辛口オネエ：願い事がなかなか叶わない、近年だいぶブームになった「引き寄せの法則」とか「ホ・オポノポノ」をやっても叶わないって人は、ずいぶん前のしかもスタッフの記事だけど、
でガッツリ説明してくれちゃってるんだけど、
「■思考はやはり現実化する。「叶わないのでは」という不安が現実化する
これまで世の中では、またビジネス関連の成功法則では、「より強く明確に願ったことが現実になる」と言われてきています。そのため、例えば毎日繰り返し、同じ願いを唱えたり、紙に何百回と書いたりすることを薦める場合があります。
けれど、「何が何でも叶えなければ」とやっきになっている事ほど願いが叶わず、諦めた後や忘れた頃にふと叶った、という経験をしたことはありませんか？
願いが叶うのは、叶うと心の底から信じられたとき
です。
口では叶うと言っていても、逆に言えば言うほど、不安や疑いを抱いてしまったことはありませんか？
もし、「頑張らないと叶わないんじゃないか」「もっと願わなければダメなんじゃないか」といった気持ちがあれば、その気持ちは抑圧すればするほど潜在意識に刻み込まれ、「叶わない現実」が叶ってしまうのです。
だからこそ、その願いを諦めたり忘れたりして、不安や疑いの気持ちがなくなったときのほうが、すんなり叶ったりするのですね
って感じで、潜在意識の問題もあるかもしれない。
でも、中には本当に心の底から願いが叶った状態をイメージできて、むしろ周囲から「大丈夫？」って思われるくらい、イメージの世界に入り込めちゃって不安も不満もこれっぽっちもないくらいに潜在意識もピカピカなのに、
やっぱり願いが叶いません！！
って人もいるわよね。今回は、そういう人にとって役に立つかも……な、主に道顕からの話ね。
■潜在意識活用だけでなく「神仏」も頼っているおぬしへ
芦屋道顕：さて、これはわしの雑感だけでなく一般的な傾向のようじゃが、昨今の「スピリチュアル系」を好む人々は「引き寄せの法則」などを単体で取り入れている人は少ないようじゃな。みな、それ以前にもそれ以後にも、願いを叶える、幸せになる、開運するといった触れ込みのおまじないや風水を試し、そしてパワースポット巡りや、神社や仏閣へのお参りをしておろう。
恐らく、大勢の恋や諸々の願いを持つ人々が、特定の願いを抱いて神仏を訪ね、そこにおわす神仏に「願掛け」をしておろう。
★『願掛け』は礼儀を守ればしてもOK
「願掛け」については「するな」と言う神社仏閣もあるが、御祭神や本尊が明らかにあるご利益から崇められていて、その神社仏閣もその御利益を売りにしているところであれば、そして時節を守れば、まったく遠慮することはない。
言うなれば、相手が神仏でお願いごとを聞き入れてくれるのは慈悲の御業とはいえ、それは人間として生まれ、そういった神仏を信じることで加護を得るという「取り決め」の中で許されていること。
きちんと礼儀を守りご挨拶をして、願いが叶おうと叶うまいと、お礼をすればそれで良いのじゃ。
（初詣でお願いをするのは、やはりあまりよろしくない。神仏にしてみれば、年に一度だけ顔を見せる遠縁の子どもが新年の挨拶だけなら可愛いと思い、お年玉の一つもやろうと思うが、子どものほうから「お年玉ください！それと新しい自転車と、今年こそスマホ買って！」と言われたら、カチンとくるのと似たようなものじゃぞ）
★『願掛け』をしたら必ず『願ほどき』を
まあ、正月などの挨拶時期以外で、どうしても願いがあって神仏を頼るならば、相手もそれを正直なところ見越しておるのじゃ。「ふむ、普段はめったに見かけないあのオナゴがウチの神社にくるとは。なんと、三十路になってついに真剣に結婚したいようだな。まあ、うちはそれが得意だからな。よし、何を願うか聞くだけ聞いてやろう」とな。
さながら、お見合いを頼む世話焼き役の家に、頭を下げて相手を紹介してもらいにいくようなもの。
しかし、問題は願掛けをした後じゃ。
この記事を読んでいるようなおぬしは、お守りや御札は１年ごとにきちんとお返ししているであろう。（もししていないならば、１年経ったらお焚き上げにきちんとお返しすることじゃ。あれは、貰い受けたものではなく、神仏のご加護を「レンタル」しているのじゃ！借りっぱなしだと視えないレンタル延滞料がどんどん溜まるぞよ）
★願掛けをしたら、必ず、願いが叶おうと叶うまいと願ほどきをするべし
たとえ見合いがうまくいこうといくまいと、紹介してくれた方に、感謝してお礼の品を送るようなものじゃな。
本来は、たとえ遠隔地であってももう一度その神社まで出向いて、以前にこれこれの願いをした○○ですが、願ほどきをいたします、よろしくお願いいたします」という気持ちを手を合わせてお伝えすることじゃ。願掛けをするときに、祈祷をしたならば、同じように願ほどきの祈祷もするのが一番無難。その際は願いが叶っていようといまいと、感謝をお伝えすることじゃ。
これは、人間関係も神仏との付き合いも同じ。おぬしがもし、実際に何かお願いをして、その願いを聞き入れてくれた人にその後何の報告も感謝も伝えなければ、その人物はもう、おぬしのために何かしようと思わなくなってしまうであろう。また、そういった評判が広まれば、誰も力を貸してくれなくなってしまう。
これは、神仏も一緒なのじゃ。「神仏のようなすごい存在がそんなみみっちいこと気にするの？」と思うであろうが、そうなのじゃ。
そして、もう一つの側面としては「ずっと以前の願いがいまだに生きていて、新たな願いに注がれるべきエネルギーや運がそちらにとられる」という問題もある。
★１０年前に「○○くんと結婚したい」と願ったのがまだ有効で？？
これは、恋多きスピリチュアル女子にありがちなのじゃが、好きな人が変わるたびに、その都度、願掛けをする……願ほどきをしないまま。
これは、現実世界に例えるなら、そうじゃな……。例えば転職エージェントに、あるときに「IT企業で事務職を希望」と伝え、その後に前の希望を撤回しないまま「外資系企業で英語を使った営業事務を」と伝え、それも撤回しないまま「やっぱりベンチャー企業で社長の右腕として働いてみたい。経営企画で」と伝えたとする。
転職エージェントはおぬしの希望を叶えようと頑張るつもりでいるが、そのすべての希望がデータベースに記録されていて、そして、悲しいことにそのデータベースは「最新の情報のみを正とする」ような仕組みはない。
本来であれば、そのエージェントは３人の人員をおぬしの希望に割り当てて希望を叶えるよう動くつもりでいたが、おぬしについては「じゃあ、１人はIT事務職探して、もう１人は外資営業探して、もう１人はベンチャー探して」と、せっかくのパワーが分散されてしまうのじゃ。
また、願掛けの話に戻ると、おぬしが１０年間のうちに、願ほどきしないまま５人の異性との恋愛成就を願ったとする。
それぞれの神仏やその眷属はおぬしのために頑張ってはいるが、例えば最初に願掛けした、幼なじみのAくんと近づくために「あの子は毎年帰省しているから、今年もお盆にAくんとばったり出会い話が弾んで盆踊りに」と計画していても、すでにAくんを忘れ果てているおぬしは今年は帰省せず旅行に行ってしまっている……。
中学時代の初恋の願いがまだ有効の可能性も？
そのようなことが起き続けるのじゃ。そして、徒労をするのは神仏だけでなく、ほかならぬ願掛けした本人も、過去の願掛けした対象および神社仏閣とは「霊線」がつながり、ずっと知らない間に霊的な通信されてしまうゆえ、そうじゃな、これは「もうずっと使ってないアプリが裏で動いていて電池を食う」ような、運の消費をしてしまうのじゃ。
辛口オネエ：ちなみに、もう長い間会ってもいないし、今はもう好きじゃない相手の夢をいまだに視るって場合、その相手との恋愛成就を過去に神仏に願ってたりすると、ずっと夢を見続けちゃうこともあるのよねん。願ほどきすると、見なくなるわよ。
★『願ほどき』をすると運気の「浪費」がなくなる
ずいぶんと例えが多くなってしまったが、願ほどきをするのは、運気の断捨離と似たようなもの。
目には視えぬが繋がってしまっていて、知らない間に発生している通信や、もう欲しくないもののために浪費されている運気をシャットアウトして、今現在、本当に願うもののために振り向けることができるのじゃ。
もし、思い当たることがあれば、近くの神仏であれば直接出向き、遠隔地であれば、その分社や同じ系列の近くの神仏でもいいから、願ほどきをしてみると、今後は願いが叶いやすくなるやもしれぬぞ。
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