遠距離恋愛中に不倫する男の本音は?不倫男とデートした女が聞いた浮気傾向と対策

遠距離恋愛中に不倫する男の本音は?不倫男とデートした女が聞いた浮気傾向と対策

★遠距離恋愛中のA子の体験

 

久しぶりに友人A子ちゃんとお茶した時に、彼女が不倫男に口説かれて、男心のアンケート調査をしたという話をきき、本人の了解を得てご紹介します。

A子ちゃんは現在遠距離恋愛4年目のアラサ―女子で、お互いの仕事が忙しく毎日電話で話はするものの、会うのは3カ月に1回ほど、長期休暇も年末年始ぐらいとのこと。

時には半年会わない事もあったそうで、結婚とかもちらつくお年頃のA子ちゃんは彼が何を考えているか解らなくなって不安になることもあるそうです。

★A子ちゃん“さみしい女”と思われる

そんな中、上司のS田さんから食事に誘われたり、業務に関係がない内容のSNSメールが届いたりするようになりました。最初は不思議に思いつつもまさか口説かれているとはおもわなかったとか。というのもS田さんは子持ち既婚者っだったからです。

子ちゃんの会社では同僚や上司の関係が仲がよく、飲みに行って対等に話す等は普通との事。仕事のチームなどで相談があれば特に下心があるわけでなく男女二人で飲みにいくこともあるそうです。ただ、S田さんが20歳も年上であることと、A子ちゃんは仕事が忙しくて疲れもあったそうで、S田さんの食事のさそいを断っていました。

そうして数か月たつうち、S田さんからのSNSメールが徐々に変化。

最初は自分の日常的な出来事を報告してくるような、ツイッタ―風の内容だったのが、A子ちゃんのことをやたら褒める等、まだ告白とまではいかないのですがS田さんがA子ちゃんをどう思っているかを書き連ねるような内容になっていって、

最後には「A子ちゃんいつも仕事がんばってて偉いね、たまには恋愛しないとさみしんじゃない?こんど○○(某レストラン)僕とどうかな?」という内容がとどき、A子は管理職にみせるべきか悩んだそうです。

★A子ちゃん不倫男さんとデート?する

 

A子ちゃんがさみしいというのは、図星だったそうです。人間は本当の事を指摘されると怒りがわくと語っていました。普段の生活は夜、彼氏と電話する以外は彼氏がいないも同然で、彼が浮気する不安や結婚の事など、ストレスもあったそう。

そうして怒りと共に湧いて来たのが、“男はどんな時に浮気したくなるのだろう?”という疑問でした。A子ちゃんはこれは男性の生の声を聞くチャンスかもと思ってしまったそうです。

そうして遠距離恋愛中のA子ちゃんは子持ち既婚者のS田さんとデートいう名のアンケート調査に出かける事にしたそうです。

 

★男性の浮気心についての傾向と対策

 

A子ちゃんはしょっぱなから質問攻めにするのはさすがに失礼と思い、レストランで食事する時は様子をみるつもりでした。もしかしたら本当にさみしそうな部下を励ましたいだけの可能性も低いけどあるだろうと思って、BARにでも行って変な雰囲気になったらアンケートを始めるという計画だったそうです。

ところがS田さんこと不倫男さんはレストランの個室に通されるとすぐにキスしようとして来ました。電光石火の展開。慣れているというか、A子ちゃんはこの人、完全に常習者だ!と思ったそうです。

A子ちゃんはキスとボディータッチをかわしながらアンケートを始める事にしました。

A子:「実は相談があるんです、私遠距離恋愛の彼氏がいて、男性の浮気心について傾向と対策を、S田さんにききたいとおもったんです。」

S田:「え、彼氏?遠距離なの?じゃあいいじゃん」(まだ解ってない)

A子:「それでですね、まず男性はどんなきっかけで浮気をする事に決めるんですか?さすがに初めは奥さんとか彼女さんに罪悪感みたいなものもあるんですよね?それとも元々無いんですか?」

S田:「・・・・」(何かを理解した様子で手がとまる)

A子:「立ち入った質問になるので、失礼だったら言ってください。例えばキッカケが奥さんとか彼女の浮気だったりとかもあるんですか?」

A子:「急にすみません、だってこういう質問って身内はもちろん、彼氏にもはぐらかされるし、男友達も俺はしないから解らないみたいな変な見栄をはるし、誰にでも聞けないじゃないですか?だけど浮気が原因の離婚とかは一定数常にあるわけで、なんというか・・正確な情報きけるチャンスかなって」

S田:「・・・・ちょっと座ろっか、、」

この段階でまだコートも脱いでおらず、もちろん注文もとられておらず、店員さんが来そうだったので一端座る事にしたのだとか。

私は世の中の女性がみんなA子ちゃんのような好奇心というか向学心が燃えてるタイプだったらかなりの割合の男性が不倫しなくなるような気がしました。なぜなら浮気を成立させているのは、浮気されるのは嫌だと感じているはずの女性だからです。とはいえA子ちゃんみたいなのばっかりだったら女性恐怖症が増えそうですが。

★99%の男が浮気するならA子は残りの1%にしか興味がない

 

S田さんも年上上司なだけあって、怒って帰りもせずなんとアンケートに最後まで協力してくれたのだそうです。さすが上司と部下という所でしょうか。

S田:「A子ちゃん、男はね、何かキッカケとかで浮気するんじゃないんだよ、99%するものなの。そういう風にできてるの。男だけで話すとさ、ほんとにみんなそうだなって思うよ。」

A子:「ふむ、ということはS田さんも、1%の浮気しない男性の存在はあるって思うってことですよね?身近にいますか?」

S田:「あー確かに、そりゃいるよ、浮気しないタイプのやつ。少ないよ、でもたまにそういう話題にのってこないし、浮気もしないってやつがいる」

A子:「それってどんなタイプですか?!その人どんなタイプの女性と付き合ってますか?!」(つい身を乗り出す)

S田:「・・・・。・・うーん、地味なタイプだよ、仕事できる奴少ないとおもうかな。奥さんも似た感じのマジメな人が多い気がする。あんまり解らないけど。」

A子ちゃんはS田さんが男だけで集まってどんな風に浮気自慢を楽しむか等もきいたそうですが、その話を聞いていて、なんとなくジェネレーションギャップも感じました。

私達の身近にいる、20代・30代、のA子ちゃんや私と同世代の男性があつまって浮気自慢をする様子は想像しにくいものです。そもそも彼女がいないと嘆いている人も多いこのご時世、彼らほとんども結婚後にS田化したりするのでしょうか?男ごころは私達には難しいのかもしれません。

★A子まじでしあわせになりたいとつぶやく

ここまででわかった事は、

  1. 男性(少なくともS田さんのようなタイプ)の浮気にはキッカケはない。空気を吸うように浮気する。
  2. 浮気をしない男性が少なくとも1%はいてマジメそうなタイプが多い。
  3. 浮気をする男性はしない男性をあまり良く思ってないので仲良くないかあまり知らない。

A子ちゃんは、「幸せになるにはどうすればよいのか」とつぶやきつつ、もし今の彼氏と別れたらS田さんがあまり良く言わないか、嫌いなタイプと付き合えば浮気の心配が少ないと結論付けていました。今の彼氏がどっちのタイプかは、まだ解らないとの事。なやましいですね。

また、S田さんのようなタイプでも奥さんを愛しているといえるのか?などの興味深い話がつづくのですが、それはまた次の機会にしたいとおもいます。

《続編》不倫その時かれらは何をもとめているのか(A子の体験2)

につづく