前彼と比較！？ 両親に触れる？？ これだけは絶対に言ってはいけないケンカでの一言

この世の中に、ケンカをしないカップルはいません！ （断言！？）
ケンカをすることでお互いをさらに理解し合うことができ、より関係性を深めていけるものなのです。
でも、小さなケンカ一つが別れに直結する可能性があることも事実……。
では、男性にとってどんな一言がケンカ=別れにつながってしまうのでしょうか？
今回は、アラサー筆者の周りの男性および過去にケンカ別れを経験した女性から、これだけは絶対に言ってはいけないケンカでの一言を聞いてきました。

前の彼はそんなこと言わなかった！

まずは、言った人も言われた人も意外に多いこの一言「前の彼は◎◎だった」。
う～ん、言う方の気持ちも言われた方のむなしい気持ちも、どちらも理解できます。
Aくんは、彼女が些細なことでうじうじとしているのに対して、「そんなに悩んでもしょうがないんだから、とりあえずやってみれば」とアドバイスをした途端、「前の彼はそんなこと言わなかった！ なぐさめてくれたもん！！」と彼女の怒りを買った経験があるそう。
“言わなかったんじゃなくて、我慢してただけじゃないの？”というのがAくんの心の声で、結果「そんなに前の彼がいいなら、そうすれば」と口走ってしまったんだとか。
一方、この一言でケンカ別れを経験したというB子さん。
その発端はなんと誕生日プレゼントだったのだそう。
彼がB子さんの誕生日に用意してくれたのは、某ファストファッション店のマフラー。
それに対してつい「前の彼はブランドものをくれたのに」と言ってしまい、“しまった”と思ったものの、時すでに遅し……。
男性も女性も、それぞれ前の相手がいるのはやむを得ないこと。
でも、その相手を比較対象に出し、今の相手と比較をするのは、自尊心がおそらく最も傷つけられる行為なのです。
比較対象が芸能人だったり、まったく異なる世界に生きている人だったりするならばまだしも、やはり前のパートナーとの比較はご法度ですね。

どんな育てられ方をしたの！？

次は相手の境遇、特に親そのものや親との関わり方を指摘する一言。
ちょっぴり頼りないけども優しい心を持つCくんは、以前お付き合いしていた女性から「なんでそんな性格なの！？ どんな育てられ方をしたのか、親の顔が見てみたい！」と言われた経験があるそうです。
う～ん、それってだいぶキツイ……。
本人曰く、自分の性格が男らしくないことは重々承知しているし、指摘されても仕方ないけども、そこに親を出すのはあり得ない、とのこと。
結果、その女性とはお別れすることになったんだとか。
たしかに、もしもその女性との将来を考えている場合は特に、いずれ自分の両親とも関係を作っていくことになります。
そんな時に、両親を責めるような発言をする女性とは、やはり長くお付き合いしていくことは難しいという判断になるのは最もです。
では、この一言を言ってしまった女性はいるのでしょうか？
それがD子さんです。
「前の彼は、とっても良い人だったんだけど、ちょっと常識が無くて……。デートにはしょっちゅう遅れてくるし、店員さんに対して横柄な態度を取るし。それを指摘する時につい、親からどんな教育受けたの？ と言ってしまったんです。彼は、自分はともかく、親についてまで言われる筋合いはないと、激怒してしまいました」。
この場合、この一言を言いたくなるD子さんの気持ちが分からないこともないのですが……。
でもやはり、相手のことを指摘するだけでなく、相手にとってとても大切な人である親について言及するのは、まるですべてを否定されたかのような気持ちにさせてしまうということが良く分かりますね。

（とてもじゃないけど、太字では書けない一言）

最後は、太字で書くにはあまりにもひどい一言です。
それはEくんが以前の彼女から言われた「死ね！」という一言。
もちろん彼女が本気で言ったのではなく、売り言葉に買い言葉でつい言ってしまったのだと思います。
でも、この一言って、絶対に人に言ってはいけない言葉ですよね？
たとえ軽口だったとしても、人の命に関わるような言葉を自分の大切なパートナーに向けて言うなんていう残酷なことはしてはいけません。
一方、言ってしまった女性を探しましたが、残念ながら、筆者の周りでは発見できず……。
ちょっと安心もする展開となりました。
だって、同性同士だとしても、やっぱりこんな一言を言ってしまう人とは距離を置きたいですもの。

いかがでしたか？
今回は、仲を深めるケンカではなく、カップルの終焉を迎えてしまう危険性を孕んだケンカ中の一言に注目をしました。
ケンカをしないということはとても難しいことですし、時にケンカをすることでお互いの距離が縮まる可能性もあります。
でも、前の彼と比較したり、相手の親を出したり、人に発してはいけないレベルの言葉を使ったりという行為は、絶対にダメ！
ケンカ中であれ、相手のことを思いやる気持ちを持つことを忘れないようにしましょうね。