ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選

みなさんは、「涙活」という言葉をご存知ですか?

涙活とは、

能動的に泣くことで心のデトックスをする活動のこと。
悲しい時や感動した時などに、相手の境遇に共感して流す涙にストレス発散効果があるという。
【引用】涙活とは – はてなキーワード

このように、泣くことがストレス解消に効果的なんです♪

そこで今回は、「泣ける話」を5つ集めました☆

ハンカチやティッシュを用意して、ご覧ください!

思いっきり泣いて、気持ちをスッキリさせちゃいましょう♪


ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選
彼氏の留守中、部屋の片づけを頼まれた。
そしたら彼氏が亡くなったおじいちゃんからもらったという形見の食器をうっかり割ってしまった。

なんて事をしてしまったんだろうと泣きながら帰って来た彼氏に謝ったら
「怪我はしなかったか?!」
とまず聞いてくれて、切った手を手当てしてくれた。

「そんなに謝るな。形あるものはいつか壊れるもんだ。お前の怪我の方が問題だ。
心配しなくても、じいちゃんとの思い出はたくさんあって、皿なんてなくたっていいんだ。」
と言ってくれた。

申し訳ないのとありがたいので涙が止まらなかった。

【引用】心配しなくても | 泣ける話・感動する話 – 涙腺崩壊

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選
入社4年目で初めての結婚記念日の日。

社内でトラブルが発生した。
下手したら全員会社に泊まりになるかも知れないという修羅場なのに、
結婚記念日なので帰らしてくださいとは絶対に言えなかった。
5時を回った頃、T課長が俺を呼びつけ、封筒を渡して、
「これをK物産に届けろ」と言う。
K物産は、隣の県にある得意先で、今から車で出ても8時までに着けるかどうかすら分からない。
「届けたら直帰していいから」と言うが、直帰も何も、
K物産に届けて家まで帰ったら、きっと11時は過ぎるだろう。

文句を言いたかったが、「わかりました」と言って封筒を預かった。
中身を見ようとすると「中身は車の中で見ろ。さっさと行け!」とつれないT課長。
不満たらたらの声で「行ってきます」というと、課内の同情の目に送られて駐車場へ向かった。

車に乗り込み、封筒を開けると、一枚の紙切れが。
「結婚記念日おめでとう。今日はこのまま帰りなさい」と書かれていた。
会社に入って初めて泣いた。

その翌年、T課長は実家の家業を継ぐために退社した。
送別会の席でお礼を言ったら「そんなことあったか?」と空とぼけていた。
T課長、お元気でおられるだろうか。

【引用】記念日 | 泣話

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選
記念日に買ってもらった大事な指輪。
先日、その指輪をなくしてしまった。

どんなに探しても見つからなく、彼に謝ったら、

「いいよ、別に。どんなに大切にしてたか知ってるし。
その気持ちで充分あの指輪の役割を果たしてたよ。
それに、婚約指輪をそろそろ贈ろうかとしてたから、丁度いいよ。」
って言ってくれた時。

感動的なプロポーズでした。

【引用】感動的なプロポーズ | 泣話

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選
学生時代、書類の手続きで1年半ぶりに実家に帰った時のこと。
本当は泊まる予定だったんだが、次の日に遊ぶ予定が入ってしまったので
結局日帰りにしてしまった。
母にサインやら捺印やらをしてもらい、帰ろうとして玄関で靴紐を結んで
いると、父が会社から帰ってきた。
口数が少なく、何かにつけて小言や私や母の愚痴を言う父親のことが苦手で、
一緒に居ると息苦しさを感じていたの私は、父が帰宅する前に帰って
しまいたいというのも、日帰り、ひいては通えない距離の学校を選んだの
理由の一つだった。
父が、「お前、泊まるんじゃなかったのか」と訊いたので、
「ちょっと忙しいから」とぶっきらぼうに答えると、手に持っていた
ドーナツの箱を私に差し出し、
「これやるから、電車の中で食え。道中長いだろうから」と言った。
駅に着くと、電車は行ったばかりのようで人気がなく、30分は
待たされるようだった。
小腹が減ったので、父からもらったドーナツの箱を開けた。
3個ずつ3種類入っていた。
家族3人でお茶するつもりだったんだなぁ。
でも、私が9個貰っても食べきれないよ。
箱の中を覗き込みながら苦笑した。
その直後。
あぁ、あの人は凄く不器用なだけなんだろうな―。
ふとそう思うと、涙がぼろぼろ出てきた。
様々な感情や思い出が泡のように浮かんでは消えるけど、どれもこれも
切なかったり苦かったりばっかりで。
手持ちのポケットティッシュが無くなっても、ハンカチが洗濯して干す前
みたいに濡れても涙は止まらなくて、
結局、一本あとの電車が来るまで駅のベンチでずっと泣き続けていた。

【引用】お父さんの優しさ | 泣話

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選
1年間同棲していた彼が他界した。

大喧嘩をした日、交通事故に遭った。
本当に突然の出来事だった。
その日は付き合って3年目の記念すべき夜だった。

しかし、仕事が長引いてしまって約束の時間に帰宅する事ができず、せっかく彼が用意してくれた手製の料理が冷め、台無しになってしまった。
いつも通り軽く詫びを入れて事を済まそうとしたが、その日の彼はいつもとは違い、私に対してきつくあたった。
丁度その時私は気分も優れず、仕事のストレスもあってか、そんな彼と話していくうちに強烈な憤りを覚え、つい言ってしまった。

「もういい!こんな些細な事でそこまで怒る事ないでしょ!あなたは自分の都合でしか物事を考えられないの!?」

彼は黙った。
少しの間の後で、私も少し言い過ぎたと思い、黙って席を立ち、界隈を散歩して頭を冷やそうと思い、一旦家を出た。

いつも通う小さな喫茶店で、30分少々の時間を潰した。
あの人もただ単に怒りに任せて私に怒鳴り散らした訳じゃない。
それだけ、今日のこの日の事を大切に思っていたからこそではないか、と考えた。
そんな彼の気持ちを思うと明らかに私の振る舞いは最低だった。
身勝手な自身を忘れ、改めて彼に謝ろうと思い、家に向かって歩いた。

しかし、彼は家には居なかった。
料理も、携帯電話も、机に置いたままだった。
マメなあの人が携帯電話を忘れるのは珍しく、近くにいるのかと思い、私は家を出て近辺を歩き回った。
しかし見つからない。
公園や近くの空き地も見たが、彼の姿は無かった。

彼の実家や、携帯を調べ、彼の友人宅等にも電話を入れたが、来ていないと言う。
家に帰り、2時間が経過した。
私はその時考えていた。
帰ってきたら頬をつねってやろうと。
幾らなんでも心配させすぎだ、悪戯が過ぎる、と。
明日は休日だからこんな事をするんだろう、と。

それが彼との最後の夜だった。

事故現場は家周辺の一方通行の十字路だった。
横から飛び出してきた車と衝突、即死だったそうだ。
時刻はPM10:20、丁度私が家を出て10分経過した時間だった。

その際彼が持っていた遺品は、缶コーヒー1本、女性用のガウンジャケット、現金で120円だということを聞かされた。
私のガウンジャケット、まだ未開封の缶コーヒー、私の為のジュース代。
細やかな気配りの中に、彼の深い愛情と優しさが感じられた。

一緒に帰りたかった。
その言葉を心の中でつぶやいた。
同時に私の目から涙がとめどなく溢れた。

改めて、彼という存在の大きさに気付いた。
ただ、情けなくて、悔しかった。

【引用】最後の夜 | 泣ける話・感動する話 – 涙腺崩壊

ハンカチなしでは読めない!思わず涙が出る「泣けるイイ話」5選