着物を着ている女性って、パッと目を引きますよね。
花火大会やお祭りなどで見かける浴衣姿も、お正月の初詣の着物姿も上品で清楚な印象を受けます。姿勢よく綺麗に着こなしている女性には、同性であっても思わず見とれてしまうものです。凛として着物を着こなしている姿は、大人の女性そのものではないでしょうか。
普段なかなか着る機会のない着物ですが、女性らしく色っぽく見えるので友達の結婚式やお正月などで綺麗に着物を着こなせば男性からのウケもいいですし、彼ママのウケだっていいかもしれません。
でも、中には着物の丈を短く着こなして大股で歩いている女性もいます。歩きやすさを重視していのでしょうが、せっかくの着物をそんな風に来ている女性を見るとひどくがっかりするものです。
日本の着物は、世界中の人からの憧れの民族衣装でもあります。日本人に生まれたのですから、誇りをもって、美しく着物を着たいですよね。
今回は、日本人女性なら知っていて損の無い、着物美人になれるコツをご紹介します。
■髪型はアップが基本
着物と言えば、まとめ髪でうなじを出すのが基本です。成人式のような自分が主役の席であればモリ髪やおくれ毛もいいでしょうが、やっぱり清楚で上品という印象で着物を着こなすのであればきっちりとまとめることをお勧めします。
不思議なもので、背中を出した洋服で髪をアップにするよりも、着物で髪をアップにした方がずっとうなじがセクシーに見えて、目を引くのです。
清楚なのにセクシーになれるって、素晴らしいですよね!
■いつもよりも歩幅は小さく
今は女性でも大股でスタスタと歩く、カッコイイ女性が多いですよね。姿勢よくしっかりと進む女性は輝いていますし、筆者もそういう女性は大好きです。
でも、着物の時は小股でゆっくりと歩く方が綺麗に見えます。着崩れしないように、腰をあまり動かさないようなイメージで、内股に、つま先からすり足気味で歩くことを意識しましょう。ゆっくりと歩くことで穏やかで優しい印象をもたれますし、大人の魅力を醸し出す事も出来るのです。
■腹筋と首は意識して姿勢よく
着物は体形カバーができると誤解していませんか?確かに、寸胴体形の方が着物を着るには向いていると言われていますし、細すぎて着物の中にタオルをたくさん入れる方もいるでしょう。
でも、意外に着物はヒップラインも目立ちますし、姿勢が悪くお腹を出して立っているとすごくみっともないものです。着物を着ている時はいつもよりも腹筋に力を入れて「まっすぐに立つ」ことを意識しましょう。
また、うなじを綺麗に見せる為には首のラインも重要です。首のラインを維持するには、首の筋肉が大切です。といってもジムで首を鍛えるようなことは必要ありません。普段から、ちょっと首の筋肉を意識するようにすれば、あっという間に首のラインが変わってきます。
着物美人になるには、姿勢の良さは外す事のできない項目です。