような性質を分析し人間の心理を解明するとともに、イメージの中でも色彩を利用してそれぞれの人の性格にあった心地よさをあたえようとするのが色彩心理学です。

 

❤赤が好きな人は親分肌の負けず嫌い?

d422357449db7e6259e13e512fa64413_s

アメリカ大統領は重要な交渉やスピーチがあるときには赤いネクタイをしめる事が多いようです。これはパワータイと呼ばれる印象を力強くみせるための演出であることがよく知られています。

文化圏によって意味合いは少しずつちがうといっても、赤が力強さや情熱、リーダーの象徴というようニュアンスをもつのは共通しています。

心理学的にも血の色である赤は、無意識に体温を上げる効果があり人を興奮させ注目をあつめる作用があるといわれています。誰かにはじめて告白するという時には、相手を興奮させるぴったりの色といえます。

そんな赤色が好きな人や意識的であれ無意識であれ赤を選んでしまう人には、何か勝負に勝ちたいと思っていたり注目を集めたいと思っている人が多い傾向があります。

もともと性格的に負けず嫌いである場合のほか、気の弱い人がここぞというときに元気を出したいと前向きなエネルギーが出た時に無意識に赤を好むというパターンもあります。

また何か守りたいものがあるなど、責任感を強く持つ時にも赤が気になるという事がおきるそうです。

❤性格は常に陰(ネガティブ)と陽(ポジティブ)を合わせもつ

11f03e7dd97148ba875ada50f311136f_s

赤は情熱的なエネルギーに満ちた色である一方、自分中心の考えが表にあらわれた色ともいえます。人の心には常に陰と陽があり、相互に表裏の関係にあると言われています。

強い責任感や情熱は自己中心的で他を押しのけたい、または負けることへの恐怖心をもあわせもっているといえるのです。

次にその対処法についてご紹介します。

 

❤赤が好きな人の恋愛の陰と陽、その対処法

16bddb8e2af23bb272658c4f2b56931b_s

赤色が好きな人は、エネルギーに満ちた自信や責任感をもっており注目されたいとおもっている目立ちたがりやです。

めんどうみがよく情にもろいので陽(ポジティブ)の側面が強く出ると人気者のリーダー的立場になり、向上心を組織全体に伝染させてエンジンのような役割をはたします。

しっかり者の女性がタイプの男性にモテる一方、癒しをもとめる男性には引かれてしまう場合もあります。

赤色を好む人のなかでもエネルギーが強い人は、目立つ事に執着するあまり浮気をしてしまいがちです。情にもろいのですが、まわりを見たり相手の立場に立つことが苦手で、無意識的に弱っている人を傷付けてしまうということもあるのです。

またそのような陰(ネガティブ)の側面が強く出ると自分の言うことを聞いてくれる人や身内のみを大切にする暴君のようになります。常に負けることを恐れるあまり周囲の助言も聞き入れられなくなり、最悪の場合は理想とは間逆の孤独な世界にとじこもってしまう時もあります。

対処法としては、赤と反対色である緑や青に象徴される自然にふれることです。情熱的な向上心につながるエネルギーを補充しつつ、広い世界に視野を広げることで自己中心的になりがちな強すぎる勝ちへのこだわりを上手にコントロールできるようになり、負けることへの恐怖心を癒してくれます。

ファッションでは、受け入れる力を象徴する白と合わせたり、赤自体をピンクや朱色がかったものにしてみるのもおすすめです。