新エデン(7)アメリカ南西部に残った部族は宇宙人に連れ去られた【辛口オネエ】(ページ2)

科学や医学を発展させて、あらゆる悩みは物質的な問題として物質的な面からアプローチして解決していくようになる間も、その部族は昔とあまり変わらない暮らしを続けて、神への感謝と祈りを欠かさなかった。だからこそ、神も(宇宙人だけど)彼らからは目を離さなかった。

■文明が彼らの生活を脅かし、滅ぼそうとしていたから『救うために連れ去った』

アナサジ

※WOMBO Dream生成

世界線が異なっていても、近い世界線だと歴史がかなり似てるから、これは私達の世界線に照らし合わせるとたぶん、アメリカの開拓時代とかだと思うけど、神との交信を続けていた部族のところにも、白人達がやってきたみたいね。何度か偵察に来ていて、恐らく頃合いを見て部族を皆殺しにして土地を奪うつもりだった。

でも、部族側にも周辺の仲間の部族が白人達に攻め込まれたなんて情報は伝達されていた。だから、その部族は村の周辺を自分達でも監視していて、白人達が下見に来ていることに気付いたんですって。

そして、部族みんなで神に祈った。何百人くらいいたかは分からないけど、でもふだんからそれぞれが神と交信して感謝を伝えている彼らがいっせいに祈ったから、そのパワーはとても強くて、彼らが神と思っていた創造主の宇宙人達も「何事??」と、尋常じゃないことが起きてるとすぐに理解したんじゃないかしら。まあ、白人達が攻め込む予定なのも知ってたんだろうけど。

で、ちょうどその頃、彼らの神は地球ではない別の星でまた、進化実験を行なってたらしいのね。その星も地球みたいに、有機体の肉体を持った生き物が暮らせる環境に出来てたらしくて。

彼らの神は、せっかく地球で人間の繁殖がうまくいって、でもそのほとんどが神たる彼ら宇宙人のことを忘れてしまって少しばかりがっかりもしてたんじゃないかしら。

そんな中で、何世代もの間、自分達を忘れず敬ってくれるその部族はやっぱり特別な思い入れがあったわけよね。白人達に滅ぼされた他の部族についてはもう「あとは人間同士のこと。介入しない」という考えだったけど、その部族については全滅させるのはしのびなくて「そうだ、新しく作ったあっちの星に連れて行こう」と考えた。

そして、その部族の祈りが終わる頃、彼らを迎えにきた。「肉体を持ったままの、何百人もの人間を連れていく」ために、このときは物理的な宇宙船で飛来して、彼らを乗せたんですって。

ラプチャー

※WOMBO Dream生成

その宇宙船の動力やら何やらはさっぱり分からないけど、でもそれが降りるとき、飛び立つときにものすごいエネルギーが放出されて、その土地に残ったわけね。後々にそれは、その部族の村があった地域から放射性物質として、検出されてるのよね。

続く。

※新エデン(1)-(6)はおしゃべり隕石シリーズに入ってるわ↓
おしゃべり隕石バックナンバー

【試し読み】2022年上半期の恋愛運【辛口オネエ】アプリで先行配信スタート☆

この記事の画像:WOMBO Dreamにて生成