恋叶う待ち受け!金星パワーを宿した「女帝」を味方に!

恋叶う待ち受け!金星パワーを宿した「女帝」を味方に!

恋叶う待ち受け!金星パワーを宿した「女帝」を味方に!

これまで、大吉星である木星のパワーを宿した「運命の輪」や、最大の恋愛パワーを持つ金星の効果についてお話ししてきました。

「恋叶う待ち受け」「恋が叶う待ち受け画像」としてタロットカードが有効であるという点についての記事も踏まえれば、当然、金星のパワーを宿したカードについても気になりますよね。

タロットカードの「女帝」は、タロットのなかでも最も金星のパワーを強く宿したカードです。

今回は、そんな「女帝」のカードについてお話ししましょう。

 

◆「女帝」に描かれた様々な女性性と金星との関連

◆「女帝」に描かれた様々な女性性と金星との関連

「女帝」のカードには、様々なモチーフが描かれています。

まず目に入るのは、ゆったりとした高級そうな玉座に腰かけた美しい女性の姿です。
彼女の頭には12の星があしらわれた王冠があり、身分の高い女性であることが分かります。この冠は勝者が被る月桂樹の冠であり、「栄光」や「繁栄」がモチーフとして含まれます。
「女帝」という名前からも、女主人を示しているのでしょう。

次に、彼女を取り巻く、川や、森、豊かな実りを見せる穀物が目に入ります。
川とはつまり流動する水です。水はタロットにおいては愛を示します。とめどなく豊かな愛情が彼女に向けて流れてきている。彼女は愛されているのです。

また、森や実った穀物は、豊穣のモチーフです。彼女自身、お腹回りのゆったりとしたドレスを着ていて、妊娠を連想させられます。ドレスの柄もザクロの柄で、ザクロは多産、女性性、男女の愛の象徴です。12の星の冠はイエスを身ごもる聖母マリアが身に付けているものでもあり、母性を示すと同時に、聖書に示された聖霊の12の実り(愛、喜び、平和、忍耐、寛容、親切、善意、謙譲、誠実、柔和、節制、貞潔)を表すものです。

更に、彼女が座っている椅子には、金星を表す♀のマークが描かれた、愛を表すハートマークの盾が立てかけられています。この盾は伝統的な絵柄では黄金の鷲の文様が描かれています。黄金の鷲は王家の象徴です。玉座自体が彼女の背中から生える翼のようにも見えることから、翼を持った女神としても考えられています。

こうしたモチーフから、「女帝」のカードは古くから金星との密接な関係があると考えられています。恐らく、この「女帝」自身が、メソポタミアの愛と美の女神イシュタルをモチーフとしているのではないかと思われます。