忘れられない元彼への未練を断ち切りたいなら。つらい失恋への処方箋4つ

忘れられない元彼への未練を断ち切りたいなら。つらい失恋への処方箋4つ

婚活、恋活中の方の中には、以前付き合っていた彼氏を忘れられず、なかなか先に進めない思いをしている方もいるのではないでしょうか。

友人から男性を紹介してもらっても、なかなかその気になれなかったり、何より自分は新しい一歩を踏み出そうとしているのに、どうしても別れた彼のこと思い出してしまったり、出会った相手と彼を比べてしまったり……
いっそ忘れられたら楽なのに忘れられない。

そんなふうに悩んでいる方のために、今回は失恋から立ち直るための方法をまとめてみました。
少しでも皆さんの気持ちが晴れれば幸いです。

 

○無理に忘れようとしない

まず、なかなか難しいのですが、失恋して想いが残ったままの彼について、無理やり忘れようとしないことです。
この無理やり忘れようとする方法がどういったものかというと、
「彼はきっと私のことを最初から好きじゃなかったんだ」
「こういうところが最低だった」

など、彼と付き合っていた間にあった否定的な部分をピックアップして、彼=嫌な人間だった、と記憶を塗り替えることで前に進もうとするのは、あまり有効的な手段ではありません。
そうやって否定的な考えをしているうちは、一瞬吹っ切れたように見えますが、その実、彼との思い出を反芻しているので、余計に恋しくなってしまったりするのです。

また、彼との別れから無理に新しい恋人を探すこともあまりお勧めできません。
別れた心につけるのは新しい恋!といいますが、中途半端な気持ちのままで次の恋を探そうとすると、どうしても別れた彼と比べてしまったり、他の男性のことをまっとうな視野で見れなくなることが多いです。
何でもない時に出会えば素敵な異性なのに、元彼フィルターがかかることで、失うチャンスも多いのです。

踏ん切りの付かない気持ちを自分で無理やり払しょくするより、泣きたいときは泣いて、悔しいときは悔しいと口にする。
そうやって自分の気持ちを真正面から受け止めて、認めることがまずは必要です。

どんなに今、つらくても彼のことをそれだけ私はまだ好きなんだ、と認めてあげましょう。
そしてだからこそ、今とても辛いんだね、と自分で自分を慰めてあげましょう。

 

○とくにかく人と会って話す

少し理屈っぽい話になってきますが、人を忘れるとき、私たちは声から忘れていくそうです。
つまり彼の声が鮮明に思い出せるうちは、まだまだ思い出に囚われていることになります。
なので少し荒療治ですが、友人や家族、知人、職場の人ととにかく話しましょう。

一番良いのは初対面の方とお話しすることです。
新しい人の顔や声をどんどん自分の脳に取り込んでいくことで、段々と彼のデータを朧げにしていく方法です。
失恋したら新しい恋を探すと良いというのは、こういう意味合いもあるのです。

まさか初対面であった人とすぐに恋人になるわけではないですよね?
様々な人と出会い、その中で縁があってお付き合いが始まるわけです。
その過程で出会う人々のデータがどんどん増えていくことによって、徐々に彼という存在があなたの中で思い出に昇華されていくのです。

無理やり恋を探すのと何が違うかというと、無理やり恋を探している場合、「彼を忘れるための恋人を探すという考えに囚われているので、誰を見ても、だれと話しても彼がちらついてしまうので、逆効果なのです。
なので「今日はお友達と女子会したい」など、自分の気分転換の一つとして、彼ではない誰かと会う予定を楽しみながら積極的に立てていくことが重要なのです。

 

○思い出の品を処分する

そうやって少しずつ日々が順調に回り始めたら、彼との思い出の品を処分しましょう。
例えば写真や、買ってもらったアクセサリーなど。

物に罪はないという意見もありますが、あなたの中で彼という存在があまりにも大きいのであれば、思い出の品を処分することで、気持ちの整理をつけましょう。
物は使っているものであればあるほど思い入れが強く残りますし、写真であれば姿が残っているばかりか、楽しかったころの思い出が残っているため見るだけで辛いという方もいるのではないでしょうか。

また、その大事な思い出の品を整理し、処分することで自分の心にも整理をつけるきっかけになります。
ここまでくればあとは時間が解決してくれるでしょう。

 

○自分の心と向き合って、予定を詰めて私生活を充実させる

失恋した相手を忘れる方法、いかがでしたでしょうか。

人の心の問題ですから、必ずしも効く特効薬というものが残念ながら失恋にはありません。
そのため無理やりに忘れようと強硬手段に出ることはあまり望ましくありません。
自分の心と向き合い、元彼との楽しかった思い出や、どれほど彼を愛していたか、また人をそれだけ愛せる人間であるということを認め、受け入れること。
その次は恋愛に依存した生活を脱し、日常を充実させていくことで、自分自身を取り戻していきましょう。

彼がいなかった自分の日常に戻ってみれば、自分の視野で物事を見る目が戻ってきますから、その頃になってくれば新たな出会いを自分自身の目で見つけることができるようになってきます。

少し長い道のりにはなりますが、そのことを時間を無駄にしたと嘆かないでください。
貴方はそれだけの時間を経るほど、その彼を愛することができる人間であるとむしろ誇りに思って、次の恋へ進んでくださいね。