お見合いパーティにはじめて参加するときは、男性でも女性でもちょっと勇気がいるもの。
街コンとお見合いパーティの共通点は大きく３つ。
１ 時間制限がある
２ 初対面の相手と一定時間会話をしなければならない
３ 複数の相手と一度に出会える
では、違いも大きく３つでまとめてみます。
１ 街コンよりも真剣度が高い
２ 一人参加のものが多い
３ フリータイムがある
さて、一番問題なのがこの３番目のフリータイムです。
子供のとき、学校の授業で「じゃあ、好きな相手と自由にペアを組んでください」とか「好きな相手と自由にグループを作ってください」なんて教師が言っていましたよね。苦手な方も多かったのではないでしょうか。
クラスに2、3人ぽつんとしている子たちがいましたよね。
アレです。
アレのえげつないバージョンです。
女性に話しかけることができず、一人で椅子に座ってぼうっとしている男性。
男性に話しかけられるのを待ち、うつむきながら椅子に座りじっとしている女性。
いっそそんな二人で話してしまえばいいのですが、マイナスとマイナスは引き合うどころか反発してします。
だけどだからといって、いきなり積極的にはなれませんし、積極的な女性に対して抵抗を覚える男性も多いですよね。特に女性に慣れていないタイプならなおさらです。
では、どうすれば積極的に動かなくても相手の男性に動いてもらえるのか。
ここでも大事なポイントを３つご紹介します。
１ 褒める
２ 約束する
３ アイコンタクトをする
まずお見合いパーティの流れをご説明しましょう。
１ 最初にプロフィールカードを書く
２ 主催者の合図で、男性が時計回りに移動して全員と短い時間会話をする
３ フリータイムが始まる
４ 気に入った男性の名前を書く
５ 両想いならカップルが成立し、発表される
また、それとは別に自分のアドレス等を書いたカードを好きな相手に、主催者を通じて渡すことができる制度があることも。
はじめから「さあ、３分以内に近くにいる方とペアになって席についてください」という鬼畜な要求をしてくるお見合いパーティもありますが、多くのお見合いパーティは順番に男性が時計回りに移動していく形式です。
お見合いパーティに参加して、最初にすべきなのはプロフィールカードを充実させることです。プロフィールカードによっては「年収」や「学歴」など、かなりディープなことを聞いてくるものもありますが、答えたくないところは記入しなくて大丈夫です。
充実させるべきは、趣味や休日の過ごし方など、会話に発展しそうなところです。
見知らぬ相手との会話では、このプロフィールカードが相手にとっての命綱になります。
あなたにとってではなく、これは相手にとっての会話の命綱です。
相手があなたのプロフィールを見て「あ、これなら会話を広げられる」と安心できるようにしましょう。
趣味「寝ること」、休日の過ごし方「家事」、特技「特になし」なんて書いてあったら、おそらく相手の質問は「お仕事は何されてるんですか？」になります。
「それぐらいしか聞くことがないの？」なんて思ってはいけません。
だって悪いのはあなたのプロフィールカードなんですから。
相手があまりにも仕事の話ばかりを聞いてくるようなら、プロフィールカードを修正したほうが良いです。
嘘を書く必要はありませんが、履歴書ではないのですから多少誇張しても大丈夫です。
特技だって「料理」や「掃除」なんてものなら、「縄跳び」とか「自撮り」とかでも。
「縄跳びが特技って、なんですか？」とか「自撮り、よくするんですか？」とか、会話のきっかけになりますからね。
では３つのポイントはどこで使うのか。
相手を「褒め」、そして「約束」をするのは「２ 主催者の合図で、男性が時計回りに移動して全員と短い時間会話をする」ときです。
気に入った相手ができたら、まず一回は褒めましょう。相手のプロフィールを見て、とくに褒める要素が思いつかないなら「かっこいいですね」だけでもいいんです。
会話が盛り上がったら「○○さんって、とっても話しやすい方ですね」とか「○○さんって、料理が趣味なんですか？ 料理が得意な男性ってかっこいいですよね」とか。
月並みなセリフでもＯＫです。ただ、必ず相手の名前を口にしましょう。
続いて、やるべきなのは「もっとお話したいな」とか「フリータイムにまた話してもいいですか？」とか、フリータイムの約束をあらかじめ取り付けておくことです。
もし相手がフリータイムを重荷に感じていたら、ほっとしてその提案にのってくるはずです。
そしていよいよフリータイムになったとき、約束した人と別の相手があなたに話しかけて来ることもあります。
その際に「すみません、お話ししたい方がいるので」と断るのもありですが、話しかけてきた相手と話してみたい場合は、断らないのもありです。
「彼女は他の男性にとっても魅力的な女性だ」
「彼女と話すのは自分だったはずなのに」
「話せないとなると、彼女と余計に話したい」
約束した男性には、そんな風におもわせることができます。
さて、ここで忘れてはいけないのが「アイコンタクト」です。
「話したかったけど、他の人に話しかけられてしまいました。本当は私もあなたと話したかったんですけど」という想いを込めて、アイコンタクトをします。
少し申し訳なさそうな顔をして会釈をすればＯＫです。
後でメッセージカードなどに「フリータイムに話せなくて残念でした」なんてコメントをつけておけば、フォローは十分です。
それでも怒るような男性は地雷物件です。
いかがでしたでしょうか。
フリータイムでは積極的に男性に話しかけている女性もいます。黙っていても、次から次に男性が話しかけてくる女性もいます。じっと一人でうつむいている女性もいます。
この中でカップル成立率が高いのは、黙って男性を待っている女性です。
ご紹介した３つのポイントを抑えて行動すれば、黙って待っていても、一人でじっとうつむくはめにはなりません。
ただ一つだけ注意していただきたいのは、「約束」をする男性は３人以下にしておきましょう。
あまりにも多くの男性と「約束」しすぎると、フリータイムに惨めな想いをしなくても、カップル成立には至らなかったり、至ったとして後々「男なら誰だっていいんじゃないか」という疑念を相手に抱かせることになってしまいます。
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