島国である日本には中央構造線という本州から四国九州に続く大きな断層があります。地球上で例えると北極がＳ極、南極がＮ極の巨大な磁石であるといわれていますが、この磁石の地表近くで、左右から＋と－の力で押しあうとお互いの磁力を消しあう地点にゼロ磁場が生じるといわれています。ゼロというと何もないと考えがちですが、巨大な断層が地底で押し合うことで大きなエネルギーがせめぎあい、Ｓ極でもＮ極でもない不思議なパワーのあるエネルギーが生まれます。
人の体内にも磁気があります。ゼロ磁場スポットに行くと癒されるのはこの磁気と関わっているからというのが科学的な見解です。また、ゼロ磁場とは、仏教の師祖である釈尊（釈迦）の誕生したインドからきた言葉です。釈尊が苦行の末に悟り（幸せの境地）を開いたのはゼロ磁場の神聖なエネルギーの影響が大きかったのではないかという説もあります。今回は、古来インドからの深い意味を持つゼロ磁場スポットをご紹介したいと思います。
♥分岐峠
中央構造線の真上にある全国でも最強のゼロ磁場スポット、分岐峠。地球のエネルギーが凝縮されたこの場所に行くとどんな怪我や病も治ると言います。また、写真撮影をすると「たまゆら」（良い方向に導いてくれるプラスエネルギー）が写ることで話題を呼んでいます。
分岐峠でもパワーが特に強いといわれている場所
♣熱田神社・伊那の日光東照宮とも呼ばれる社殿がパワーライン上に建立されている神社
♣国道１５２号線沿いにある分岐峠の標識と従是北・高遠領という石碑を左折、数百メートル先、右側に沢のある場所
♣湧き水付近
♣気の里
♣国道１５２号線から南下した場所にある北川露頭・伊那山脈と南アルプスに挟まれている鹿塩川の川床
所在地：長野県伊那市野瀬１５８９－１（栗沢駐車場）
アクセス
電車：ＪＲ飯田線伊那市駅➡ＪＲバス高遠駅行５０分徒歩１５分（栗沢駐車場）➡シャトルバス約１５分（運行時間：８：００～１５：００・３０分～１時間置き/往復６５０円）
車：中央自動車道伊奈ＩＣ➡（ＩＣを出て右折、伊那市街地方面へ）Ｒ１５３号➡（水神橋西を右折伊那市街地方面へ）Ｒ３６１号➡（入船を左折、高遠・長谷方面へ）Ｒ１５２➡高遠公園下を左折、大鹿村方面へ➡栗沢駐車場➡シャトルバス（分岐峠の気場には自家用車の乗り入れは禁止されています。）
＊栗沢駐車場の目印はミネラル水工場（電磁波ミネラル株式会社）、手前が駐車場です。シャトルバスでは、水汲み用タンク１０l未満のものが１個、足元に置けます。
＊１２月～３月は１５２号が通行止めになることもあり、シャトルバスの運行数も日によって変わるため観光協会にお問合せ下さい。
伊那市観光協会公式サイト
http://inashi-kankoukyoukai.jp/contents/archives/4411
♥伊勢神宮
日本人の心のふるさとと呼ばれ伝統と歴史ある日本を代表する宮として有名な伊勢神宮。皇室の御祖神であり日本最高の神として尊ばれている天照大御神を祀る内宮（皇大神宮）、穀物・食物を司る神である豊受大御神を祀る外宮（豊受大神宮）の他、別宮、摂社、末社、所管社など１２５の社から成っています。天照大御神の鎮座する五十鈴川の川上は静かで神々しい空気が流れています。
伊勢神宮でもパワーが特に強いといわれている場所
♣正宮（天照大御神の御鎮座する宮）への途中、宇治橋➡火除橋➡第一鳥居➡第二鳥居の先を右折、風日折宮御橋と風日御宮の間
所在地
内宮（皇大神宮）：三重県伊勢市宇治館町１
外宮（豊受大神宮）：三重県伊勢市豊川町２７９
アクセス
外宮：ＪＲ、近鉄伊勢市駅より徒歩５分
内宮：外宮よりバス、タクシー約１０分
伊勢神宮公式サイト
http://www.isejingu.or.jp/sp/
♥陣賀山
２００６年１月に山伏の幸野孝治氏が夢でお告げを受け、発見した島根県松江市のゼロ磁場スポット。この場所は古来、役行者（えんのぎょうじゃ）ゆかりの地として有名な場所で神聖な祠があり、難病をも治す、福を招くとして多くの方々が参拝に訪れました。現在は、毎月１回、「役行者尊護摩祭り」が行われています。ゼロ磁場で焚く護摩の炎には、５つ以上の効力があり、（フォンベルトによる芳香療法、音療法、赤外線療法、遠赤外線療法、光療法、陽子線療法。御灰効果、クロロフィル効果。）その効力にゼロ磁場の気が重なることによって、神仏のご利益と奇跡が生じるといわれています。また、先にご紹介した伊勢神宮と松江市からも近い出雲大社は深い縁があり、陽と陰、表裏一体の神であるといわれています。伊勢神宮近くの夫婦岩から昇る朝陽を陽、出雲大社近くの稲佐浜に沈む夕陽を陰と例え報道されました。ゼロ磁場スポット陣賀山と共に参拝してみてはいかがでしょうか？
所在地：島根県松江市国屋町
アクセス：一畑電鉄穴道湖温泉駅より徒歩２０分➡天倫寺右の坂道➡霊場➡護摩壇
松江市ながたホテルＨＰ（陣賀山への行き方が写真付きで説明されています。）
http://www.hotel-nagata.co.jp/2010/11/13/3332
出雲大社公式サイト
http://www.izumooyashiro.or.jp/
♥日光東照宮
三猿（見ざる聞かざる言わざる）や平和の象徴とされる眠り猫、薬師堂の鳴き龍などで有名な日光東照宮。東の天照大御神と呼ばれる東照大権現（徳川家康公の神号）が祀られている神社です。陽明門をはじめとする各建立物を結ぶと北斗七星になるという、陰陽道に信仰心の深かった家康公の面影が伺える世界遺産です。石の間、拝殿からなる御本社（東照宮の最も重要なところ）の拝殿左右には将軍着座の間、法親王着座の間があり、奥の宮には家康公が祀られています。
所在地：栃木県日光市山内２３０１
アクセス：東武日光線・日光駅、ＪＲ日光駅➡東武バス中禅寺温泉、湯元温泉方面・奥細尾行きまたは、世界遺産めぐり循環バス➡西参道下車
ＪＲ宇都宮駅➡東武バス日光東照宮行き➡終点下車
＊東京駅（はとバス）、日光駅、鬼怒川温泉より観光バスも運行されています。
日光東照宮公式サイト
http://www.toshogu.jp/
♥諏訪大社
国内最古の神社の一つで全国の諏訪大社の総本山でもある諏訪大社。諏訪湖周辺に４箇所の境内地を持ち、生命と生活の根源を護る神として崇められています。下社・秋宮には８月～１月まで祭神が祀られ、諏訪大社の中でも特に強いパワースポットであるといわれています。宝殿の奥にある御神は御神木を祀る最も重要な場所です。春宮には、２月から７月まで祭神が祀られます。岡本太郎も絶賛したという万治の石仏、縁結びの杉の木や可愛らしい女性になれるというパワースポットがあります。
所在地
下社秋宮/長野県諏訪郡下諏訪町５８２８
下社春宮/長野県諏訪郡下諏訪町１９３
アクセス：ＪＲ下諏訪駅下車➡下社秋宮へは東北に約１キロ/下社春宮へは北西に約１キロ
諏訪大社公式サイト
http://suwataisha.or.jp/
万治の石仏公式サイト
http://shimosuwaonsen.jp/item/53/
♥高野山
高野山は蓮の華に似た形をしており、弘法大師空海が真言密教の根本道場を建立し、多くの修行者を導いたことから日本仏教の聖地と呼ばれています。金剛峯寺は高野山真言宗の総本山です。Ｈ１６年７月には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。樹齢数百年の杉木立、供養塔の並ぶ参道の先にある奥の院が最も強いパワースポットであるといわれています。また、高野山に大聖地の一つ、檀上伽藍を構成している立体曼荼羅も強いパワースポットであるといわれています。
所在地：和歌山県伊都郡高野町高野山
アクセス：南海高野線極楽橋駅下車➡南海高野山ケーブル➡高野山駅下車
高野山真言宗総本山金剛峯寺公式サイト
http://www.koyasan.or.jp/sp/
～その他のゼロ磁場スポット～
♥豊川稲荷
所在地：愛知県豊川市豊川町一番地
アクセス：ＪＲ飯田線豊川駅下車徒歩３分
豊川閣妙厳寺公式サイト
http://www.toyokawainari.jp
♥箱根神社
所在地：神奈川県足柄郡箱根町元箱根８０－１
アクセス
小田急新宿駅➡小田急箱根高速バス➡山の上ホテル徒歩３分
ＪＲ熱海駅➡伊豆箱根バス元箱根行き➡終点下車徒歩１０分
箱根神社公式サイト
http://hakonejinja.or.jp/
♥高尾山
所在地：東京都八王子市高尾町
アクセス：京王線高尾山口より徒歩３分➡清滝駅➡高尾登山ケーブルカー（約６分）➡高尾山駅徒歩２０分
高尾山薬王院公式サイト
http://www.takaosan.or.jp/
♥戸隠神社
所在地：長野県長野市戸隠
アクセス：ＪＲ長野駅下車➡バス約１時間
戸隠神社公式サイト
http://www.togakushi-jinja.jp/
♥まとめ
陣賀山、皇居、霊峰富士山の３ヶ所は真東に一直線に結ばれています。伊勢神宮と出雲大社を結ぶ直線は前記の直線と並行しているそうで、この発見は新時代への一歩と宇宙からのメッセージを現しているといいます。また、日光東照宮にも深い意味があり、江戸城（現在の皇居）の真北、鬼門封じ、厄除けの方位に建立されています。更にその真北には北極星が位置しており、これは単なる偶然ではないといわれています。徳川家にまつわる陰陽道と神社仏閣との繋がりには現代のスピリチュアルの根源となる深い意味があるので、パワースポットシリーズにてご紹介したいと思います。
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