【芦屋道顕】こんな霊的防御は逆効果(1)盛り塩やお札の置き場次第で魑魅魍魎が大騒ぎ?

ここ数年のスピリチュアルブームのおかげで、ちょっとした霊的な問題と思しき怪しげな現象には、ウン十万やウン百万の高額のお布施や祈祷料を要求するがめつい坊主や霊媒師に頼ってしまう人々も減っているようで良いことじゃ。

何世代にも渡って血筋の人間が早死や悲惨な末路を辿るような悪因縁のある家系に生まれたか、何十人もの関係者の血が流れたような曰く付きの土地建物の浄化や祓いを必要とする立場になってしまったかなどであれば、さすがにその対処を請け負う僧侶なり霊媒師なりは命懸けとなるゆえ、高額の対価を必要とするであろうが。

しかし、父も母も揃うていて多少仲が悪くとも義務教育くらいは普通に受けられる一般家庭に生まれついたならば、すべてが望み通りではなくとも、そこそこ普通の人生を送ってこられたであろう。そのような人々はたいがいは一生、本格的な祈祷や浄霊などとは無縁で過ごせるものじゃ。

とはいえ、やはりちょっとした悪さをする悪鬼やエネルギーを吸い取り運気を下降させる魑魅魍魎、無差別にとり憑く相手を探し彷徨う浮遊霊などとは遭遇しないとも限らない。

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