彼氏との同棲、ある程度長く付き合えば多くの人が考えることですよね。ずっと一緒にいたいという気持ちや、結婚までのステップなどで、同棲を始めるカップルは非常に多いでしょう。
ですが実は、同棲にはさまざまなハードルや面倒なことが意外と多いものです。ただ一緒にいたいという気持ちでは、うまくいかないこともたくさん出てきます。
そして同棲は人によって向き不向きも分かれます。気軽な気持ちで同棲を始めてみたところまでは良いものの、同棲を始めたことで今まで仲良くやってきたのに急に関係性が悪化したり、喧嘩ばかりの毎日になってしまうカップルも実は多いのです。
そこで今回は、同棲して失敗するカップルの特徴をご紹介していきたいと思います。
以下のような特徴に心当たりがある人は、同棲には少し慎重になった方が良いかもしれません。
◆付き合い始めてあまり時間が経っていない
まずそもそも、付き合いたての状態で同棲を始めるのはあまりにリスクが高いのでなるべくやめておきましょう。
付き合い始めてあまり時間が経っていないカップルは、まずお互いの人柄や価値観などをまだまだよく知りません。
特に付き合い始めの時は、相手の良いところしか見ない傾向があります。「同棲してもきっとうまくいくはず」と勝手に思い込んでしまいやすい状態にあるということです。
そのため、付き合って数か月程度で同棲を始め、相手の人柄をよく知って幻滅した…というパターンは非常に多いです。
同棲を始めるなら、付き合ってから一年以上経ってからが一番とはよく言われています。少なくとも付き合ってから一か月や二か月程度で同棲を始めるのは、避けておいた方が無難です。
◆一人の時間をそれぞれ取ることが多い
お互いに趣味や好きなことが多かったり、友達もそれぞれたくさんいたりすると、一緒にいる時間は意外と少なかったりするものです。
一人の時間をそれぞれ取りつつ、良い距離感で付き合っているカップルもたくさんいるでしょう。
ですが一人の時間を重視するカップルは、同棲では失敗するケースが多いです。
同棲は一緒に住むことなので、プライベートは思っている以上に少なくなります。それを負担に感じる人も正直多いでしょう。
どうしても同棲したい場合は、別々に個人の部屋を持つようにするなどの対策を考えた方が良いでしょう。部屋がそれぞれにある方が圧倒的にプライベートは守られるからです。
◆価値観の違いから喧嘩することが多い
同棲で失敗するカップルは、もともと価値観の違いや誤解などから喧嘩をよくするカップルも一つのケースとして挙げられます。
同棲は価値観のすり合わせが非常に重要になってきます。一緒に暮らすということは、生活のあらゆる考え方について折り合いをつけていかない限り、うまくいくことはありません。
もともと価値観の違いから喧嘩が多いカップルは、同棲すれば間違いなく喧嘩ばかりの日々になります。同棲を始めたことで逆に仲が深まるパターンもないわけではありませんが、リスクは非常に高いと言えます。
わざわざ喧嘩するきっかけをお互いに作りに行くようなものです。喧嘩は多いけれどなんだかんだ長く付き合っているから大丈夫…と思うかもしれませんが、同棲を考えるならなるべく慎重になった方が良いでしょう。
◆どちらかがお金にだらしない
同棲は、お金のトラブルも起こりやすいので注意しなければいけません。
どちらかが家賃や光熱費、生活費などの全てを負担して管理するなら確かに揉めることもないかもしれませんが、いくらカップルの同棲とはいえ全額どちらかが負担するということはあまりないケースでしょう。折半したりすることがほとんどでしょう。
必要なお金を負担し合う場合、どちらかがお金にだらしないと非常に厄介なことになります。例えば期日までに片方がお金を用意してこなかったり、何か理由をつけてお金を払わなかったり…。お金のトラブルは必ず起こるでしょう。
同棲はお金の管理をずさんにしてしまうと、とても面倒なことになります。大事な恋人同士なのに、お金のことで喧嘩したり気まずくなったりするのは嫌ですよね。
二人のうちどちらかがお金にだらしない場合は、なるべく同棲はやめておいた方が良いでしょう。
もしくはしっかりと取り決めをして同棲を始めるようにしたり、お金にだらしない癖が直ってからにしたりすると良いかもしれません。
まとめ
カップルの同棲と聞くと、ずっと一緒にいられて楽しいなど良いイメージばかり感じるかもしれません。しかし同棲には意外とトラブルがつきものです。同棲で嫌な経験をして、結果として別れてしまうカップルも多いのです。
そしてそんなトラブルを起こしやすいカップルもいます。二人の関係について考えたとき、以上のような特徴に当てはまるなら、同棲は、今のところはやめておいた方が良いのかもしれません。
もしそれでも同棲を始めるなら、二人に起きやすいトラブルを考え、ルールを明確にする、お互いの欠点をしっかりと改善するなどの対策はとった方が良いでしょう。