同棲して婚約していた彼氏と別れることになったきっかけの体験談

同棲して婚約していた彼氏と別れることになったきっかけの体験談

今回は、同棲して婚約していた彼氏と別れることになったきっかけの体験談をご紹介します。同棲を考えているカップルの中にも「同棲後に別れることになったらどうしよう?」「同棲して婚約してるけど別れたいと思うことはあるのか?」など、同棲後の不安がありますよね。今回の同棲して婚約相手と別れることになった体験談を参考に、自分たちの同棲のタイミングは正しいのかどうか、考えてみてください。

同棲して別れることになった体験談~はじめに~

私はバツ2.5です!何故、0.5がついてるかというと婚約破棄が1度あったから、息子達からそう言われてます。
以前、amebaに通話カウンセリングの小さな企業に属していた時、商用ブログの中でバツ2!と暴露したら、次男から、「2.5だろ!」とコメがきて、焦ったスタッフから「削除したら?」とメールが来ましたが、「かえって面白いしろいから残すわ!」と、今でもそのまま残っています。

最初の結婚は22の時でした。20過ぎてすぐから同棲してましたが、婚約してから、結婚までの1年間は葛藤の連続でした。何故だかモテキであったことも事実なのですが、問題はそのことよりも最初の旦那自身のこと。それから、彼氏側の身内との関係でした。結婚式をめっちゃ憂鬱な気分で迎えるって今時、私くらいなものではないでしょうか?

そんな失敗談と何故、合う相手がいたのにそちらに行けなかったのか?結婚相手選びや同棲は慎重にというアドバイスの意味で私の経験をお話したいと思います。

同棲がバレた事件/別れる前に不信感を持つようになったきっかけ

同棲がバレた事件/別れる前に不信感を持つようになったきっかけ

同棲を始めて別れる前に、不信感を持つようになったきっかけがあります。

私は両親に「彼と住むから!」と言って、言葉で伝えるのは照れもあったので、お世話になりましたという内容の手紙を書いて置いてきたので、親は知っていたわけですが、彼は元々、会社の寮に住んでいて、そこからマンションへと引っ越したため、ご両親にはなにも伝えていませんでした。

同棲がバレたのは、一緒に暮らし始めて数か月後の夏のことでした。
お盆の連休に実家に帰るということで、はじめは私も一緒に行こうと誘われていたのですが、前日になって「親に話してないから、今回は俺だけ行くわ」と言われ、荷物だけ準備して送り出しました。
3日泊まって帰ってきたのですが、帰省中に彼のお母さんがバッグを開けたらしく、洋服がキレイにたたんであるのをみて、女がいる!と気づいたそうで、「誰かと住んでるだろ?」と聞かれたのだそうです。

嘘はつかずに本当のことを話したようですが、まず1つ目!
自分から一緒に帰省しようと言い出しておいて、両親に話せない情けなさ!

そして、二つ目!帰省中に話すと言っていたのですが、言い出せずにいたこと。そして、何故、彼の部屋に置いてあるバッグをわざわざお母さんが開けるのか?この一件で私は彼が優柔不断だということがわかり、お母さんが過干渉では?と少し不快に感じました。

よくあることなのかもですが、私は息子が中学になってからは一切、学校のカバンも遊びに行くときのバッグも本人に何か入れ忘れたりして、頼まれない限り自分から開けたことはありません。私自身が思春期に入ってからは特に見られたくないものがあるわけではなくても、勝手にバッグや机の引き出しを開けられて、大ゲンカしたことが何度もありましたから、親子でもプライバシーには土足で踏み込まないは鉄則でした。

実際に私がこの時に感じた通り、彼は親の言いなりの優柔不断な人でした。彼に不信感をもつようになった最初のきっかけです。

同棲のあと別れるまでの分かれ道/私の選択ミス①

同棲のあと別れるまでの分かれ道/私の選択ミス①

私は当時、小料理屋で働いていました。このお店で働いていた間に水商売ではよくあることですが、何人かのお客さんから付き合わないか?と誘われたりしましたが、全く関心もないので「そのうちね!」と軽くあしらっていました。

ただ、一人だけ気になる人がいました。近くのスタンドの店長さんでしたが、無口でほとんで喋らない人でした。それがかえって興味を惹きました。
開店と同時に毎日やってくる人でした。店が混んでくるまでの1時間位の間は毎日、その人一人だけなので、わざと傍に立って、からかったり、質問攻めにしたりして、ぼそぼそと反応する姿を見てバイトの子と笑っていました。
そのうち、段々と仕事のことや休みはどうしているかなど、あちらから話してくれるようになり、いつの間にか私は彼が来るのを待ち焦がれるようになっていきました。

ママにも本人にも、当然、同棲している彼にも話しませんでした。ただ一人、バイトの1番仲の良かった子だけに打ち明けました。店長さんは開店から閉店までいることも多くなり、店がはねてから打ち上げで一緒にスタッフと飲んだり、行きつけの美味しい焼肉屋に連れて行ってくれたりもしました。

そして、年末の休みに入る前日にこと、開店時間にいつも通りやってきた彼に「話があるから、ちょっと外に来てもらえない?」と言われ、店の外に出ました。彼は「僕の実家は○○県○○市にあって、農家をしています。明日から実家に帰省するんだけど、一緒に行って両親に会ってもらえませんか?」と言い、その後で「結婚を前提にお付き合いしてもらないかな?」と聞きました。

あまりに唐突なのでビックリしましたが、ある意味、彼らしいなとも思いました。本音では「はい!」と返事したかったのですが、私は同棲している婚約者がいて結婚する約束をしていることを話してお断りしました。その後は彼はあまり店に来なくなりました。私も徐々に彼のことは考えないようになりました。

同棲のあと別れるまでの分かれ道/私の選択ミス②

同棲のあと別れるまでの分かれ道/私の選択ミス②

それからしばらくして、店に新しく板前さんが一人入ってきました。
その人に会うまでの私の板前さんに対するイメージは、無口で頑固。拘りがやたら強くてキレやすい!面白くないおやじギャク飛ばして気持ち悪いし、服のセンスが最悪!ダサいの極み!と散々なものでした。

ところが新入りのその人は他の職業から転職して調理師になったこともあってか、柔和でとても優しくムードメーカー的な存在で、オシャレでセンスも良く、何よりどんなに忙しくても絶対にキレない、人に当たらない、逆にピリピリしがちなスタッフにサラッとジョークで笑わせて場を和ませる気遣いの出来る人で、そこに一番惹かれました。
彼はたまに車で通勤してくるのですが、縦列駐車が苦手だと話した私に、「俺の車で練習してみな」と傷つけるかも?など気にもせず、「上から塗ればわかんねーから気ィ使うな!」と隣に乗ってタイミングを教えてくれたりもしました。

そんなある日、彼のお母さんが店にやってきました。お酒は飲まずにママと社長に挨拶に来たのですが、帰りに私を呼んで「○○からよく話を聞いてます。うちは親一人子一人で、私みたいなばあさん付きになるけど、良かったら息子の嫁に来てもらえませんか?」と言ったのです。
私は、「少し時間を下さい」と答えましたが、翌日、彼本人に受けられない旨を伝えました。スタンドの店長の時同様にものすごく複雑な気持ちだったことを覚えています。

同棲して別れたいと思っても何故、婚約解消しなかった?/別れる時期を逃すと傷は深くなる

同棲して別れたいと思っても何故、婚約解消しなかった?/別れる時期を逃すと傷は深くなる

同棲したあと、婚約していた彼氏と別れたいと思ったきっかけがあったのに、なぜ別れなかったか不思議に思うかもしれません。
それは、同棲するときには婚約してたから別れなかったのです。約束したから。単なるバカです!

後から考えたら同棲していても婚約中の結婚前だからこそ、別れることも簡単に出来たはずですが、一緒に住んでいるとどうしても情が移るからだと思います。この彼氏とは最初の帰省で感じた不信感だけでなく、婚約、結婚するまでの間に何回も別れたいと思うことがありました。
1度だけどうしても我慢ならなくなり、別れて!と切り出したことあったのですが、泣きつかれたことと、最後は説得され、別れることを諦めてしまったのです。

スタンドの店長のこと、板さんのことがあった後、結婚式のドレス選びに向かう車の中でのこと。オーディオから流れてくる音楽を聴きながら、外を眺めていたら、急に二人の顔が浮かんできて、私は何故、今ここにいるんだろう?と思いながら涙が止まらなくなりました。

結局、私たちは結婚して息子が生まれてから、三年後に別れました。同時期に婚約していた私の友人は私とほぼ同じ理由で結婚式場も予約済み、新居も決まっていましたが結婚式の1週間前に別れました。彼女のお母さんから電話が来て知ったのですが、私はその時、自分の不甲斐なさを思いしりました。そして、彼女の勇気をとても立派だと思いました。

それから、私がはっきりしなかったことで、1番傷つけたのは物心ついたばかりの幼かった息子です。もちろん、最初の主人がいたからこそ、息子の存在があるわけですが、突然、ブチッとそれまで繋いでいた綱がキレて大修羅場を起こさなくても、もっと早い段階で弁護士を挟むなりして、冷静な対処と離婚への話し合いが出来たはずです。

~まとめ~

彼と同棲中の皆さん、それから、結婚相手としてどうか?と疑問を抱いている皆さん。1つでもひっかかる点があったり、自分の心が曇ることがあるような彼氏なら、婚約している場合でも別れるのも視野に入れつつ、じっくり二人の関係を考えてみましょう。
同棲をしようと考えている場合は結婚してもうまくやっていけるかの見極め期間と約束して、どちらかが無理だなと感じたらその段階で即別れるのが、自分たちも周りも傷を深くしないための秘訣です。

人間ですからなかなかうまくはいかないものですが、自分の気持ちにシンプルに従うこと。これだけは忘れないで下さい。