早いもので、2016年も残すところあと2か月。2017年などあっという間にやってくるのう。
というわけで、さっそく2017年の吉方位と凶方位を紹介するぞよ。
ちなみに、九星での年の区切りは節分となるゆえ、ここでいう「2017年」は「2017年2月4日~2018年2月3日」のことじゃ。
■2017年の年盤
2017年2月4日~2018年2月3日
年の吉方位:西(※)・東南・北西
※風水・気学は流派によって解釈が異なる。2017年の西については「定位対冲」なる、「もとの定位盤の五行と回座した九星の五行の相性が悪いときは吉方位にならない」とする考えを採用する流派では「凶方位」とするであろう。おぬし自身の信じる流派があるならば、その流派の方位を採用するがよいぞ。
年の凶方位:南・北・東
★西は「大歳」で吉方位
西は2017年、その年の干支である「酉」が入るゆえ、非常に発展的なエネルギーが働く、大吉方位となる。これは、1年を通じてすべての人にとって吉方位ではあるが、より詳細に個人の生まれとの相性を見ていった場合には、月によっては凶方位となることもあるので注意したい。
★東南と北西は「天道」で吉方位
東南と北西は「天道」なる吉神が回座するゆえ、吉方位となる。
★南は「五黄殺」で凶方位
特に南は五黄土星が回座しており「五黄殺」という九星の凶方位の四天王でも最強の凶作用が働く方位となっている。
★北は「暗剣殺」で凶方位
他に、五黄殺の南よりは多少凶作用は減退するものの、北も注意すべき方角となる。
2017年の北は、五黄殺の南の向かいであり、風水でいう鬼門と裏鬼門のような関係となる北は「暗剣殺」といい、その方角に行くと何かと災難に巻き込まれやすい方位となる。
★東は「歳破」で凶方位
西が吉方位となるゆえに、その反対側はエネルギーが枯渇してしまう。運気を吸い取られ、何をやってもうまくいかない、あるいは無気力になりがちな方位となる。
■凶方位に気をつけるのはどんなとき?
おぬしが今現在住んでいる家から見て、凶方位で120kmを越えての
・引っ越し・移転
・入院
・旅行
などは可能な限り避けたほうがよい。
120kmを下回る場合でも、なるべく避けられればよいな。
★近所や以前から通っている場所は除外する
じゃが「家の最寄り駅近くのお気に入りのカフェが家から見て真南です!」「電車で30分の会社が凶方位です!」などは気にせんでよいぞよ。遠距離通勤でずっと通っている会社が2017年には凶方位、なども、その会社に就職し初めて出社した年に凶方位でなかったならば、気にする必要はない。「実家が凶方位だから帰られない!」も必要ない。実家や毎年参拝している神社のある地域は問題なしじゃ。
★凶方位の凶作用を緩和するには?
出張などでどうしても避けられぬ場合は馴染みの神社で方位除けのお祓いを受けておくとよい。
また、本来であれば凶方位へ行く前から「方違え(かたがえ)」で、目的地が凶方位ではなくなる場所へ一時的に泊まれるとよいのじゃが、現代では経済的にもスケジュール的にも難しかろう。
であれば、凶方位へ行くことが決まったならば、そこで受けるであろう凶意を相殺すべく、先に吉方位旅行に行っておく、あるいは凶方位から帰ってきてからでも、行けるときに吉方位へ行くことじゃ。
そして、凶方位に行ったら気をつけるべきは、
・温泉(特に源泉)に入らない・入る場合は短時間で済ませる(シャワーが水道水であればシャワーを最後に浴びる)
・その土地の「土」を素足で踏まない・踏んだら後で綺麗に洗う・靴裏も拭く
・自宅からその土地に持っていった自分の衣服や、自分の分身(頭髪・爪)などをなるべくそのまま残さない(ホテルに泊まったら、枕についた髪の毛はきちんと拾って白い紙に包んで捨てる。そもそも下着などは現地調達して現地で捨ててくるなど)
などじゃ。
★一番強い凶作用の減免方法は「現地の神社に参拝する」
しかし、もし現地に到着してすぐに、その土地の神社に行けるようであれば、なるべく初日に訪ねて挨拶することが一番じゃな。
すべての凶作用が帳消しになるわけではなくとも、かなりの減免が期待できるぞよ。
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