春に降る雨、特に桜の花を散らすように降る雨って、
「花時の雨」と言って、桜を散らす雨、という意味を持つそうなんです。
素敵な恋をしていても、桜を散らす雨というのは、暗い気分になりますよね・・・。
そんな気分を吹き飛ばしちゃうくらい、泣ける恋愛映画を3作品、ご紹介します。
老人デュークは、介護施設で暮らすひとりの老婦人の元に、ある物語を読み聞かせるために通い続けている。
彼女は痴呆症で過去の記憶を失っているのだが、それでもデュークは、自分たちが過ごした日々の話を続ける。
彼が読み聞かせる物語は、1940年の夏、裕福な家庭の娘アリー(レイチェル・マクアダムス)が休暇を過ごすために訪れた田舎町で、貧しいけれど夢を持って生活する青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出会ったことから始まる。
やがて2人は恋に落ちるが、許されることのない身分違いの恋だった。
2人の恋は、時代の波にも巻き込まれ、離ればなれになるのだが・・・
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アリー一筋な青年ノアと、婚約者との間で揺れ動くアリーの心、
そして結末がとにかく泣けます。
時代や身分の差が無ければすんなり結ばれたであろう2人ですが、
間に何があっても、気持ちだけはずっとつながっているというラストは、涙なしには見られません。
こんな恋愛をして、歳をとってもこういう関係になりたい!
そう思わせる映画です。