どうしたらいい?彼と上手にコミュニケーションを取るコツ

どうしたらいい?彼と上手にコミュニケーションを取るコツ

話しかけるタイミング、間違っていませんか?

女性の多くが理解できない男性の特徴のひとつに、「急に黙り込むこと」があります。どれだけ話しかけてもそっけない、彼が何を考えているのかさっぱりわからない、どうして怒っているかを知りたい。そう不安に感じるあまり、「ごめんね、私が何かした?」とか「何かあったの?」などのようにしつこく問いかけてしまうのです。私自身も、この特徴を知るまではついついしつこく尋ねてしまい、失敗してしまったこともあります。

そこで今回は、(私の失敗談を踏まえた) 彼とのコミュニケーションを上手に取るためのヒントをシェアします。

 

 

彼はときどき、「からっぽな部屋」から出てこなくなる

彼はときどき、「からっぽな部屋」から出てこなくなる

男性がストレスを抱えている、何かを「黙って」考えているとき、焦りから質問攻めをすることは控えましょう。
男性の頭の中には、女性にはない「からっぽな部屋」があるようです。「からっぽな部屋」は、男性が1人きりになるための部屋であり、男性は時としてこの部屋が必要になります。

この「からっぽな部屋」に閉じこもっているときが、先ほど述べたような「急に黙り込んだとき」です。

そう、(あなた自身の不安や焦りの気持ちから)あれこれ話しかけてしまうことは、彼にとっては重度のストレス。「からっぽな部屋」のチャイムをしつこく押されているように感じるようです。

そのためにも、「男性は時として、自分だけの時間を持ちたがる生き物なんだ」ということを理解してあげましょう。彼が黙り込んでしまっているからといって、あなただけに落ち度があるとは限りません。黙り込んでしまった原因について問いかけるのは、彼が「からっぽな部屋」で悩みと徹底的に向き合い、彼自身がその部屋から出てきたときがベストタイミングといえるでしょう。
男性には「からっぽな部屋」に閉じこもることがあることを知っていれば、不必要なトラブルを回避することもできるでしょう。

あれこれすぐに質問攻めするのではなく、まずはあれこれ聞きたい気持ちを抑え、彼を信じてあげてください。そして、彼の口から話を切り出すことを待ってあげましょう。

 

ほめ方にもコツがある

 ほめ方にもコツがある

多くの男性は、「自分の力で達成できたことに誇りや自信を持つ」傾向があります。だからこそ、そのようなプライドを傷つけられたときの怒りや悲しみは、女性の想像をはるかに超えることがあります。

じつは女性以上に繊細な「ガラスのハート」を持つ男心を理解できないでいると、些細な口論につながってしまうことがあるかもしれません。

 

つい、「彼のママ」になっていませんか?

つい、「彼のママ」になっていませんか?特に、女性ならば注意しておきたいことがあります。
それは、「男性へのお願いごとが命令口調になっていないか」ということ。
男性は相手から指示されることや命令されることを極端に嫌がる傾向があります。一方、女性の場合は、相手から教わることやアドバイスをもらうことを素直に受け入れられる傾向にあるのです。

特に、パートナーとのトラブルを引き起こしてしまいがちな女性のタイプとして「彼の母親代わりになってしまう」タイプの女性がいます。世話好きの性格の度が過ぎてしまうあまり、母親のように何でも尽くしてしまう経験があるという方は、少なくないのではないでしょうか。

「息子」のことを溺愛してしまうあまり、母親のように「どうして、いつも遅刻するの?「何度同じことをしたら、気が済むの!?」と、ついつい命令口調になってしまうことがあるかもしれません。

「私ばかり頑張っていて、彼は全然尽くしてくれない……」と、ストレスを抱え込むようになっていくこともあるかもしれません。
本当は怒りたいわけではないのに、強く当たってしまう。じつは、怒っているあなた自身が1番辛いですよね。その気持ち、よくわかります。

自分のことだけに集中しよう

自分のことだけに集中しようついつい母親のような振る舞いをしてしまう女性に取り入れて欲しいことがあります。それは、「自分のしたいことをする期間」を決めてしまうこと。

相手の世話を焼くことは一切やめ、とにかく自分のやりたいことを第一優先にしましょう。彼の脱着っぱなしの洋服や靴下が「抜け殻」のようになっていても、食後の食器がそのままになっていようが、手をつけることはやめましょう。

彼女が世話を焼くことをやめれば、徐々に彼の方から行動に移すようになります。そして、もっとも大切なことがあります。

それは、「彼が行ったことを、きちんと言葉にして褒める」こと。
洗濯の干し方が大雑把であっても、コーディネートがいまいちでもグッと堪えましょう。

「〇〇くんがやってくれたおかげで助かったわ!」
「いつも、気を配ってくれてありがとう」

などと、感謝の気持ちを素直に伝えてあげるだけでいいのです。

 

付き合いが長くなればなるほど、「されて当たり前」「して当たり前」と感じることが増えるでしょう。ですが、そういうカップルの方々にこそ、改めて「感謝の気持ちを言葉にする」ことの大切さや喜びを意識してもらえたらと思います。

 

弱い部分を見せてくれるのは、愛されている証拠

弱い部分を見せてくれるのは、愛されている証拠

男性の多くが、「男は強くあるべきだ」と思っているように、自分の弱みをさらけ出すことを苦手としています。自分の弱っているところを見せてしまった場合、自分たちの関係は崩れてしまうかもしれないと恐れていることもあるようです。

だからこそ、あなたが心から想っているパートナーには、きちんと「私の前では弱音を吐いてもいいんだよ」ということを知らせてあげてください。「常に100点満点の完璧なオレ」を作る必要はなく、1人で何もかも責任を負う必要はないということがわかれば、本音で接してくれる場面が増えるはずです。

「辛いときこそ私の前で思いっきり泣けばいいんだよ」
「困ったときに支え合うために、私たちの関係があるんじゃないかな」
と、パートナーのことを受け入れる旨があることを伝えてみてください。
すると、男性は変に意地を張る必要がなくなります。

「実はいま、家族のことで悩んでいて……」
「仕事で上司と衝突してばかりなんだよね」

このような弱みや愚痴をこぼしてもらえるようになったら、あなたへの気持ちがグッと深まった証拠かもしれません。