毎月の生理前の不快な症状に、悩まされている女性は、大変多いと言われています。
また、なかなか、人には言えずに、一人で悩む方も多いのではないでしょうか?
PMSが起こる原因については、月経前の、ホルモンの異常分泌から、副交感神経が乱れるという説がありますが、
はっきりとした医学的根拠は、発表されてはいません。また、PMSの症状は人によって、様々です。
婦人科でも、相談できますが、内診が嫌で行きづらいという方も少なくないのではないでしょうか?
そこで、今回は、PMS(月経全緊張症)を、やわらげる方法について、ご紹介したいと思います。
♥「半身浴」
38度位の温めのお湯で、15分~30分位、半身浴しましょう。
この時、上半身が冷えないように、全身欲と半身浴を交互に行ったり、上半身にバスタオルをかけるなどして、工夫しましょう。
温めのお湯に15分~30分浸かっていると、身体の芯から温まり、新陳代謝が良くなります。
特に、子宮内を温めるには、腰から下をよく温めることが、大切です。
長風呂が好きな方は、本を読んだり、音楽を聴きながら、ゆっくりと半身浴を楽しむのもオススメです。
また、お風呂に、粗塩を一つかみ、または、日本酒や赤ワインをグラスに一杯入れると、更に、身体が温まりやすくなります。アロマオイルを数滴、垂らすのもオススメです。腰痛、頭痛などがひどい場合には、ゼラニウム、心身ともにリラックスしたい場合には、サンダルウッドや柑橘系のオイルがオススメです。
そして、お風呂から上がったら、必ず、水分補給することを忘れずに!
♥「岩盤浴」
デトックス効果があると、言われている岩盤浴。スパ内に設置されていたり、岩盤浴専門店もふえました。
ヒーリング音楽を聴きながら、天然石の上に横たわり、リラックスして下さい。
PMSは日頃の疲れやストレスが、一気に出てしまう場合も少なくないようです。
また、肩こり、頭痛、腰痛なども和らげる効果が期待できます。
交感神経を鎮めてくれるので、イライラや憂うつ感など、メンタル的な症状にも、良い影響を与えてくれます。
♥「マッサージを受ける」
整体院やリラクゼーションサロンなどで、マッサージを受けに行きましょう。血行促進効果と、痛みの改善が期待できます。
あまり、強い圧をかけられると、身体が弱っているときには、かえって逆効果になり兼ねないのと、生理前のつらい症状を伝えやすいということから、女性スタッフに担当してもらうことを、オススメします。
身体を触られるのがつらい場合には、リフレクソロジーを受けると良いですよ!
足裏の反射区を刺激して、老廃物を流し、全身を温めてくれます。
また、リンパドレナージュやロミロミなどの、オイルマッサージもオススメです!好きな香りのアロマオイルを混ぜたマッサージオイルを使用して、リンパ節に溜まった老廃物を流してくれます。施術後はアロマな香りが全身を包み、心地よい気分になれます。
半身浴同様、施術後の水分補給をお忘れなく!ハーブティーや、ミネラルウォーターを出してくれるお店も多いですし、ご自身で買う場合には、出来れば、常温のミネラルウォーターをオススメします。
♥「針治療」
針を受ける場合には、腕が良いと評判の先生がいる治療院で、受けるようにして下さい。出来るだけ、誰か知っている人が通っている治療院を紹介してもらうことをオススメします。
また、整骨院で、針治療を行っている場合も、あります。針師の場合、国家資格になりますので、保険適用で治療がうけられます。即効性もありますが、定期的に通えば、体質改善効果もありますので、長期間、通院することをオススメします。
♥「ホットストーン」
天然石や岩石を温めて、背中に乗せ、全身の血行促進と、デトックス効果が期待できる施術です。
アロマセラピストなどが、メニューの一つとして、取り入れていることが、多いセラピーです。
ネィティヴアメリカンが、太陽の熱で、石を温めて、生理痛がひどいときに、お腹を温めたのが由来と言われています。
背中だけでなく、チャクラに温めた石を乗せて、ヒーリングする方法もあります。
サロンやお店によって、施術方法や扱う石は違ってきます。
オイルマッサージと併用して、受けることをオススメします。
♥「身体の内側から、温める食品を摂る」
PMSになりやすい方は冷え性の方や低体温の方が、少なくありません。
そこで、身体の内側から温める食品をご紹介します。
*しょうが
しょうがには、辛み成分のジンゲロールと、ショウガオールが含まれています。この成分が、身体を温めてくれると言われています。
*唐辛子
刺激的な辛みが、血管を拡張させ、血行促進に役立つと言われています。
*プルーン
北方の果物は身体を温める効果があると言われています。また、便通が良くなり、鉄分豊富なため、造血効果もあることで知られているフルーツです。便秘や貧血気味の方にも、オススメです。この他にも、リンゴ、サクランボ、ブドウなどが、身体を温める果物と言われています。
*黒米
色の黒っぽい食品には、身体を温める効果があると、言われています。また、黒米には、食物繊維やビタミン、ミネラルが多く含まれているため、便秘解消や、体調を整える効果もあることで、知られています。この他にも、小豆、ひじきなども有効です。
*スパイス類
こしょう、八角、マスタード、クローブ、シナモンなど。。。発汗作用があり、元気が出る食品として、知られています。カレーを食べると、汗をかき、元気が出るのはこのためなんですね!ここに取り上げた食品以外にも、土の中でエネルギーを蓄えた根菜類や、キノコ類、レバー、カツオ、いわしなども、有効です。
日々の食事に意識して摂るように心がけてみて下さいね!
♥「PMSに効果的なハーブ」
セントジョーンズワートというハーブには、鎮静作用があると、言われています。
ヨーロッパでは古代ギリシャ時代から医薬品として扱われているハーブです。日本でも、古くから、止血、鎮静作用が期待できるとして、使用されています。医薬品としては、認められてはいませんが、ドラッグストアなどで、手軽に購入でき、大量摂取しない限り、副作用はほとんどない製品です。
また、セントジョーンズワートを含んだハーブティーなども、販売されています。
イライラしたり、憂うつになったりという症状がある場合にオススメです。
♥「まとめ」
「女子を悩ませる「PMS」の不快な症状緩和法」について、ご紹介しましたが、いかがでしたか?
生理前の不快な症状は、仕事にも大きな影響を与えることもありますよね。あまりに、つらい時には、話すのも嫌になったり、人に会うのも嫌になったりする方も、少なくないのではないかと思います。
こちらに紹介した内容を参考に、試してみて頂けたらと思います。
少しでも、不快な症状が改善されますように。。。