【芦屋道顕】捨てられない元彼からのプレゼントを捨てずに運気も下げない方法【現代の呪】

【芦屋道顕】捨てられない元彼からのプレゼントを捨てずに運気も下げない方法【現代の呪】

年末じゃの~。大掃除は冬至までにするのが運気アップのコツだそうで、ワシもそろそろ断捨離から始めたぞよ。

しかし、1年を振り返りながらものの整理をしていると、いろいろなことを思い出すものじゃ。

そういえば、ワシの場合は元カノがいたことは過去に2度ほどしかないが、最初の彼女は、こちらから惚れて付き合ったゆえ、プレゼントなどあげるばかりで何ももらったことがなかったので想い出グッズなどない。……そういえば財布を貰うたが、擦り切れて処分したのじゃった。

二番目の元カノからは、腕時計をもらったのじゃが、別れるときに返してしまった。とある有名なネズミが支配する帝国の支配者たる雄ネズミとその恋人たる雌ネズミのグッズをペアでもっていたが、別れたあとですぐにフリマに出してもうた。(今思えば縁起の悪い品で、購入者に申し訳なかったのう)海外旅行先から買ってきてくれたシャツは気に入っているゆえ、気にせず着ておる。

ワシのみならず、多くの男は別れた彼女からのもらいものはそもそも少なく、あっても高額商品であれば本人に返す、あるいはまるで気にせず使う、潔く捨てることが多いように思う。

が、女子はもらいものが多くアクセサリーなど形に残るものも多かろうて、悩みどころであろう。

■断捨離できない想い出のものを取っておくと?

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世の中には、別れた彼氏からもらったバッグやアクセサリーはブランド買取に出して金に買える、家電をプレゼントしてもらってそのまま使い続けるなどのドライな女子もいるが、もらったものが捨てられず、想い出に、あるいは「いつか復縁したときのために」持っていたいという健気な女子もおるようじゃな。

しかし、復縁を期待しているならばいざ知らず、元彼が例えばすでに恋人がいたり結婚してしまったりしていて、新たな恋をしたいと思う一方で「売ることも捨てることもできない」ものは、ただ持っているだけで恋の運気を下げる悪縁グッズとなってしまう。

★未練で残した品には自分の負の念が宿る

捨てられない、売り払えないものは、つまり「それをプレゼントしてくれた頃の二人」への未練を、ずっと抱き続けているわけじゃ。ふだんは忘れたつもりでいても、潜在意識の中にはずっとその品を通じて、元彼が存在し続ける。

そして、おぬしの過去への執着や未練、そのつもりはなくとも元彼の新たな彼女への嫉妬などの「負の念」がその品を通じて実は元彼までも届いていることがある。

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相手が念の受取拒否をしていれば何も起きまいが、場合によってはその念ゆえに引き寄せパワーで元彼との再会をするやもしれぬ。が、「新たな恋人と仲良く歩いている」あるいは「結婚して夫婦となり子どもを連れた元彼と出くわす」など、悲しみや嫉妬を増幅させる結果を引き寄せる場合が多く、良き結果には繋がらぬのじゃ。

また、そのようなことはなくとも、品を取っておき、元彼への思いが潜在意識の一部を占め、知らぬ間に己のエネルギーが「念」として漏れていれば、当然その分だけ、新たなる恋へ向けられるべきエネルギーが減ってしまう。

また、元彼の品を取っておいているおぬしから漏れ出している未練の念は、敏感な異性には察知される。「なんだか分からないけれど、この女性は付き合ったら重いタイプに思える」雰囲気として出てしまうのじゃ。

これらの要素が組み合わさって、恋の運気が下がってしまうのじゃ。

■でも捨てたくない!それなら「封印の儀」を

やはりきちんと品に感謝を伝えて処分するか、市場価値のあるものならば、簡単な「魂抜き」をして売ってしまうのが一番。しかしどうしても捨てられぬ場合は、その品を持ってはいても、己との霊的な絆を断ち切るための「封印の儀」をすることじゃ。

★簡単!封印の儀のやり方

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用意するもの

・手袋(自分ではめる)
・清掃用の布など
・封印する品
・黒い布
・紙の箱または木箱(フタが閉まるもの)
・黒ペン・マジックなど
・正方形の白い紙

封印したい品をすっぽり包める大きさの黒い布と、紙か木の箱を用意する。布も可燃性の素材がよい。布ならば綿や絹や麻。箱はギフトボックスなどの紙箱や木箱よい。100均で買っても構わぬぞ。

封印する品を、包む布とは別の布などで丁寧に拭き清める。バッグであれば中に元彼やおぬしの髪の毛などが入っていれば封印しても意味がなくなる。ゆえに、中もきちんと綺麗にする。アクセサリーで汚れていないように見えても、指紋など「自分や元彼の痕跡」を拭き取る。

それから、黒い布ですっぽりと包み込む。包み方は特に決まりはないが、中身が見えないようにする。

そして、箱に納めフタをして、箱のフタと本体の境に、五芒星を書いた正方形の紙をノリでしっかりと貼り、封印をする。鍵付きの木箱などであれば鍵の上に貼る。

五芒星

ふだん目につかない場所にしまう。

以上じゃ。

死者の念や怨念がこもっておろういわくつきの品や、明らかにそれが災いを呼びそうな不気味さを感じる人形などであれば、九字やもっと本格的な呪法を使うが、このように本来は無害なものを、己の未練を断ち切るため、己の念をはらうためであれば五芒星で充分。

「儀」と言っても、実際に行うのはその品を封印するだけではあるが、儀式のように思って行うことで、己の心をしっかりその品から切り離せよう。

いずれ、すっかり忘れ果てたその品の入った箱を見つけて、己でも驚く日がくるであろう。しかし、そのときには封印された品は、おぬしとの縁が切れているので何の感慨もなく「なぜ取っておいたのか分からないただの古い品」になっておろう。

ゆえに、ゴミに出しても構わず、売れるものであれば売ればよい。(その場合は念のため「簡単な魂抜き」をすると買う人にも親切かつ、おぬしにも安心じゃ)

ユーズド商品を売り買いすることの多い昨今、簡単にできる品の「魂抜き」については⇒いらないものを売るとき・中古品を買うときに他人の厄を請けないための「カンタン魂抜き」をご確認あれ。


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