結婚式にお呼ばれされた際につけるヘアアクセサリーのマナー

結婚式にお呼ばれされた際につけるヘアアクセサリーのマナー

目次

結婚式につけていくヘアアクセのマナーについてご紹介します。結婚式にお呼ばれした際、ヘアアクセサリーはなしでも非常識じゃないのか、バレッタやリボン、パールなどの髪飾りについてのマナーや、ショートカットやボブなどの髪型にあうおすすめ結婚式ヘアアクセをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

結婚式にお呼ばれしたとき…ヘアアクセなし?あり?

結婚式にお呼ばれした際、髪型に悩みますよね。特に結婚式にお呼ばれしてマナー違反をしないようにドレスやアクセサリーなどを選ばなくてはいけません。結婚式にお呼ばれした際にヘアアクセはなしでもいいのか、つけなくてはいけないのか気になりますよね。実はこれについては意見が割れています。

結婚式にお呼ばれした場合…ヘアアクセなし派

結婚式ではお呼ばれしたゲストが主役である花嫁より目立ってはいけないというルールがあります。そのため、ヘアアクセをつけることで目立ってしまい、「逆にヘアアクセなしが当たり前!」という意見もあります。ヘアアクセなしでもOKどころか、なしが当たり前。

結婚式にお呼ばれした場合…ヘアアクセあり派

特に若い世代では結婚式にお呼ばれしたらヘアアクセはつけるのが当たり前という人が多いようです。逆にヘアアクセがないと地味になりすぎてしまうので、「花」「白」「ティアラ」などは避けてなるべく小ぶりで地味なものをつけるようにしている人が多いです。

結婚式のお呼ばれヘアアクセは派手でなければOK!

結婚式にヘアアクセをつけていくのは、花嫁より目立つような派手なものや、花嫁の象徴となるようなモチーフをつけなければ問題ないと言えます。最近はヘアアクセをつけている人の方が多いので、逆にないと寂しい感じもしますし、適当感が出てしまう可能性もあります。もし不安なら他に招待された友達に相談してみたり、結婚式直前でなければ新郎新婦に「ヘアアクセとかつけて大丈夫そう?」と聞いてみてもいいかもしれません。親や親戚がマナーにうるさい人だったりすると文句を言われかねないので、もし新郎新婦と結婚式前に会うことがあったら、サラッと聞いてみましょう。

逆にヘアアクセなしでも結婚式に参加してもマナー的に問題はないようです。結婚式では、アップヘアにすることが多く、髪の毛が綺麗にまとまっていればヘアアクセはなしでもOK。

結婚式につけるヘアアクセの注意点!

結婚式にお呼ばれしたとき、ヘアアクセをつけることにしたのであれば、最低限のマナーを守るように気をつけましょう。

花嫁より目立たないことを意識する

結婚式にお呼ばれして、ヘアアクセを付ける方は、かわいくしたいと考えるでしょう。しかし花嫁よりも目立つようなヘアアクセはNGです。

【NG例】

  • 花嫁の色である白のヘアアクセ
  • 花嫁の象徴である花のヘアアクセ
  • 花嫁と被ってしまうティアラ
  • キラキラと輝く派手なヘアアクセ
  • 大きくて派手なヘアアクセ

ヘアアクセも花嫁より目立たないようにするのがマナーです。あまりたくさんつけすぎず、盛りすぎず、華美にならない程度に結婚式のヘアアクセを選びましょう。

縁起の悪いものはつけない

結婚式では縁起が悪いとされているヘアアクセサリーはつけないように注意しましょう。

【NG例】

  • 「殺生」をイメージさせる革製品やファーなど
  • 「葬式」をイメージさせる黒真珠など

カジュアルすぎるヘアアクセもNG

普段使いするようなシュシュなどは結婚式のフォーマルな場にふさわしくないとされています。ドレスと合わせたときに「ヘアアクセだけ浮いてる…」と感じるはずなのでつける方は少ないかと思います。

ヘアセット後に自分でヘアアクセをつけない

結婚式前に美容室でヘアアレンジをしてもらってから、自分でヘアアクセをつけると乱れる場合もありますので、無理にヘアアクセをつけるのはやめましょう。せっかく美容室でヘアセットしてもらったのに、中途半端に自分でヘアアクセをつけて髪型が崩れては元も子もありません。

 

結婚式お呼ばれ髪型!ヘアアクセサリー&髪飾り別注意点

結婚式でつけるヘアアクセサリーと言っても様々な種類がありますよね。バレッタ、カチューシャなどのタイプが結婚式のヘアアクセサリーにはあり、モチーフも色々。ここでは、結婚式のヘアアクセサリーの種類別注意点をご紹介します。結婚式でのヘアアクセサリーのマナーや注意点をしっかり踏まえて、結婚式にのぞむと安心ですよ。

 

結婚式ヘアアクセ&髪飾りマナー:バレッタ

バレッタは髪飾りの定番ですよね。結婚式でもバレッタを髪飾りとして選ぶ方が多いです。選ぶなら、パールのバレッタや、落ち着いたトーンのネイビーなどを選びましょう。つける位置も注意が必要で、正面から見たときに見えない位置にバレッタを付けると良いでしょう。また、結婚式の髪飾りだけのためにバレッタを購入することもあるかと思いますが、普段使い慣れていないものだと、途中でバレッタがするすると落ちてきてしまうことがあります。美容室でバレッタを持ち込んで、ヘアアレンジの際に髪飾りとしてつけてもらう場合は安心ですが、結婚式のためだけに使い慣れないバレッタをつけるときは注意が必要です。もし、慣れないバレッタを髪飾りとしてつけるなら、結婚式の前に何回かつけてみて練習しておきましょう。

結婚式ヘアアクセ&髪飾りマナー:リボン

リボンもかわいく結婚式のヘアアクセとしては人気です。しかし、大きすぎないリボンを選んでください。顔の後ろにリボンを付けるのはいいですが、正面から見たときにリボンが見える位置につけると、幼くみえてしまいます。またカジュアルすぎる素材のリボンも避けた方がいいでしょう。

結婚式ヘアアクセ&髪飾りマナー:パール

結婚式では白は花嫁の色のため、お呼ばれの方は白を身に着けてはいけません。ただし、パールのみ白はOKです。ヘアアクセでパールモチーフは結婚式っぽいのでおすすめです。しかし、ブラックパールはマナー的にはNG。黒は喪服の色のため、縁起が悪いからです。結婚式でブラックパールのヘアアクセはご注意ください。

結婚式ヘアアクセ&髪飾りマナー:カチューシャ

結婚式のヘアアクセにカチューシャを選ぶ方もいますが、場合によっては花嫁の「ティアラ」のように見えたり、派手に見えるものもあるので注意が必要です。サイドだけラインストーンがついたものや、線が細くなるべくシンプルなもの、さらにカジュアルになりすぎないものを選ぶようにしましょう。また、カチューシャはなれていないと耳の周りが痛くなることがあります。長時間拘束される結婚式で、耳が痛いとつらいですよね。カチューシャを結婚式につけていく際は、事前に痛くないか、サイズが合うかを確認しておきましょう。

結婚式ヘアアクセ&髪飾りマナー:花

お花モチーフのヘアアクセはかわいいですよね。しかし、花は結婚式では花嫁の象徴です。地域差にもよりますが、生花はダメだけどフェイクの花なら結婚式ではOKという場合もありますが基本的に花のヘアアクセ自体がたとえフェイクであろうとNGだと考えておきましょう。

結婚式ヘアアクセ&髪飾りマナー:羽

結婚式に羽はマナー違反となることがあります。地域差や個人差もありますが、あまり花のヘアアクセはおすすめしません。殺生をイメージするからです。たとえ、フェイクでも毛皮も結婚式では避けられますので、羽モチーフのヘアアクセもつけないほうが無難でしょう。

結婚式お呼ばれ髪型別おすすめヘアアクセサリー

髪型や髪の流れによって、使いづらい結婚式のヘアアクセサリーもありますよね。ここからは髪形別のおすすめ結婚式ヘアアクセサリーをご紹介します。ショーと、ボブではどんなヘアアクセサリーを結婚式でつけるとよいのでしょうか。どんなヘアアクセサリーを結婚式につけていったらいいかわからないという方も是非ご参照ください。

結婚式髪型別おすすめヘアアクセ:ショート

ショートヘアの場合、結婚式でアップにすることは難しくヘアアクセも悩みますよね。ヘアアクセもバレッタではショートの髪の毛が届かないことがあるかもしれません。そんなショートの方におすすめの結婚式のヘアアクセは、カチューシャです。カチューシャならショートの方でもつけやすい結婚式のヘアアクセです。顔の周りの髪がすっきりとなるようにまとめてからカチューシャをつけて、結婚式にいくといいですよ。

結婚式髪型別おすすめヘアアクセ:ボブ

ボブヘアもアップにしにくく、結婚式の髪型やヘアアクセでは悩みますよね。フルアップがだめならハーフアップにしてみましょう。使う結婚式のヘアアクセはバレッタです。ボブでも後ろに髪の毛が届く方は、顔の周りの毛を後ろに持って行き、ハーフアップにして、バレッタで留めてみましょう。ボブでかなり短く後ろまで届かない方は、顔の周りの毛を耳のあたりで小さめのバレッタで留めてみてください。この時ヘアアクセは大きすぎずシンプルなものを耳周りにつけてください。ヘアアクセが大きすぎると結婚式のお呼ばれにしては派手になりすぎてしまいます。バレッタは顔の周りがすっきりしてみえ、清潔感がでてボブヘアの結婚式ヘアアクセにおすすめです。

結婚式にお呼ばれした時につけていくヘアアクセは手作りでもOK?

仲良しのお友だちの結婚式にお呼ばれするとテンションがあがりますよね。世界に1つだけの手作りヘアアクセで結婚式に参加したい方もいらっしゃるでしょう。手作りのヘアアクセで結婚式のお呼ばれとして参加することはマナー的にはOKです。ヘアアクセを手作りして、思いのこもった結婚式のお呼ばれを楽しみましょう。ただし、カジュアルすぎたり、手作り感溢れる仕上がりのものはつけるのは避けましょう。さらに花モチーフ、パール以外の白、羽などNGモチーフがありますので、ヘアアクセサリーを手作りする際は、結婚式のお呼ばれマナーに注意してください。またヘアアクセを手作りすると、つい楽しくて派手になってしまったり、ヘアアクセが大きくなることもあるでしょう。派手だと結婚式のお呼ばれには向きませんので、シンプルな手作りヘアアクセを心がけてください。

まとめ

いくつかヘアアクセのマナーを書きましたが、マナー違反だからといって、花嫁が嫌な気分になる、それで友情が壊れることはないかと思います。マナーを守ろうとする気持ちも大切ですが、おめでとうというお祝いの気持ちが結婚式のお呼ばれでは一番大切です。