記念日デートで使える❤︎あなたの女っぷりを上げるテーブルマナー講座【フランス料理編】

記念日デートで使える❤︎あなたの女っぷりを上げるテーブルマナー講座【フランス料理編】

記念日デートで使える❤︎あなたの女っぷりを上げるテーブルマナー講座【フランス料理編】「今度の記念日は、彼とフレンチレストランで食事をするの。でも、テーブルマナーに自信がなくて……」

フランス料理には、テーブルマナーが特に細かく定められていることから、ハードルが高いように感じる人が多いかと思います。しかし、ある程度のテーブルマナーを身に付けておくと、あなた自身もマナーばかりに気をとられることなく、リラックスして食事を楽しむことができます。さらに、ゆとりのある所作はあなたをより女性らしく、美しく演出してくれます。

そこで今回は、レディならば身につけておきたいフランス料理のテーブルマナーについてシェアします。

 

テーブルマナーは入店時からすでに始まっている

テーブルマナーは入店時からすでに始まっているフランス料理のテーブルマナーは、お店の中へと入るところから始まっています。

記念日デートでフランス料理の素敵なレストランに入店し他ところをイメージしてみてください。この場合、ドアを開けるのは、お店の方もしくは男性の役目です。

これはテーブルマナー上、「レディファースト」という当然の行為。ですから、女性である私たちは堂々とお店の中に入れば良いのです。まるで、海外ドラマに出てくるヒロインみたく、エレガントに。
ただ、「19時に予約をしていた〇〇です」とお店に確認をすることは、男性の役割なので注意して。

 

お店の方が予約した席まで案内してくれますので、女性はお店の方の後ろを歩きます。
お店の方の案内がないカジュアルな雰囲気のお店では、男性に席までエスコートしてもらうようにしましょう。

 

 レディにはいつだって、「特等席」が用意されています

 レディにはいつだって、「特等席」が用意されています無事に入店したあと、重要になってくるのが“どこに座るか”ということ。
座席には必ず、その日におもてなしを受けるゲストが座る「上席」が存在します。ですから、ホスト側が上席に座るのは、テーブルマナーに反してしまいます。

一般的に、お店の出口からより遠い席が上席となります。
ただ、お店の構造によっては、区別が付きづらいケースもあるかと思います。そのような場合には、お店の方が最初に椅子を引いた席が上席になります。

ここも、レディファーストになるので、上席には必ず女性が座るようにしましょう。そして、女性が座ったことをきちんと確認してから、男性が座るようにします。
ちなみに、男性が女性より先に座ってしまうことは、非常に失礼な行為。
お店に入るまでの間にさらっと教えておくと、彼も恥ずかしい思いをせずに済みます。

立つ際も座る際も、必ず「左側」から 

立つ際も座る際も、必ず「左側」から 実は、着席の仕方にもルールが定められています。
着席および退席をする際は、必ず座席の左側から行うようにします。

また、料理のジャンルに問わず気をつけたいのが、脚を組まないようにすること。たとえ、脚を組んで座っているところが同席している相手に見えなくても、お店の方には見えてしまっていることがほとんど。

見かけもあまりエレガントではありませんし、消化にも悪いので控えるのがベターです。

 

 その素敵なハンドバッグ、どちらに置きますか?

 その素敵なハンドバッグ、どちらに置きますか?女性ならば、ハンドバックを持ってレストランに行く方が多いかと思います。
そういった場合、手荷物はどこに置くのが一番エレガントでしょうか。

 

答えは、「座席の左側の床下に置く」こと。
これは、座席の座り方を考えるとすぐに理解できるかと思います。
椅子の左から入って左から出るということは、自分の右側に荷物を置いてしまうと隣の人の迷惑になってしまいます。

ですから、手荷物は必ず、ご自身の座席の左側の床下に置くように。
テーブルの上にバッグなどを置くのは、ご法度です。

また、買い物などで荷物がたくさんある場合には、入店した際にフロントでお店の方に預けるようにましょう。

 

 

レディならば、ナプキンも美しく使いこなしましょう

レディならば、ナプキンも美しく使いこなしましょうフランス料理には、ナプキンの使い方にもテーブルマナーが存在します。
ぜひ、女性らしくゆとりを持って振るまうことが出来るようにマスターしておきましょう。

ナプキンはひざの上に置き、口や手を拭く際に使用します。
せっかくナプキンがあるのに、ティッシュを取り出して拭くことは失礼な行為にあたるので気を付けましょう。

ナプキンは、全員が着席したのを見計らってからひざの上に置くのが、ベストなタイミングかと思います。

折り目は、いつでもあなたに向けて

折り目は、いつでもあなたに向けてひざの上にナプキンを広げる際は、2つ折にするのが一般的なテーブルマナー。さらに、レディならば折り目を自分に向けることをお忘れなきよう。なぜならば、ナプキンの折り目が手前に来ているほうが、実際に口などを拭く際に便利だから。

また、食事中にナプキンを落としてしまった際には、自分で拾ってはいけません。自分で拾わず、ウェイターの方に拾っていただきましょう。

もしも、何らかの事情で食事中に席をはずす場合には、椅子の座っていた部分にナプキンを置くのが、正しいテーブルマナー。テーブルにナプキンを置くのは、食事を終えてお店を出る際に行うもの。

うっかりしてしまいがちですが、気を付けましょう。

ナプキンの置き方にまで気が回らなかった?

ナプキンの置き方にまで気が回らなかった?お腹いっぱい食事を楽しんで、お店を出る際。
ナプキンの置き方で「あなたが感じるレストランへの評価をナプキンの置き方で表現する」ことができるのです。

あなたが心から食事やサービスに満足することができたらならば、ナプキンをザッとたたんで置くようにします。逆に、どこか満足できない部分があったのならば、ナプキンを綺麗にたたんで置きましょう。

料理やサービスに対して満足しているにもかかわらず、ナプキンをザッとたたむのは何故なのでしょうか?

それは、「料理があんまり美味しくて、ナプキンの置き方にまで気が回らなかったの」ということ。ナプキンの置き方で、あなたの評価を表現できるなんて、興味深いですよね。

 

テーブルマナーは、相手への心づかい 

テーブルマナーは、相手への心づかい フランス料理の歴史は、ルネサンスの時代まで遡るそう。

1533年にフランス王アンリ2世と結婚した、イタリア名家メディチ家のカトリーヌと専属シェフにより、フランス料理とテーブルマナーの原型が、フランスにもたらされたそうです。

その後、19世紀に入るとフランスの街中にあるレストランでもフランス料理が食べられるように。そして、より美味しいフランス料理を生み出すべく、日々研究が積み重ねられていったようです。

料理と同時に、より美味しくそして合理的にフランス料理を楽しむためのテーブルマナーも研究され、今日のテーブルマナーに至っているようです。

 

テーブルマナーは、食事を共に楽しむ相手への心づかいのあらわれ

思わぬところで相手を不快な気持ちにしてしまわないよう、ぜひこのページを参考にしていただけると幸いです。