結婚はしたい。
でもあんまり動きたくない、外に出たくない。
そういう人に選ばれやすいのがネット婚活です。
更に、出会いは欲しいけどなるべくお金をかけたくない、と考える人も多いかと思います。
そこで多数存在しているのが、利用料がいらない「無料」のネット婚活サービスです。
筆者も、無料タイプ有料タイプ、それぞれを利用したことがありますが、これは本当に一長一短で、自分に合っているものを選ぶのがいいのではないかなというのが個人的な感想です。
しかし、これはあくまで「婚活の酸い甘いをある程度理解した人」に限った場合の話です。
本当に婚活をはじめたばかりで、しかもネット婚活もはじめて。手軽にはじめられるから無料がいいな!と考えている方に「ちょっと待った!」のストップをかけるべく、今回は無料のネット婚活サービスの注意点について、お話させていただきたいと思います。
1.「無料」ゆえの気安さ
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お金をかけてまで婚活するのも、なんだか微妙…と考える層も少なくないのではないでしょうか。
周囲の友人知人、同僚女性達を見ていて私の思った印象が、これでした。
既婚を除き大抵の人は「結婚願望はある」と答えます。
しかしながら、彼女達はアラサー、アラサーを超えるであろう年齢に近づいてもやはり「白馬の王子様」や「運命の出会い」なんてものを心のどこかで期待している感が拭えません。
彼女達が今の年齢まで独身なのは、ひとえに「普通に生活をしていた上で出会った運命の一人」を待っているのも一因なのではないかな、というのが個人的感想です。
(勿論、色々事情があると思いますので、全員がそうではありません。一部の女性の話です。あしからずご了承ください)
とはいえ、年齢的にはそろそろ結婚していてもいい年頃。
程度の差はあれど、何かアクションを起こさなければと考える年頃でもあります。
そこで入り込みやすい気軽な婚活が、無料で使えるネット婚活サービスなのです。
ネットなので、サイトを見ているところを見られない限りは婚活してるなんて分からないし、こっそり活動するにはもってこいのツールです。
そういう気安さでは、私は無料の婚活サービスは試す価値はあると考えます。
2.「無料」だからこその罠
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さて、軽い気持ちではじめた無料のネット婚活。一体どんな出会いがあるのでしょう…。
ワクワクしながらログインして、お相手を探すことになるかと思います。
以前別の記事でもご紹介したと思いますが、ネット婚活における運営側は場所提供が主体で基本的にユーザー放置です。
自力で探して見つけて、アプローチをして、アプローチをされて、メッセージ交換なんていう名前を借りた微妙な心理戦を経て…と、まあ若干面倒な手順を踏みます。
しかしながら、ここでひとつ罠があります。
婚活サイトによっては、無料ユーザは「メッセージ送付機能」に制限が設けられているのです。
要するに、「相手のメッセージは受診できるけど、課金しないと返信はできないよ!」というものです。
最初は私も驚きました。
私の基本姿勢は、「どんなに不躾で訳の分からないメールでも、断りのメールでも、とにかく返信すること」でしたので、無料ユーザとして登録したのに、たったの3日で課金ユーザとなりました。
とはいえ、最初から有料だよ、と謳っている婚活サイトよりは料金は破格といってもいい値段設定でしたので、1サイトくらいは課金ユーザとして登録し、お相手の登録層を観察してみると興味深い体験ができると思います。
3.「無料」だからこその、年齢層の幅広さ、多様性
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デメリットを再三言い募っておきながら何ですが…
婚活で男性と会ってみるだけでも、視野が凄く広がります。
自分や自分の周りにはいない、少し変わった毛色の男性と出会うことができます。
勿論、そのお相手と気が合うかどうかは別として、一度お会いして、普段の生活ぶりですとか、仕事の具体的内容なんか聞いてみると、世の中には色々なお仕事や生活をしている人がいるんだなあ、という、当たり前だけど何処か遠かった社会というものが見えてきて、とても興味深いです。
婚活としても勿論重要な「出会い」ですが、人間としての自分の幅を広げるという意味でも、ネット婚活そのものは有効な手段なのかもしれません。
まとめ
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いかがでしたでしょうか。
世の中には婚活ハウツー話、本、コラムなどが溢れていますが、私は正直申し上げますと、そんなものより「自分がこれだと思ったものを貫け!」派です。
結婚をするのは、自分です。
ハウツー本を書いた著者さんでも誰でもなく、あなた自身なのです。
あなた自身が納得のいく手法、納得のいくお相手と、幸せな生活を夢見て、諦めずに婚活を続けていただければと思います。
ただし、無料のネット婚活には細心の注意を払って活動をしてください。
サイトによっては婚活という名前を借りただけの出会い系サイトもあり、男性も結婚ではなく単にいわゆる「一夜限りの相手」(下品な表現になりそうなのでぼかしました…)探し目的で登録している人もいます。
そこは、きっちり見極めて出会いを求めていただければと思います。