10ハウスの入り口である山羊座の冬至点を
MC(天頂)と呼ぶのですが、それは地上的な意味での頂点なのです。
(次に続く11、12ハウスになると時間空間を超えた意識に入ります。
11ハウス、水瓶座と支配星の天王星はローカルな土地を離れ、住んでいる土地を離れ
まったくちがう国や星に行くと価値観や習慣も全く違うというようなものになり、
その土地の風土特有の価値観は全く通用しなくなります。
民族が変わると文化も成功者のイメージもまったく違うものになるからです。
12ハウスは魚座と支配星の海王星です。
こちらは死後の世界や夢の彼方にまで範囲が及びます。
これらが山羊座と比べて劣っているということではなく、
社会の中での発展や成功を主眼にはしていないので比較の仕様がない。
そういう意味において、山羊座はいまここにいる空間を支配できる。
頂点に君臨できるということになります。
誰の目から見てもその意義が明確であるものは、つっこまれたりすることもなく、
誰にも批判されることはないでしょう。誰もその意思を止めることができません。
裏を返せば、人から理解される価値観ばかりに固執し、
周りを覆い固めることに過剰に意識が向くということは、拒絶されることを恐れ、
自然体の自分というものに自信がなく、保守的な防衛本能からくることも意味するのかもしれません。
山羊座は、現代社会の中でもっとも今日的な生き方をしており、
積極的に実務的活動を行って意味ある業績を成し遂げようとしていくことが主眼となっていることで
人間社会において成長の頂点をあらわし、また人としての終焉をも意味します。
本来の自分をどこか牢屋に閉じ込めてまで
成功に向かってひた走る山羊座にとって
物質的で社会一般的な価値観にしがみつくのではなく
また、義務感や責任感からでもなく
『自分の個性を発見し、新たな価値を生み出すこと』
そして、
『魂の発する声を聴いて、自分独自の判断基準で、自分の進む道を選び成果を残すこと』
それが生きる上で最大の喜びとなることを
山羊座の新月は教えてくれるはずです。
続編につづく
詳しい新月の願い事のかけかたは、山羊座の新月2↓に続きます。
【じぶんの太陽がキラキラ輝く魔法の習慣㉖【by なつめ】 真の価値を持った自分になる☆ 『12月29日 15:53の山羊座の新月に光り輝く成功の星・オープンハートの願いをかける』後篇 】