目次
ヘンプシード・ヘンプシードオイル・ヘンプシードナッツとは何なのか、ヘンプシードに含まれる効果効能や栄養素とは一体どんなものがあるのか、今回はヘンプシードについてご紹介します。
ヘンプシードとは?
まずはヘンプシードとは何なのかをご紹介します。ヘンプシードのヘンプとは植物の「麻」の意味で、ヘンプシードのシードとは「種」という意味になります。ヘンプシードを日本語では「麻の実」と呼んでいます。ヘンプシードは栄養豊富なスーパーフードです。ヘンプシードを絞ってとった油は「ヘンプシードオイル」と呼ばれていて、健康維持に効果が期待できる油として人気です。
ヘンプシードの栄養素や効果・効能とは？
スーパーフードとして人気のヘンプシード。ヘンプシードに含まれる豊富な栄養素や期待できる効果・効能についてご紹介します。
ヘンプシードの栄養素
ヘンプシードはスーパーフードと呼ばれるほど豊富な栄養素を含んでいます。その代表がたんぱく質・ミネラル・食物繊維です。ヘンプシードに含まれるたんぱく質は体内では合成されない必須アミノ酸が含まれています。アミノ酸は血液や筋肉の材料となりますし免疫機能の向上にも効果的です。ヘンプシードナッツ100gには大豆の2倍のたんぱく質が含まれ、アミノ酸が豊富です。
また、ヘンプシードはミネラルも多く含まれている栄養素です。ミネラル類は、生命活動の維持や免疫向上に必要な栄養素ですが、ヘンプシードにはマグネシウム、亜鉛、銅、鉄などが豊富に含まれているのです。
さらにヘンプシードは食物繊維も豊富。食物繊維は5番目の栄養素と言われていて、腸をきれいにしてお腹の調子を整えてくれる効果も。ヘンプシードに含まれる食物繊維のおよそ40%は、不溶性の食物繊維です。この食物繊維は、ダイエットやデトックス、便秘解消につながることも。
ヘンプシードの効果・効能
それでは、ヘンプシードにはどんな効果・効能あるのでしょうか。ヘンプシードを摂取することで期待できる効果・効能として、生活習慣病の予防や花粉症などアレルギー症状の緩和、肌の調子を整えたり脂肪燃焼や中性脂肪を減らすダイエット効果、便秘解消などがあげられます。ヘンプシードは薬ではありませんので、食べたからといって病気が治る効果や効能があるわけではありません。豊富な栄養素を含むヘンプシードを摂取してバランスの良い食事をとることが大切なのです。生活習慣病や肌荒れなどは栄養バランスの偏りや食生活の乱れが原因になることも多いため、栄養素が豊富なヘンプシードで足りない栄養を補い、健康的な生活に導く効果効能が期待できるのです。
ヘンプシードオイルとは？
ヘンプシードを搾って採れる油をヘンプシードオイルと言います。
ヘンプシードオイルの色は、薄緑色。このヘンプシードオイルも、ヘンプ同様安全なものです。では、ヘンプシードオイルの効果や効能にはどんなものがあるのでしょうか。ヘンプシードオイルについてまとめました。
ヘンプシードオイルの効果・効能
続いてはヘンプシードオイルの効果・効能についてご紹介します。
ヘンプシードオイルの効果・効能①肌の再生を促す
ヘンプシードオイルの効果・効能で、先ず挙げられるのはビタミンCにより肌を健やかに保つ効果です。メラニン色素を抑制し、シミの予防に効果を発揮するともいわれているうえに、肌の張りを維持するコラーゲンの生成を促す作用もあると言われています。そんなビタミンCが含まれているのでヘンプシードオイルは、肌を健やかに保つ効果が期待できると言われているのです。
ヘンプシードオイルの効果・効能②肌を保湿する
ヘンプシードオイルは、肌を保湿する効果・効能も期待できます。ヘンプシードオイルを普段のスキンケアと混ぜて使ったり、ボディマッサージの時に使用することで、保湿と合わせて肌を守るバリア効果も期待できます。
ヘンプシードオイルの効果・効能③血中コレステロールの低下
肌への効果以外の、ヘンプシードオイルの働きにはどんなものがあるでしょうか。ヘンプシードオイルに含まれている成分に、オメガ脂肪酸という成分があります。これは、血中のコレステロールを低下させるために効果を発揮すると言われています。血中コレステロールが低下すると動脈硬化や脳梗塞のリスクを軽減させます。
次に、血中コレステロールを低下させる働きの他にも挙げられるヘンプシードオイルの栄養素や効果・効能についてまとめます。
ヘンプシードオイルのおすすめ
有機JAS認証のドイツ産有機ヘンプシードオイルです。加熱せずにサラダにかけたり、スプーン一杯分を飲んだりするのにおすすめです。伝統的なコールドプレス低温圧搾製法によて抽出されたまろやかで風味豊かなヘンプシードオイルで、独特な風味がするヘンプシードオイル初心者にも比較的おすすめの飲みやすいヘンプシードオイルとなっています。
ヘンプシードナッツとは
ヘンプシードの殻を剥いた「中身」がヘンプシードナッツです。
ヘンプシードナッツは、ナッツに加工する前に加熱したものと加熱していないものの二つの種類あります。七味唐辛子にはヘンプシードが含まれていますが、これは殻がついたヘンプシードで、スーパーフードとしてよく販売されているのは固いヘンプシードの殻を剥いて取った食べやすいヘンプシードナッツなのです。
ヘンプシードナッツのおすすめの食べ方
ヘンプシードナッツは酵素を抑える物質が少なく、消化がいいナッツです。そのためヘンプシードナッツは生でも食べられるナッツなので食べ方も様々。加熱しない食べ方をするとヘンプシードナッツは、みずみずしく軽い口当たりで、貴重な栄養素をそのまま採ることができます。
ヘンプシードナッツは加熱したり料理に混ぜて調理する食べ方でも口当たりがよくなり美味しく食べることができます。ぜひ自分に合ったヘンプシードナッツの食べ方を試してみて下さいね。
ヘンプシードナッツのレシピ
続いて、豊富な栄養素を含んだスーパーフードのヘンプシードナッツには、どんなレシピがあるでしょうか。
ヘンプシードナッツレシピ①アボカドとチキンのヘンプシードナッツ和え
ヘンプシードナッツをサラダに生かすレシピです。今回はアボカドとサラダチキンのサラダレシピをご紹介しましたが、もちろん普段のサラダにヘンプシードナッツを混ぜるだけでもOKです。
- 皮と種を除いたアボガドを1cm程度に切り、レモン汁をかける。
- サラダチキン、ミニトマト、チーズを1cm程度に切る。
- ボウルに切った材料、ヘンプシードナッツ、フラックスオイルを合わせて、よく混ぜる。
- 食べるまで冷蔵庫でよく冷やして完成です。
ヘンプシードナッツレシピ②簡単ふりかけ
ヘンプシードナッツの一番簡単な食べ方は、料理にふりかけて食べる食べ方です。食べる前に、予め水に浸して柔らかくする必要がなく手軽に食べられます。和食の納豆、ひじきの煮物、きんぴらごぼうなどに胡麻のようにふりかけても美味しいです。
胡麻が、日本の食生活でいい味わいを出すようにヘンプシードナッツも味噌汁に振り入れてもいい味が出ます。
ヘンプシードナッツのおすすめ
ヘンプシードの入門にお勧めの有機ヘンプシードナッツ(麻の実)です。ナッティーでクセのない風味で、どなたでも美味しく召し上がりいただけます。食べやすいスーパーフードで大好きな食事をより健康的な食事にします。
まとめ
ヘンプシードや、それから採れるヘンプシードオイル・ヘンプシードナッツについて含まれる栄養素や、その効果・効能食べ方やレシピをまとめてきました。ヘンプシードは、麻薬の大麻ではなく無害で安全なものです。ヘンプシードナッツは、和食のレシピにも合いやすくお菓子やサラダのようなレシピにも応用できる優れもの。必要な栄養が不足している人ならヘンプシードナッツやヘンプシードオイルで補うのもおすすめですよ。
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