例えば恋人と食事をしているとき、今日一日の出来事を話しているとき、キスを交わすときなど、様々なシーンでコミュニケーションをとる際、相手の目と同時に目線が引かれるのが口や唇ではないでしょうか?
三日月のように綺麗な形をしていたり、ポッテリとした厚い唇をしていたり、口角があがっていたり下がっていたりと、口一つとってもいろいろな表情をのぞかせます。
人相学では口は「生活力•バイタリティ•愛情の傾向」をあらわします。
生活力というのはお金を稼ぐ力でもありますので、口は「金運」にも例えられます。
また、口は「第二の性器」とも言われることから「Hの傾向」を見る事ができます。大きさや、唇の厚さの具合で、相手がどんなHが好みなのかが変わってきます。
気になる方の口元を見て、生活力や愛情の度合いをチェックしてみましょう。
①口が大きい
口が大きいというのは、口の幅を見た時、黒目から垂直に線をおろした線の幅より広いことを言います。
見た目で口元が目立つ場合は、口が大きいと考えてもかまいません。
生活力が旺盛で、バイタリティが強く、何事においても積極的に行動する方です。
特に話すことが好きな方、話し上手な方は口が大きいことが多いです。
お笑い芸人や番組のMCは口元が目立つ事が多いです。
また、このタイプは手のひらが厚い方が多いです。
がっちりとグローブのような手をしています。
②口が小さい
「口が小さい」というのは、両小鼻の幅と同じ幅である事を指します。
普段は口数が少ない事が多いのですが。自分の得意分野では一転、おしゃべりに変わります。
学校や会社でお昼休憩でみんなでおしゃべりしている時、普段は自分から話したがらないタイプなのに、特定の話題では、水を得た魚のように一気に話し出す方の口元を見ると、口が小さい方が多いようです。
付き合い出せば、会話も弾むくらいにはなりますが、それまではあまり自分からは話せないので、打ち解けるきっかけを見逃さないようにしましょう。
ちなみにこのタイプは、手のひらが薄い方が多いです。少し弱々しい印象があります。
③口角が上がっている
口の両端を「口角」と言いますが、口角が上がっている人は、華やかで可愛らしい印象を与える方です。
一時期流行った「アヒル口」は口角が上がり、口先をやや尖らせ、口全体がアルファベットの「w」に見える口の形状で、女子のキメ顔でもてはやされました。
周囲を惹きつけ、自身も社交的に振る舞います。
このタイプは、手のひらが若干小さい方が多いようです。
手のひらが小さい方はどちらかと言えば外向的で、分け隔てなく周囲とお付き合いできます。
④口角が下がっている
口角が下がっている人は、努力家で忍耐強いところがあります。
歯をくいしばる時にどうしても口角が下がるのですが、そういう口の形状をする事が多い人はその形が定着してしまいまうのです。
このタイプは手が大きい方に見受けられます。
引っ込み思案で内向的なところがあるようです。
⑤上下の唇が厚い
唇の厚さは「情の厚さ」をあらわします。上下の唇が厚いということは、情に厚い感激屋さんです。
駅前で募金をしている子供がいたらついつい応じてしまうタイプです。
時に情にほだされて、理性的な判断ができない時がありますので、何かしらの決断をする必要がある時は、感情で判断せず、一度家に持ち帰って考えるのがよいでしょう。
ちなみにHは情熱的で、手を抜くことなく相手を愛します。
手のひらが厚い人は性欲も旺盛なので、さらに情熱的な傾向があります。
⑥上下の唇が薄い
上下の唇が薄い人は、現実思考でクールな人です。情に流されることはなく、あくまで現状を踏まえた上で物事を判断しますので、経理やマネジメントなど実務関係の仕事に向いています。
ただ恋愛でもクールで、素っ気ないと思われるところもあります。
Hは比較的淡白な方が多いようです。もちろん愛し合う気持ちはあるのですが、なんとなく流れ作業な展開で進行します。手のひらが薄い方もこちらのタイプが多いです。
⑦上唇が厚い
上唇は「与える愛」をあらわします。両唇を比べた際に上唇が厚い人は、自分より相手を優先する「尽くし系」です。
周囲から、多少のわがままを言われても、聞き入れてしまうところがあります。
献身的なところがあるので何かと頼られやすいですが、度を越すとおせっかいと思われやすいです。
恋愛においては母性的だったり甲斐甲斐しいところがあり、相手はそれを心地よいと思いますが、かまい過ぎるとダメ男にしてしまうかも?
手のひらを見ますと、指の根元が締まっている方が多いようです。献身的、奉仕的な業種の方に多く見られます。
⑧下唇が厚い
下唇は「受け取る愛」です。周囲に愛情を求め、また、愛情を受け取りやすい人です。
周囲からちやほやされたり、可愛がられたりする方は、しばし下唇が厚い人が見受けられます。
しかし度を超えるとワガママと思われやすいです。
子供がワガママを言って反抗する時、下唇を突き出すしぐさをしますが、それと同じです。
特に、女性はどちらかといえば、下唇が厚い方が、愛される方が幸せだと言われています。
度を超さない程度に少々駄々をこねるくらいの方が、男性には可愛いと思われるようです。
このタイプは、指の根元が広がっています。
どちらかというと利己的。
相手に尽くしすぎることなく適度な距離感を保てる方です。
みなさん、いかがでしたか?
口は目の次に相手に感情を伝える重要なパーツです。
海外の方は、目より口から相手の感情を読み取ろうとするとも言われるほど、口を見れば相手の情報がわかります。
ぜひ気になる方の口元に注目してみてください。