近距離、中距離、遠距離。彼との距離感の理想を探る

近距離、中距離、遠距離。彼との距離感の理想を探る

大好きな彼とお付き合いできるなんて、とっても幸せ♡
と周りは思っていても、実は本人同士には他の悩みがあるもの……。
それは当然ですよね?
中でも、最近筆者の周りでよく聞く悩みが、彼との距離感です。
しかも、心の距離感ではなく、物理的な距離感!
仕事や趣味に忙しいアラサー女子にとって、彼との距離感は単純に近ければ良いというものでもないようなのです。
そこで今回は、彼との距離が近い、普通、遠いの3種類のカップルの話を聞いてきました。

 

近すぎても困る!? 近距離カップルのメリット・デメリット

近すぎても困る!? 近距離カップルのメリット・デメリット
一組目は、彼女の最寄り駅の隣の駅に彼が住んでいるA子さんカップルです。
これだけの近距離に住んでいる最大のメリットは、電車が無くなった遅い時間でもすぐに会うことができる点だといいます。
“仕事が忙しく、平日はいつも22時、23時の帰宅が当たり前なので、なかなか会う時間が取れないんです。隣の駅とはいえ、徒歩で行き来できる距離なので、そういうところは良いかも”。
ではデメリットはないのでしょうか?
“ただ、あまりにも距離が近いので、彼が毎日ご飯を食べに来るようになってしまって……。これなら一緒に住んだ方が早いんじゃないかと思うこともありますし、うちは“食堂か”って言いたくなることもありますよ”。
たしかにA子さんの言うように、距離が近すぎることで会う回数が増え、ロマンチックなムードがどんどん無くなっていくということ、あるかもしれませんね。
“でも実際に一緒に住むとなると、プライベートの時間と空間がまったく無くなってしまうので、やっぱりこれくらいでも距離があった方がいいのかも”、とA子さん。
距離ゼロはつらいけども、ほんのちょっととはいえ、距離があることに感謝することもあるんだとか。
いつも一緒にいられる近距離カップルにも、少しとはいえ、デメリットがあることが判明しました。

 

程よい距離が心地よい!? 中距離カップルのメリット・デメリット

程よい距離が心地よい!? 中距離カップルのメリット・デメリット
二組目は、彼女の住むエリアから彼の住むエリアまで、電車で30分ほどの距離があるB子さんカップルです。
“私にとっては、これくらいの距離感がちょうど良いですね。近すぎるとなんだかプライベートの時間が無くなってしまいそうだし、かといって遠距離だと会えないさみしさがあるし……。会おうと思えばいつでも会えるっていうくらいが良いかな”。
B子さんカップルの定番デートは、金曜の夜にどちらかの家に帰宅し、土曜、日曜でお出かけデート。
日曜のご飯を食べ終えたら、それぞれの家に戻るというパターンだそう。
平日にはほとんど会うことはないといいます。
“平日は仕事モードなので、彼のことはほとんど考えません。LINEくらいはしますけど、彼との時間は週末だけと決めているので。これでもっと住んでいる場所が近かったら、ついついどちらかに入り浸ってしまいそうで……。自分の時間を維持できるかどうか、自信がありません”というB子さんですが、実はかつて一度だけ、彼がすぐに来られる距離にいないことで困ったことがあったそう。
それが、急な体調不良。
ある夜、身動きが取れないくらいの腹痛に襲われたB子さん。
彼に電話をしましたが、もう電車の無い時間だったため、彼は来てくれず、結局這うようにして自力で病院に行ったんだとか。
“あの時は本当に、彼が近くにいてくれたら、と思いましたよ。一人暮らし自体は気ままで好きなんですけど、やっぱり何かあった時のことを考えると、彼がもう少し近くにいてくれると……ってワガママですけどね”。