人見知りする原因や心理とは?大人でも人見知りを克服する方法

人見知りする原因や心理とは?大人でも人見知りを克服する方法

自分は人見知りだと感じる時はありますか?大勢の人がいる人混みが苦手、初対面の人と話す時うまく話せないなど、人によってコミュニケーションを取るのが苦手な人もいれば、公共の場が苦手な人もいますよね。人見知りは、幼い頃からだから直らないと思っている人も中にはいるでしょう。しかし、大人になっても人見知りは克服できます!今回は、人見知りになってしまう人の原因や克服する方法を解説していきます。

人見知りする原因や心理とは?

人見知りになってしまう原因や心理とは?

人見知りになりやすい人は、比較的ネガティブ思考だったり、自分に自信が持てなかったりする人に多い傾向にあります。では、心理学的な考え方も含めて、人見知りの原因をご紹介していきます。

他人に嫌われたくないと思っている

人見知りになりやすい人は、「他人から悪く見られたくない」「傷つくのが怖い」などと自分で自分を守ってしまう傾向があります。
その為、多くの人と関わることを拒んでしまい、人見知りになってしまうのです。
対人関係には、必ずと言っていいほど、合う人もいれば合わない人もいるので、上手に距離感を掴めるようになるといいですね。

自分はダメな人間だと自ら価値を下げている

人見知りになってしまう原因として、自分の価値を下げてしまうということがあります。
自分にあまり自信が持てない人は、
「何をやっても失敗ばかりだ」
「どうして自分はダメな人間なのだろう」
「周りの人が羨ましい」
などと、マイナス面を自分に植え付けてしまっています。
人はそれぞれ違うことが魅力でもあるので、短所と思えることも含め、自分の個性を大切にしてあげられるといいですね♪

自分は人見知りだと決めつけてしまっている

小さい頃からの性格や環境によって、自分は人見知りなのだと決めつけてしまっている人がいます。
初めて話す人に、「私は人見知りなので・・・」と伝えることで、自分自身がどこかホッとしているという心理があります。
また、「周りの人はきっとわかってくれるだろう」というような思考が、無意識のうちに定着してしまっている可能性があるでしょう。

小さいことがとても気になる

些細なことを気にし始めると、どんどんネガティブ思考になりキリがないですよね。
「話しかけても会話が続かなかったらどうしよう」
「なんだか周りの人の視線が気になる」
など、自らマイナスなイメージばかり浮かんでしまっています。
きつい言い方をすれば自意識過剰です。
自分が気にしているよりも周りはあなたのことを気にしていませんし、自分が思っているよりも周りは優しい人だったりもします。
少しずつ改善する練習をしていきましょう。

大人でも人見知りを克服できる方法

大人でも人見知りを克服できる方法

それでは、実際に人見知りを克服する為の方法をご紹介していきます。
いきなり大勢の人の前で話すなど、難易度が高いことをする必要はありません。
少しでも自分が変わりたいと思った時や、勇気が出てきたと感じた時がベストなタイミングなのです。

自分の方から挨拶してみる

人見知りを克服するには、自分から挨拶をしてみるといいでしょう。
挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいないですよね。
笑顔で挨拶すれば、相手もそれに答えてくれます。
周りから見られる印象が良くなり、慣れてきたら自然と話せるようになるでしょう。

考えすぎてしまう癖を直してみる

自分から話しかけるのがまだ難しい人は、まず考え方を変える練習をするといいでしょう。
周りにどう思われているかなど、気になってしまいがちですが、その悩んでいる時間をポジティブ思考に変えていく練習をしてみましょう。
悩んでいる時間は、精神的にエネルギーが消耗されてそれだけで疲れてしまいます。
いつもはマイナスに考えてしまうことを、視点を変えてポジティブに考えるように心がけてみてください。

感謝の言葉をたくさん使う

「ありがとう」という言葉は世界中のどこに行っても、言った側も言われた側も、心が穏やかになり嬉しい気持ちになりますよね。
知り合いだけでなく、見ず知らずの人に言われても心が晴れる感じがします。
大切な言葉は、恥ずかしがらずに素直に伝えていきましょう♪

聞き手になることも克服する手段

自分から話しかけようと強く思うと、余計に緊張してしまって空回りすることもありますよね。
そんな時は、無理に話さなくても大丈夫。
相手が話をしてくれている時は、聞き手に回って相手の話を上手に引き出してあげるといいでしょう。
良いタイミングで相づちを打ったり、相手に共感してあげると、話している側も気持ちよく話が出来ます。
自分から無理に発言しなくても、相手に与える人見知りという印象はなくなりますよ。

相手の良いところを見つけて褒めてみる

大人になっても人見知りを克服できていない人は、他人を悪く評価してしまうというケースがあります。
「あの人とはこういう所が合わない」「私はこう思うのに相手は違う」などと評価してしまうことで、周囲と距離をとってしまいがち。
相手のマイナス面ばかり見ずに、良いところを見つけて褒めてあげることで、自分も嫌な思いをせずに話せるようになるでしょう。
性格が正反対の人だからこそ、バランスが取れて仲良くできる場合もありますよ♪

人見知りはただの思い込みということも

人見知りはただの思い込みということも

「自分は人見知りだ」と長年思っていても、周りの人に「私、人見知りなんで」って言うと「嘘でしょ!?」とビックリされた経験がある人もいるのではないでしょうか。
それはおそらく、初対面の人とそつなく会話できるから(心を開いているかどうかはまた別)。
接客業や営業など、話さないと仕事にならない場面ではいくら人見知りでも会話をすることはできますよね?
無意識のうちにスイッチが入っているんだと思います。
「私は人見知りだから話せない…」と自分にブレーキをかけてしまうのは勿体ないですよ。

まとめ

大人でも人見知りで悩んでいる人はたくさんいます。仕事では問題ないのに、プライベートとなると人見知りしてしまうなど、人によって人見知り具合は違います。人見知りを克服したいなら、今回ご紹介した克服法の中で、できそうなものからチャレンジしてみてください。