ディズニー映画といえば劇中歌ですよ。
と、私は思います。
ディズニーってほぼミュージカル映画ですよね。
その場面ごとのキャラクターの心情が曲に乗せられており、感情の高ぶりみたいなものが見ている側にもより伝わりやすくなっています。
「アナと雪の女王」のエルサが歌う「Let it Go」も空前の大ヒットになり、一時期あの歌を耳にしない日はなかったほどでした。
なぜか聞いた人が歌いたくなるような曲でしたね。松たか子さんの歌唱力よ・・・
やはり、ディズニーといえば歌!
という事で、筆者が好きなディズニーの恋愛ソングをまとめてみました。
(正直言って最近のやつは見てないので昔の曲が中心です。すいません。)
【心ひらくとき】
ポット夫人が温かい声で歌っていたこの歌。
個人的には「真実は ただひとつ しあわせは 隠せない 誰の目にも」の部分でいつもこみ上げるものがありますね・・・(曲的にここがクライマックス。多分ね。)
最初はこの二人って礼儀知らずでわがままな野獣にベルは嫌気が指しているっていう関係なんですよね。
でもベルが狼に襲われそうだったところを野獣が助けたのをきっかけに二人は心を通わせていくわけです。
この歌のダンスシーンで、ベルを見つめる野獣の目の優しいこと!
ただただ「いいなあ」とうっとりしながら見つめてしまうようなシーンでした。
愛が芽生えていく時を、優しく見守っているポット夫人の歌声が素敵な一曲です。
【遠くから見つめる瞳】
「パート・オブ・ユア・ワールド」
「恋の歌?」という感じではあるのですが。
でもアリエルの陸の世界への渇望は、ちょっと恋する時の気持ちに似ているなあ、と思いました。
恋する人が、物理的な意味だけでなく自分から「遠くの世界」にいる時、なんとかしてあの人に自分を認識してほしい、という気持ち。
片思いしてる人は思い当たるところが多いんじゃないでしょうか。
噂話や、ツイッターなどの情報として入ってくるものはあるけれど、本人の口から聞いた生の感情は入ってこない。
その人の世界に自分が存在しない感覚。
知っているだけじゃ、嫌だ。
あなたの世界に入りたい!
なんかそれに似ているなあ、と思ったのです。
【恋する少年】
「ストレンジャーズ・ライク・ミー」
なんかもう「思春期の恋する少年」!
ゆうてターザンはこの時二十前ぐらいだと思うんですけど。
ターザンはゴリラに育てられて、自分のことも、人間の世界のことも知らなかったわけです。
そこに生まれてはじめて見る人間の女の子が現れて、なんだか不思議だなと思いつつ好きになっている。
思春期は「自我の芽生え」の時期。だと思う。
「自分ってなんだ?」に加えて人の事が気になる時ですよね。
「僕」のことも「君」のことも知らないけど、知りたい。
「君」を通して「僕」のことを知っていく・・・って、これも恋愛の醍醐味のひとつだなあと私は思います。
初めて恋に出会ってわくわくしているような少年の心が歌われています。
【自分を変えてくれた恋】
「ホールニューワールド」
アラジンのテーマは「自分を変えてくれた恋」かな?
アラジンはもとは貧しい青年で、物を盗んでその日暮らしをしていました。
が、ある日市場で王宮を抜け出していたジャスミン姫に出会って一目惚れをする。
それから色々あってジーニーに出会って、ジャスミンと結婚するために王子にしてもらい、またいろいろあって国を自分の物にしようとするジャファーと戦ってついにはジャスミンと結婚する。
最初コソ泥だったのにね!
ありのままの自分を愛してくれる人と恋愛するのもいいけど、
レベル高めの相手への恋で自分が磨かれていくということもあります。それは恋愛成就するしないに関わらず、いいものですよ。
でも歌詞にあるように、ジャスミンだってアラジンがいたから新しい世界を見ることが出来たのです。
それは普通の王子様では無理でしょう。
お互いに影響しあって変わっていく恋愛っていいよね!
なかなかそんな人と出会えないけどね!(爆)