パイナップルのカロリーはどれくらい?ジュースや缶詰でのカロリー&気になる糖質や栄養

パイナップルのカロリーはどれくらい?ジュースや缶詰でのカロリー&気になる糖質や栄養

目次

パイナップルのカロリーはどれくらいなのでしょうか?今回はパイナップルのカロリーについてを中心にご紹介します。生のパイナップルや台湾土産で人気のパイナップルケーキ、パイナップルジュースや缶詰のパイナップルのカロリーも一緒にみていきましょう。また、パイナップルのカロリー以外に気になる糖質や栄養、パイナップルダイエットの方法や注意点についてもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

パイナップルのカロリーは?

パイナップルのカロリーは?

パイナップルは100gあたりのカロリーが53kcalです。パイナップルの可食部が1個あたり約500gほどなので、パイナップル1個あたりのカロリーは265kcalほどになります。しかし1個丸々食べることはないですよね。デザートやおやつで食べるくらいで考えると、パイナップル1/8にカットした場合、カロリーはだいたい35kcal前後と考えられます。

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)

パイナップルを使った食べ物・ジュースのカロリーは?

生のパイナップルのカロリーをご紹介しましたが、続いてはパイナップルを加工した食べ物やジュースについてのカロリーをみていきましょう。台湾のお土産としても人気のパイナップルケーキや、パイナップルの缶詰、パイナップルジュースのカロリーについてご紹介します。

パイナップルケーキのカロリー

パイナップルを使った食べ物・ジュースのカロリーは?

台湾土産として大人気のパイナップルケーキ。柔らかなクッキーのような外側の生地と、しっとりと甘いパイナップルがぎっしり詰まったパイナップルケーキですが、カロリーが気になりますよね。台湾のパイナップルケーキはお店によって大きさもカロリーも変わりますが、1個あたり100kcalを超えているものが多いといわれています。

台湾旅行のガイドブックなどにもよく載っているパイナップルケーキのお店「宮原眼科」のパイナップルケーキは、種類によってカロリーは違いますが100~115calほどでした。甘くておいしいパイナップルケーキですが、その分カロリーは高いのでおやつとして食べるなら1日1個くらいがいいかもしれませんね。

パイナップルの缶詰のカロリー

パイナップルを使った食べ物・ジュースのカロリーは?-2

続いてはパイナップルの缶詰のカロリーについてみていきましょう。文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によると、パイナップルの缶詰のカロリーは100gあたり84kcalでした。缶詰に入っている輪切りのパイナップルを1枚40gほどと想定した場合、カロリーは約33kcalになります。缶詰は甘いシロップにつけてあるので、生のパイナップルよりもカロリーが上がります。

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)

パイナップルジュースのカロリー

パイナップルを使った食べ物・ジュースのカロリーは?-3

続いてはパイナップルジュースのカロリーについてみていきましょう。こちらも文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によるデータをご紹介します。

種類 100g コップ1杯
ストレートジュース 41kcal 103kcal
濃縮還元ジュース 41kcal 103kcal
50%果汁入り飲料 51kcal 128kcal
10%果汁入り飲料 50kcal 125kcal

パイナップルジュースは果汁入り飲料のほうがストレートジュースよりもカロリーが高いようですね。もしパイナップルジュースを飲みたいと思ったら、カロリーの低いストレートのパイナップルジュースを選んだほうがいいのかもしれませんね。

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)

パイナップルのカロリー以外に気になる糖質や栄養

パイナップルのカロリー以外に気になる糖質や栄養

続いては、パイナップルのカロリー以外に気になる糖質や栄養についてみていきましょう。

パイナップルの糖質は?

パイナップルは100gあたり糖質も11.9gと、思ったほど高くはありません。パイナップルの可食部が1個あたり約500gほどなので、パイナップル1個あたりの糖質は59.5gほどになります。デザートやおやつで食べるくらいのパイナップル1/8にカットした場合の糖質は、だいたい7.7gほどと考えられます。

消化吸収を助けてくれる、消化酵素が豊富

よくステーキや酢豚等にパイナップルが入っていることがありますが、パイナップルは消化酵素が豊富で、特にたんぱく質を分解するブロメラインが有名です。この消化酵素の働きによって、食べ物の消化吸収を促進してくれるため、スムーズに排泄機能が働いてくれるようになります。

整腸作用のある食物繊維もほどよく摂れる

パイナップルには、不溶性の食物繊維が100gあたり1.4g含まれているので、整腸作用を促進してくれる他、胃腸で水分を吸って膨張し、満腹感を得ることができます。先ほどの消化酵素の働きも相まって、腸内環境を整えてくれます。

不足しがちな、ビタミンCがたっぷり

加熱に弱いビタミンCですが、パイナップルは生食することがほとんどなので、豊富なビタミンCをたっぷり摂取することができます。ミネラルの吸収を促進したり、様々な病気の予防に役立つと言われている栄養素です。

他のビタミンやミネラルも豊富

ビタミンCだけでなく、他にもビタミンBやカルシウムといった、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。中でもカリウムは、体の中の塩分と水分バランスを調整し、むくみを防止してくれます。

パイナップルダイエットとは?

パイナップルダイエットとは?

元々は、アメリカ人のジュディ・マゼルという方が考案された、きちんとしたプログラムに基づいたダイエット方法です。そのため、本になって販売されているほどの内容ということもあり、とても複雑で難しいのですが、ちゃんと実践すれば確実に痩せることができるというダイエット方法です。

パイナップルダイエットのやり方

前述の通り、きちんとしたプログラムを実践するにはルールが複雑なので、誰にでも実践しやすいよう、口コミでもアレンジされているポイントを挙げていきます。

  1. 朝食をパイナップルに置き換える
  2. 朝食以外に果物を食べない
  3. 朝食を食べた後、2時間以内には何も口にしない

この3つのポイントを抑えて、実践するダイエット方法です。

パイナップルダイエットを実施する際の注意点

パイナップルダイエットを実施する際の注意点

それでは、実際にパイナップルダイエットを実践する際の注意点とポイントをご紹介します。

夜ではなく、『朝食』の置き換えがルール

よくあるダイエット法では、カロリーや糖質を身体に蓄積させないように、夜に置き換えるルールが多いのですが、パイナップルダイエットの場合は、朝食をパイナップルに置き換えることがルールです。これは、朝は排泄器官が活発働くことや、パイナップルの持つ消化酵素は様々な要因で壊れやすいので、何も食べていない朝に摂取するのが、一番効果が出ると言われているためです。

無理に食べ過ぎると、体質的に合わない可能性も

パイナップルは多くの酸やシュウ酸カルシウムという成分を含んでいる他、たんぱく質を分解する酵素も含んでいるので、食べ過ぎると口の中が荒れてしまう可能性があります。体質的に合わない人は、無理に多量に食べないように気をつけましょう。

缶詰のパイナップルはNG

パイナップルの酵素は、熱を始め様々な要因で壊れやすいものなので、缶詰のように加工してしまっているものは、その働きがほとんどなくなってしまっています。また、シロップ漬けにしてあることで、余計な糖質を摂取してしまうことにもなるので、果物として売られているものを選びましょう。

おすすめはパイナップルジュース

パイナップルの栄養素を余すことなく、かつスムーズに摂取するのにおすすめの方法が、芯ごとミキサーにかけ、ジュースにして摂取する方法です。つい芯の部分を廃棄してしまうことが多いと思いますが、芯の部分にも栄養が詰まっているので、ミキサーにかける等して、その栄養素をしっかりと摂取しましょう。

ジュースと豆乳を組み合わせるのもおすすめ

口コミで評判になっているおすすめの組み合わせが、先ほどのパイナップルジュースと、豆乳を組み合わせて摂取する方法です。豆乳も負けじと栄養が豊富に含まれている上、パイナップルの味をまろやかにしてくれるので、朝食には最適な飲み物となります。

まとめ

今回はパイナップルのカロリーについてを中心にご紹介してきました。生のパイナップルは意外とカロリーが低く、不足しがちな栄養もたっぷり含まれたフルーツということがわかりましたね。パイナップルはさまざまな効果も期待できるので、美容などのためにもおすすめですよ。