恋人もいないし一人で寂しい…孤独と上手に付き合うコツとは?

恋人もいないし一人で寂しい…孤独と上手に付き合うコツとは?

孤独を感じていませんか?周りには恋人がいるのに、自分だけがシングルで寂しいと感じていたり、ただ漠然と寂しいと感じていたり、一人だからこそ感じる孤独との付き合い。寂しさを乗り越えるためには、どうやって孤独と上手に付き合うといいのでしょうか?考え方を見ていきましょう。

誰しもが「運命の恋」に巡り会えるわけではない

恋愛には、「縁」と「タイミング」が重要なキーワード。
たとえ好きな人がいても、その人は、私ではない他の人のことが好きだったり、
既に恋人がいたり、今は仕事が忙しくて恋愛に興味がなかったり……。

だからこそ、両思いでパートナーがいるということは「奇跡」にも近いものなのです。
では、恋人たちは皆、そのような運命的な恋によって結ばれているのでしょうか?

本当は相手のことがそこまで好きではなくても、ただなんとなく一人でいるのが寂しいから付き合っているという人もいます。「恋人がいることがステータス」と思い込んで、付き合っている人もいます。「恋に恋をしている」というだけの人も、中にはいるかもしれません。

つまり、世界中の恋人たちが運命的な出会いによって結ばれたものであるとは限らないのです。

そして、パートナーへの心からの愛情がない「生ぬるい恋愛」をしていると、やがて心がモヤモヤとして、2人一緒にいるときでさえ、孤独を感じるようになる人も少なくありません。

恋人がいないという状態にフォーカスしすぎるあまり、そのことに対してコップレックスを抱いている人も多いかもしれません。けれど、実はいわゆる「リア充」を羨ましがっている人とは、恋愛に対して表面的な部分しか見ていないことが多いように思います。

「シングル=寂しい」という気持ちは本物?

「シングル=寂しい」という気持ちは本物?

「恋人がいなくて寂しい」と思っている人は少なくありません。
けれど実際は、ひとりぼっちでいることで感じる孤独もあれば、パートナーがいるときに感じる孤独もあるのです。

たとえ、その人が自分にとってパーフェクトだと思うような素敵な恋人がいても、その彼とすべてを分かり合えることは(残念ながら)不可能です。そんなとき、人は「相手と分かり合えない」孤独や寂しさを感じるもの。

また、パートナーがいてもいなくても、誰しもが「自分の人生」の主役。そのストーリーを自分の足で一歩ずつ進んでいくしかありません。だから、誰しもがある種、孤独な存在なのです。

「自分だけ、ひとりぼっちだ」と孤独を感じている人は、周囲に対しては何も働きかけることをせずに、周囲からの支えや愛情ばかりを欲しがっていることが多いのです。それは、相手からの愛情を「奪おうとしている」状態のこと。 人は誰もが、心のどこかに孤独や寂しさを抱えています。あなただけではないので、どうか心配しないで。

誰しもが、孤独とうまく付き合っていくコツを身につける必要があるんです。

あなたが「愛を与える存在」になろう

「ただ、何となくさみしい……」

ひとりぼっちでいる寂しさを減らせるかどうかは、自分次第。

人はみんな孤独だからこそ、誰かと分かり合えたときに心から嬉しいと感じたり、幸福感に包まれたりするのではないでしょうか。

ひとりぼっちでいる寂しさから少しでも抜け出したいと思うのならば、まずは自分から、相手に優しさや愛情を与えられるようになることが大切なのです。はじめは、周囲の人たちに感謝の気持ちを持つだけでも構いません。自分がひとりぼっちではないこと実感できるかと思います。

 

恋人ができたら幸せだと思う人がいれば、仕事がうまくいったときに幸せだと思う人もいます。お金持ちになれたら幸せだと思う人もいるでしょう。何かを手に入れた時に喜びを感じることは、それはそれで素敵なこと。

けれど、それは「何かを手に入れないと、自分は幸せになれない」という人であるとも言い換えられるかもしれません。

恋人がいなくても、幸せな人もいます。仕事での出世を望んでいなくても、幸せな人もいます。そこまでの収入がなくても、幸せを感じている人がいることも事実です。

悲劇のヒロインになる?ハッピーエンドのヒロインになる?

悲劇のヒロインになる?ハッピーエンドのヒロインになる?

つまり、あなたの「心のあり方」が、たくさんの幸せを引き寄せるのです。
心がいつもニュートラルで、いつも満ち足りているような人は、いつもごきげんです。
「幸せを手に入れる」というよりは、自分自身の気持ちや振る舞いがやがて、「幸せ」そのものになるのです。

つまり、今、幸せではないのは、恋人がいないからではありません。
心のあり方が幸せではない、ネガティブな気持ちにフォーカスしすぎているから、幸せではないのです。

自分自身を悲劇のヒロインにすることも、ハッピーエンドなラブストーリーのヒロインにすることも自分次第で決められることなのです。つまり、あなたがいま寂しさを感じているのは、恋人がいないからではないのです。

例えば、いつもごきげんな人は、「私には、家族がいて、信頼できる友達もいて、仕事もあって……」と、自分が「持っているもの」に気がつき、そのことに感謝できます。

一方、いつも自分は「不幸」だと思っている人は、「彼氏がいない、仕事が上手くいかない、お金がない」と言ったように、自分に足りないものばかりにフォーカスしてしまいます。

まとめ

何度も言いますが、自分のフォーカスする気持ちそのものがやがて、「幸せ」となってやってくるのです。

そのことに本当の意味で気づけたとき、その人は幸せになれます。

特定のパートナーがいてもいなくても、いつも相手を巻き込むくらいのハッピーオーラに包まれたごきげんな人を目指していきたいものです