恋に恋する人におススメ 美しい二人の美しい恋愛映画「ある日どこかで」

恋に恋する人におススメ 美しい二人の美しい恋愛映画「ある日どこかで」

 

時を超えてめぐり会う、一生に一度の恋人。

ラフマニノフ作曲のパガニーニのラプソディー(パガニーニの主題による狂詩曲第18変奏)のメロディが、幻想的な雰囲気を引き立てるとってもロマンティックな映画です。

1980年公開なので少し前の映画ですが、いまだに根強いファンがいるこの作品。
とにかく主演の二人が美しい!
まさに、絵になる二人で画面に引き込まれてしまいます。
 
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主人公の劇作家リチャード・コリヤー役のクリストファー・リーヴは映画「スーパーマン」で有名ですが、こんなにハンサムだったのかと改めて感心してしまいました。
2004年に残念ながら亡くなってしまったので、さみしい限りです。

お相手の人気女優エリーズ・マッケナ役のジェーン・シーモアは、撮影当時28歳で、たぶん彼女史上一番美しい時期でしょうね。
本当にハッと驚くほどの美しさ。
TVドラマ「ドクタークイン」のクイン先生役でご存じの方も多いはず。
 
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物語の舞台となる湖畔の素敵なホテルの景色も、夢のように美しいのです。
このホテルのロケ地は、アメリカのミシガン州ヒューロン湖にあるマキノー島という場所で、実際に「グランドホテル」があるそうです。
今でも毎年、この映画にちなんだイベントを行っているそう。

 

 

「ある日どこかで」というタイトルですが、原題は 「Somewhere in time」といい、直訳すれば、「時の中のどこか」。

この映画の内容ですが、あまり詳しく書かないようにしておきます。
というのも、恋愛映画と一言におさめてしまうには、少し風変わりな映画で、詳しく知らない方がより楽しめると思うからです。
タイトルにヒントがある、とだけ言っておきます。
 
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初めてこの映画を観たのは10代の時で、その後20代の時にもう一度観たのですが、その時は、なんてロマンティックな映画なのだろうと感動しました。
ラストシーンも泣けてしまって、昂揚感をもって観終えることができたのです。

ところが、今回、記事にするにあたり、3度目に観ることとなったのですが、驚くことに以前の2回とは違う印象になったのです。

年を重ねてから同じ映画を観ると、映画の印象が変わることがあります。
まさか、この映画の印象が変わるとは思わなかったので自分でも驚きました。

同じ映画を何回も観るのも、考えものなのですね。
私にとっては、「最高にロマンティックな映画」という最初の2回の印象のままで、永遠に残ってほしい映画です。

 

 

内容を詳しく説明できないので、大好きなシーンをご紹介します。

舞台女優のエリーズがリチャードに初めて出会うシーン。

滞在しているホテルの庭を散歩しているエリーズが、遠くから近づいてくるリチャードの姿を目にとめて、憂いを込めた表情でこう言います。

「あなたなの?」
 
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この「あなたなの?」
という言葉には、こんな意味がこめられています。

「私の心の中で夢見ていた男性が、本当に目の前に現れたら何て言えばいいのかしら。胸が震えて、生まれて初めて感じる気持ちがしたわ。だから分かったの。出会った時一瞬で、あなたがその人だって。」

なんてロマンティックなのでしょう♡
もちろんバックグランドミュージックはパガニーニのラプソディー。

ジェーン・シーモアの憂いを帯びた表情でこれを言われて、落ちない男性など存在しないでしょうね。

 

 

「憂い(うれい)」というものを体得すれば、より魅力的な女性になれると思います。

いつも明るくて元気な子や、しっかり者の子が、ちょっとした時に見せる表情が憂いを帯びていれば、男性はドキッとするのではないでしょうか。
悲しげで、儚げな表情のことです。

例えば、友達と大勢で楽しく過ごしていても、ふと、なんだか寂しいような虚しいような気分になることありませんか?
女性ならば、誰でもそんな経験があるはず。

その時の気持ちを思い出して、物思いにふけってみれば、憂いを帯びた表情になっているかも。
美しいジェーンの表情をよーく研究して、自分なりの憂いを帯びた表情を体得してくださいね。
 
syouhingazou
画像出典:amazon
ヤノット・シュワルツ監督、リチャード・マシスン原作・脚本
「ある日どこかで」1980年公開作品

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bulk

フリーウェブライター、恋愛ライターとしても活動中。主にいろいろな目線で、ライフスタイル/恋愛/占いについて執筆。たまにライブ活動も行うが執筆最優先の生活が続いている。常に面白いことを探しに旅をしている。「初めまして、バルクです。ベリーグッドではいろいろなジャンルの記事を書かせていただいてます!読者のみなさんのお役に立てたらうれしいなと思います。よろしくお願いします。」