胸を張って自分をイケメンだと言える人は、どれくらいいるのでしょうか?
俺のなかで最高のイケメンは狩野英考だと思ってる pic.twitter.com/kNO0qxepIa
— とーゆ (@unixion_10yu) 2014, 8月 17
ネットではよく、自己評価は「中の上」と聞きますが、「上の下」とは言えないのが日本人の心と言いますか何と言いますか…
鶏口牛後って感じですかね?
ただ、世の男性たちに知っていただきたいのは、ある程度の年齢になった女性は「イケメン至上主義ではない」ということ。
今日のテーマは『イケメン回避層』について!
イケメンを避ける?
いったいどういうことなのでしょうか!!
♡上のビジュアルへの恐怖感
人は何をもって「綺麗」「可愛い」「カッコいい」「イケメン」だと言うのでしょう。
好みの問題やその人が持つ愛嬌なども大きく関係してくると思いますが、ココでは単純に造形の美しさの話しをします。
よく「顔が綺麗すぎるとそそられない」という話を聞きますが、美しい人に近付くことには何か本能的な恐れがある気がします。
あなたのような美しい方に私のような下賤の民が触れるなどと…という、遠慮ではありません。恐怖に似た何かです。
何でしょうね?前世からの何かが関係してるんですか?
遠目で見る分には美しい人は幸福をもたらしますが、それがいざ目の前に来て「さぁ、お友達になりましょう」と言われると、劣等感や嫉妬心などチラっとも沸き起こらないレベルで恐れ多いです。
変な金持ちよりも、美しい人の方が断然強い力を持っています。
きっと、同じくらい美しい世界が見えてる人は恐れず関わり合いになれるのだと思います。
下~中の世界のなかでは、下剋上や見た目レベルの違いを飛び越えた恋愛はあると思いますが、ステージが上にあがった途端に上だけの世界での人間関係が始まるのではないかと思っています。
♡全ての人がイケメンを求めてるかと言われればそれは違う
とどのつまり、世の中の8割5分近くを占める中~下のビジュアルの者どもにとって、イケメンや超絶美女は目の保養なのです。
小さい頃って、クラスの人気がある人の偏りが激しかったと思いませんか?
ですが、年齢を重ねるにつれ、人によって重視してくる異性のポイントが変わってきます。
顔が一番大事!って人もいれば、性格が合わなくちゃ付き合えないとか、何となく放っておけない人が好きだとか…
大人になると、段々ビジュアル面に対する重要性が低くなってくるんではないかと考察しています。
そして、自分の中の異性に求めるものランキングで顔が3位くらいになった時に、合コンとか同じサークルとかでイケメンに居合わせると「イケメンだぁぁあああぁぁあ!!!」という気持ちになります。
高揚ではなく、警戒警報のようなものです。
昔ならば「イケメンだ♡」と、ときめいた所なのに、突如現れた美しい生き物にパニックを起こすのですね。
♡でもイケメンが人として好きなポイントを押さえていればもちろんそっちに行く
よっぽど好みのタイプがハッキリしていて、「イケメンであろうとなかろとこの顔でなければ食指が動かない」という人以外は、人としてイケメンが良い人であれば好きになってしまうのではないかと思います。
いくら天上人であろうとも、同じ下界におりて来てくれるのならば全然好きになってしまいます。
何を隠そうにゃまんさは面食いだから。
♡でもイケメンて大体人種が違う
結局はここに落ち着きます。
上のビジュアルの方々は見ている世界が違うので、価値観が合う人を見たことありません。
彼ら彼女らが美しい人としてこの世に生を受けたときから、扱われ方が違うからです。
扱われ方の話しを前のページでしましたが、ジャイアン的な見た目の人が上の扱われ方をすることはあるでしょう。
しかし、出木杉くん的な見た目の人がのび太の扱いを受けることは、よっぽど出木杉くん自身に自信がなかったとき以外はほぼないと思います。
もしくはどんな人にも嫌われるレベルの性格破綻者じゃなければ、大体はイケメン無罪で許されます。(中の上のイケメンでは許されないのですがね)
人種が違うと感じる人には、やっぱりどんなにイケメンでも惹かれないわけですよ。
そして「イケメンだ(ガタガタ」という気持ちだけが先行し、イケメン怖いとなっていく流れなのではないでしょうか。
♡扱われ方の作用はどの程度か
先ほどの項目では造形の美についてお話しましたが、どんな人でもコミュニティ内における扱われ方によって見える世界が違うこともあると思います。
芸能界なんかがそれを表す世界ではないでしょうか。
例えばジャイアンみたいな見た目でも、コミュニティ内で力があればしずかちゃんを引っかけられる可能性は格段に上がります。
出木杉くんのような見た目でも、コミュニティ内でいじられ役だったりピエロだったりしたら、そんなに人気もないでしょう。
これを心理学ではピグマリオン効果と呼びます。
他者からの扱われ方によって人は変わっていくし、それを見た他者がまたその人を評価していくのです。
ジャイアンからの指令を伝えます。 #chibalotte pic.twitter.com/3LdB7ElFcG
— カモメ党 (@gogochibalotte) 2014, 8月 19
つまり、顔の造形がそんなに良くなかったり欠点があったりしても、周りに「ステキ!権力者!」「顔のことなんか気にならないくらい魅力的!」と扱われていたら、本人も権力者さしく、カリスマらしく振る舞うようになります。
そして、顔の造作など関係なしに周りに人をはべらせていくのでしょう。
♡今日のまとめ
世界の違うイケメン美女より、同じ世界のフツメン・巨乳のちょいブス。
これが我々凡人の求めているところではないでしょうか。
恐れ多くて美しい人たちには近づけません。
扱われ方で出てきましたが、顔の造作など関係ないほどの愛嬌があれば、見た目はどうであれ人から愛されるのです。
あばたも笑窪と言うように、愛があれば大抵のことはカバーできてしまうのです。
なので、イケメンでない皆さんも美女でない皆さんも、愛されたいと願うのであれば愛嬌良く!です!