告白して思いを伝え、好きな人と両想いになれることなんてまさに「奇跡」のようなものですよね。
だからこそ、そんな奇跡を叶えるのは難しく感じられるものです。
そんな思いから、いつも片思いばかりを続けていませんか?
片思いをすることは、相手が脈ありなのか脈なしなのか考えてワクワクし、「楽しい」と思える意見は意外と多いです。
しかし片思いが楽しいと思えるのは実は最初の方だけです。
早いうちに片思いの恋に決着をつけなければ、やがてその恋は泥沼化し、恋愛すること自体が嫌いになるくらいモヤモヤした気持ちを抱えることにもなるのです。
今回はそんな片思いを長く続けるリスクについて解説していきたいと思います。
◆告白のチャンスをいつも見失いがち
片思いをずっとしていたことがある人は経験があるかもしれません。
片思いが長いと、もはや「今日伝えるのも明日伝えるのも一緒」という感覚になり、結局いつまでも告白するチャンスをつかめないでいることは多いです。
長い間片思いを続けている人は、告白するチャンスをいつも見失いがちなのです。
それも片思いをしている自分に慣れてしまっているからでしょう。
好きな人は追いかけて影から見るもの、恋愛に対するイメージはいつしかそのようなものになってしまっているのです。
そのため両思いになる可能性を考えることを、もはやしなくなります。
告白はやはり勢いがあるうちにしておく方が一番です。
泥沼化すると結局いつでも良いという心理になってしまい、前にも後ろにも進めなくなってしまうのです。
◆片思いをすることが癖になる
前述したように、片思いをずっとしていると、いつしか恋愛=片思いをするものという定義がいつの間にか自分の中で出来上がってしまいます。
そのため今後、また好きな人ができたとしても、同じようにいつまでも思いを伝えず、片思いばかりになってしまう可能性が出てきます。
つまり、片思いすることが癖になるのです。
すると結果として、自分の中で恋愛とは実らないものという印象にもなり、やがては恋愛すること自体が面倒に思えたり、憂鬱に感じられるものです。
片思いの泥沼化は、結果として恋愛のトラウマを自分で作ることになるのです。
◆片思い相手に固執しやすい
片思いをずっとしていると、もし新しい出会いが運良くあったとしても、もはや意地で片思い相手に固執しようとします。
素敵な人からのアプローチがあったり、出会いの場などへの誘いにも一切に応じなくなりがちです。
もちろん一人の人を一途に思うのは素敵なことですが、あまりにも長く片思いをずっと続けている状態なのも、視野が狭まりやすいという意味では難点もあります。
知らないうちに良い出会いを逃しているということも、リスクの一つとしては挙げられるでしょう。
片思い相手にこだわっていたせいで婚期を逃した、彼氏が全然できなかった…ということは、実はよくあることなのです。
◆恋愛経験が減る
片思いが長ければ、その分恋愛の経験を積むこともなくなります。
確かに一人の人に恋をして恋愛はしているかもしれませんが、誰かと両思いになって交際をして…というような経験を積むことはできないでしょう。
片思いの期間中はずっと恋愛をすることはできません。
片思いが癖になってしまえば、余計に恋愛経験が減ってしまう可能性があります。
いつの間にか恋愛をするといえば片思いばかりで、大の大人になっても、結局まともに彼氏がいたことがない…ということもあり得るでしょう。
◆自信喪失に陥りやすい
片思いが長いと、自信喪失の状態にも陥りやすくなります。
最初は確かに片思いは楽しいものですが、時間が経てば経つほど、人は片思い中にネガティブなことしか考えなくなるのです。
例えば別の女性と仲良くしている相手を見て劣等感を覚えたり、嫉妬をしたり、もう可能性はないと思い込んで落ち込んだりなど、自分に対してどんどん自信が持てなくなります。
そんな気持ちがより告白をためらう悪循環を生むのですが、結果的に何をするにしても積極性がなくなったり、自分のことを卑下するような発言が目立つようなるのも事実です。
片思いの泥沼化は、ネガティブ思考を加速させてしまいます。
特にもともとネガティブにものを考える癖がある人は、余計に自信を失ってしまわないように気をつけたいところです。ますます恋愛が嫌になってしまいます。
◆まとめ
片思いが泥沼化するリスクについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
誰だって告白するのは不安ですし、緊張もします。
そんな怖さを避けるため片思いをつい長く続けてしまう気持ちはわかりますが、ある程度期間は決めておいた方が良いでしょう。
片思いばかりになると、ご紹介したようなリスクに悩まされる可能性があります。
ぜひ大事な自分の恋愛や幸せを、片思いにばかりこだわるせいで台無しにしてしまわないように気をつけてくださいね。
好きな人を一途に思ったばかりに、結果として恋愛のトラウマを作るのではとても悲しいですからね。