【芦屋道顕】東洋占術で占う2017年の世の中・男女の関係

【芦屋道顕】東洋占術で占う2017年の世の中・男女の関係

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2017年の吉方位と凶方位についてはこちらの記事にしておるが、こちらでは2017年という年がどのような年となるか、男女仲の傾向について話していくぞよ。

■新年の運気のとらえ方

※九星や四柱推命での「1年」は節分が区切りとなるゆえ、2017年2月4日~2018年2月3日までの話じゃ。

が、来年の運気は節分で突然切り替わるわけではなく、前年の収穫時期が終わり、冬支度の始まる寒露の頃(10月7日~8日)から、徐々に新たなる流れが起こる。

ふだんから季節の変化、運気の変化に敏感なおぬしであれば、すでに2017年の運気を感じておろう。あるいは来年の運気を先取りするにはもう支度を始めてもよいのじゃぞ。


■2017年はどんな1年に?

2017年は九星では一白水星、干支は丁酉が巡る年である。

前半がやや落ち着き過ぎ、後半に盛り上がってゆく特徴はあるが、1年を通じて社会情勢は「今までであれば考えられなかったこと」が次々と起きるやもしれぬ。

2016年までにもすでに起きてきてはいるが、鬱積した不満や限界まで抑え込まれた負のエネルギーがついに解放され、表面化する。

新しいものが生まれる、というよりは「旧態依然としたものの問題点が明らかになり、見直しが求められる」傾向があるようじゃな。

デザインが古くなったセーターを捨てて新しいものを買うというより、セーターをほどいて編み直すような社会の再編とでもいおうか。

九星でいえば2016年の二黒から2017年の一白への変化はその字面のまま、黒から白へ、の大きな転換である。

「トップの入れ替わり」も多かろう。世界中で、リーダーたる人物が、主流の派閥が入れ替わる。また、道半ばであれやり終えているのであれ、広く名の知れ渡ったリーダーが惜しまれつつ世を去ることも多かろう。

前半までで虎視眈々と機会を狙い実力をつけつつ準備をし、後半には己の力を試すため独立する者が増えるやもしれぬ。独立を心から願ったわけではなく、所属先が不安定になりやむおえず、という者も多かろう。

が、この年に限らず「寄らば大樹の陰」が成り立たぬ世相が10年単位で続くゆえ、独立し己の力で生きる決断は珍しくなくなってゆく。

■2017年の世の男女の関係は?

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将来への不安がますます募り、身分が不安定となる者が増えれば、それは男女仲にも影響する。

男性で、古き時代の夫唱婦随の価値観を持つ者は、恋愛はともかくとして結婚にはやや消極的になるやもしれぬ。

その一方で、女性は寄り添い共に人生を渡りゆく伴侶を求めて結婚を望む者が増えるやもしれぬ。

しかしながら、不安な世には寄り添う誰かを求めるのは常であり、制度として「籍を入れる」法律上の夫婦になる「結婚」には躊躇しても、恋人を求め共に暮らし、支え合っていく二人は増えるであろう。

異国ではすでに増えている「事実婚」が、日本でも増え、人々が求める幸せの形、男女関係の最終形が大きく変化する年じゃ。

「結婚して共白髪になるまで」一緒にいることが当たり前ではなくなり、その時々、男女の求める人生や生活スタイルに合わせて最適なパートナーを替えていくことになるやもしれぬ。


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