するとしないでは大違い!おまじない効果を高めるための作法(西洋編)(ページ2)

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◆ おまじないには作法がある

世界には様々なおまじないが存在します。そのやり方も多種多様ですが、いずれも、おまじないを実行するにあたっては作法を必要とします。

作法とは、いわばおまじないを行うための儀式です。その儀式をすることで、おまじないに命を吹き込み、その効果を高めることができます。

「おまじない、やってみたけど効果がない」と感じるのは、この作法が不十分である場合も多いのです。

作法はおまじないの基本です。基本をおろそかにしたら、効果が実感できないのも無理もありません。

もちろん、作法を厳密に守ることは難しいでしょう。しかし、できるだけ忠実に行うことで、より効果を高めることができます。

今回は、西洋系のおまじない(魔術)の作法についてご紹介しましょう。

◆ 道具も体もきれいにしておく

おまじないに道具が必要な場合、必ずきれいなものを使いましょう。安価なものであれば、新品を買うことをお勧めします。

また、新品を用意するにしても、自分で買うことが大事です誰かに頼んで買ってきてもらうと効果が落ちると言われています

道具は新品にすることはできても、自分の体は新品にはできません。ですから、体を清める必要があります。最低限、入浴や歯磨きはしておきましょう。

◆ 月の満ち欠けに合わせること

おまじないと天体とは関係があります。特に月との関係は密接です。したがって、月の満ち欠けに合わせておまじないを行うようにしましょう。

恋愛、結婚、結婚、開運など、人の幸福を願うようなおまじないを行う場合、月が満ちていく期間が適当です。満月の実行がベストですね。

満月を過ぎて月が欠けていく期間には、人を呪うおまじないが適しています。しかし、人を呪うおまじないは、自分をも不幸にするのでやらないほうがよいでしょう。

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◆ 精神状態を点検すること

悲しみや憎しみをもって、恋愛や開運などの幸福をもたらすおまじないをしても、おそらく効果は薄いでしょう。

雑念が入らない、心が安定した状態かどうか、おまじないの実行前に点検するようにしましょう。リラックスした状態で何も考えないようにしても、雑念がどうしても入るようでしたら、心が不安定になっています。そういうときは、おまじないをしないほうがよいでしょう。

心の乱れは、体が疲れている時によく起こります。「疲れている」と感じたときも、おまじないはしないほうがよいでしょう。よく休んで、心が落ち着いた状態になるまで待つようにします。


◆ 具体的なイメージをもつ

最も重要なのは、自分の願いをできるだけ具体的に視覚化することです。

たとえば、あなたに好きな人がいて、その人と両想いになるおまじないをするとします。まず、その人と寄り添って、手をつなぎながら歩いているシーンを思い浮かべます。その人の姿や形だけでなく、手の感触、体温、匂いなどもイメージし、それがあたかも現実であるかのように感じ取るのです。

もちろん、最初からそううまくイメージできないかもしれません。でも、繰り返し練習することで、イメージが具体的に視覚化できるようになります。それができた段階でおまじないを行うと、効果が非常に高くなるのです。

◆ 終わりに

おまじないの力の源は人間がもつ潜在能力です。そのエネルギーは誰にでも備わっており、誰もがおまじないに命を吹き込むことができます。

その命を十分にするうえでも、作法は重要になります。頑強な生命であれば生きる力は強くなります。逆に、弱い生命であると力も弱く、すぐに衰えてしまいます。それと同様に、作法によって与えられた強いパワーはおまじないの力を強くしますし、弱いパワーはおまじないの力を弱くしてしまいます。

そういった意味でおまじないの作法は大事なのです。